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長谷川泰先生を語る交流会 [2012年03月12日(Mon)]

 3月11日の記念講演の後の交流会の様子です。
 この日、長谷川泰の100度目の命日は、東日本大震災から1年。会の開幕を前にまず黙祷が捧げられました。
 ※当ブログ関連記事【長谷川泰没後100年記念講演】

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長谷川泰を語る会の面々


 冒頭、長谷川泰翁銅像建立の発起人代表、星野伊佐夫県議(新潟県議会)が長谷川泰の偉業を賞賛され、生地への銅像建立の意義をお話しされました。全国の医療関係者と郷土越後から広く御寄付をお願いしたいこと、そしてなにより生地新組地区には「100円でもいいから!」と皆さんからの御寄付を呼びかけられていたのが心に残りました。

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星野伊佐夫県議


 続いては、画家の吉田直治先生(長岡市在住)の作品のお披露目の模様です。
 晩年の長谷川泰は漢詩の中で故郷を桃源郷と喩えたとされます。このたび吉田先生はその心情を墨絵に表してしてくださいました。幅2メートルの大作には、長谷川泰が恋い焦がれたであろう穏やかな農村の雪景色が描かれています。

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桃源郷の絵お披露目


 この日、東京からは来賓として日本医科大学関係者をお招きしています。日本医科大学中央図書館事務室長殿崎正明先生、OBで放射線科の医師であられる山本鼎先生です。ブログ管理人は、この前日にお二方と県内の史跡巡りを御一緒させて頂いています。
 殿崎先生からは力強い応援のスピーチを頂きました。

 その内容は、長谷川泰は民による医学教育の先駆であり官制医学の批判者だったが、国内2校目の官立大学である京大(関西帝大)創始の起案者であることは忘れられない、というものでした。
 喧嘩はするが派閥争いに捕らわれず、国民の健康と医療の発展を第一に置いた長谷川泰の偉さを物語るエピソードです。
 また殿崎先生は、長谷川泰の教え子である日本医科大学、そして同郷である長岡の人たち、一番の当事者の私たちからまず長谷川泰の偉業を全国へ向けて讃えて行きたいと、熱く訴えかけられていました。

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日本医科大学中央図書館殿崎先生


 長谷川泰翁銅像を制作中の峰村哲也先生(長岡市在住)も壇上で紹介されています。峰村先生はこれまで、良寛像、河井継之助像を創られています。その両者無くしては長谷川泰の活躍は無かったといわれますから、この度の銅像をお任せするのに峰村先生こそが又とない彫刻家なのです。
 稲川明雄先生の講演や殿崎先生のスピーチから、長谷川泰の偉大さを再確認されたと話されていました。

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彫刻家峰村哲也先生


【長谷川泰翁像建立のお報せ】

 星野伊佐夫新潟県議会議員を発起人代表とし、生地への銅像建立が進められています。
 長谷川泰を語る会としても、地元新組地区の住人、長岡市民を始め、長谷川泰先生を慕う多くの皆さんから、建立資金の寄付のご協力をお願いしています。
 口数や額は定めておりません。どんなにささやかなものであっても、その温かいお気持ちをできるだけたくさん集めたいと願っています。

   発起人代表 新潟県議会議員 星野伊佐夫
   発起人 長岡商工会議所会頭 丸山智
   発起人 長岡医師会々長 太田裕
   発起人 中央綜合病院々長 吉川明
   発起人 長岡管工事組合長 室橋一司
   発起人 郷土史研究家 稲川明雄
   発起人 燕市長善館研究家 吉田勝
   発起人 新潟県生活衛生同業組合連合会々長 小林弘昌
   発起人 長谷川泰を語る会代表 恩田利平太

<主管>郷土の偉人長谷川泰を語る会
      新潟県長岡市新組町5331-1 電話0258-24-3123(愛輪商事内/事務局)

 【寄付金の振込口座】
 ゆうちょ銀行 00510-9-84951
 加入者名 長谷川泰を語る会
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