慶應義塾と長谷川泰 [2011年06月23日(Thu)]
御当地伝記マンガ「長谷川泰ものがたり」の初版の、大きな修正箇所の報告です。
p111の資料編で、長谷川泰の学歴として慶應義塾(福沢諭吉)と記載されています。 その後、日本医科大学医史学教育研究会に調べて頂いたところ、泰は福沢諭吉から個人的に外国語を学び、後に共に北里柴三郎を助けているように大変に親しい仲だったようですが、学んだ年代が確かではなく慶應義塾を直接の学歴とするのは正確では無いので、第2版からは修正しています。 版を重ねるごとにブラッシュアップし行きましょう! 三田商学研究会編/明治42年(1909)発行の『慶應義塾出身名流列伝』の序盤に長谷川泰が紹介されています。これは特別待遇として出身者の中に名を連ねられたということだそうです。 「慶應義塾入社帳」の筆頭に記されている小林小太郎は、長谷川泰の妻・柳子の兄です。 伊予松山藩士の子で後に文部官僚となりましたが、政界の長谷川泰との関係も気になるところです。 ※当ブログ関連記事 「慶應義塾出身名流列伝」 「愛媛偉人まんが伝」 |