南相馬市へ寄贈 [2011年05月21日(Sat)]
5月19日、福島県南相馬市教育委員会に「長谷川泰ものがたり」が寄贈されました。
県外の教育委員会への寄贈は初めてになります。 災害からの復旧が急がれるこの最中に、あえて他県御当地の伝記漫画を贈ることの意味を考えましたが、漫画のテーマに南相馬市から共感を頂くことができましたので、喜んで寄贈させて頂くことになりました。 漫画には、「済生救民」(広く民衆を救う)というテーマのもとに生きた医学者・長谷川泰の姿が描かれています。 長谷川泰が開いた医学校「済生学舎」を源流とする日本医科大学の医療支援チームが、現在も被災地で活動を続けられています。 南相馬を訪れた長谷川泰を語る会の会員は、中越地震を経験していてさえやはり言葉を失う光景を見たそうです。 早期の復旧・復興をお祈りしております。 ![]() 5月20日には、新潟県南魚沼市への寄贈が行なわれました。 南魚沼市教育長にはお時間を割いていだだき、大変に感謝しております。 南魚沼市には禅寺「雲洞庵」がありますね。幼少の頃の上杉景勝と直江兼続が学んだことで知られています。 (大河ドラマ「天地人」の第1話で、与六が“わしはこんなとこきとうはなかった!”と叫んだあの場所です。) |