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消雪パイプ [2011年01月31日(Mon)]

「消雪パイプ」
スノーダンプ、スノートレー、などと並ぶ雪国の必需設備ですが、新潟県外の方には聞き慣れない言葉でしょう。
これは、道路に埋め込んだ配管に汲み上げた地下水を流して散水し、雪を融かす仕組です。



装置の発案者は、初めて「柿の種」を考案したことで有名な、長岡市の浪花屋製菓の創業者である今井與三郎さん。
地下水が滲みだしている場所には雪がないことに着眼して、知人の工場に製作してもらったのが始まりだと言われています。

素晴らしいのは、今井さんはこの発明を皆さんに役立てて欲しいと考えて、あえて特許の申請をしなかったというのです。
今でも豪雪地帯の克雪は、この消雪パイプが支えています。
<※今年の大雪では地下水が不足して水が出ない場所も多く、酷ければ地盤沈下の被害にも繋がります。必要外の散水は控えて、地域で節水に協力しましょう。>

長岡市WEBサイト「消雪パイプと地下水」
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/dpage/yukky/index.html


ーーちなみに『元祖浪花屋の柿の種』も、商標等の登録をしなかったために、各社で生産されることとなり、現在では全国で愛される代表的な米菓となりました。
(ブログ管理人は、浪花屋さんの缶入りの柿の種を最も愛しています。)
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