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長岡市立科学博物館 [2011年01月21日(Fri)]

長岡市役所の柳原分庁舎内にある、長岡市立科学博物館に取材でお邪魔しました。
長岡市立科学博物館では自然と人文の2つの分野を展示する総合博物館です。
自然系部門としては地学・植物・昆虫・動物。
人文系部門と文化財部門では、歴史・民俗・考古を扱っています。

かつては長岡市役所だった建物の内部は、昭和の趣きがとても素敵です。建物の中央で緩やかにカーブする廊下は歩いてみると面白いですよ。



今回の用件は、以前にこのブログでも書いた長岡藩のもうひとつの「医家・長谷川家」のことです。
科学博物館には、長谷川家にまつわる医学古文書の収蔵が、たいへん充実しているのです。

※当ブログ関連記事
「もうひとつの長谷川家 」

長谷川家の親戚・青柳剛斎が河根川に開いた私塾「菁莪学舎(せいががくしゃ)」で、長谷川泰や入沢達吉が学んだこと。
それと、蔵書の中に長谷川泰の名刺が挟まれていたことについて質問させていただきました。
担当していただいた学芸員は、広井造さんです。来年春、八丁沖古戦場パークに併設される「北越戊辰戦争伝承館(仮名)」の準備でも、新組地区は大変お世話になっている方です。

・菁莪学舎と長谷川泰について
 現在まで門人帳などは見つかっておらず、在塾期間など詳細は分かっていません。
 出典は、昭和12年発行の「三島郡誌」の記述で、そこには東京で長谷川泰の書生だった川上元治郎の名前も門下生にありました。
 また、福井村の長谷川家(長谷川宗済)と大荒戸の長谷川家(長谷川敬斎)の両医家に、親戚関係は確認されていないそうです。

・長谷川泰の名刺について
 博物館に展示はされていないのですが、写真を撮らせていただきました。許可を得ていずれかの資料に掲載させていただきたいと思います。
 同時に人類学者・小金井良精の兄、小金井権三郎の名刺も発見されていたそうです。小金井良精は、東京での進学を長谷川泰が手引きした人です。

以上、長谷川家については活動の中でまた新しい史料が出て来たら報告いたします。
広井さん、ご多忙な中をありがとうございました。

長岡市立科学博物館
http://www.museum.city.nagaoka.niigata.jp/
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