• もっと見る

«「河井継之助と国際法」 | Main | よいお年を!»
<< 2015年03月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
最新の記事
月別の記事一覧
日別の記事一覧
話題の分類
河井継之助のことば [2010年12月30日(Thu)]

長岡の河井継之助記念館館長・稲川明雄先生の新刊「河井継之助のことば」(新潟日報事業社刊)が発売されています。
本の中では、吉田松陰や高杉晋作のような天才ではなく、河井継之助は努力の人であると、稲川先生は語られています。
その継之助の言葉は、戦後長岡の復興にどのような力を与えたのか?そして、現代の私たちが得るものとは?
市内書店や、スーパーマーケット等、各所で販売されていますので、是非お正月にお読みください。

ブログ管理人は、河井継之助に直接の影響を受けた一人である長谷川泰からの目線で読み、感じたところを意訳しながら書き出してみました。(原文の素晴らしさは、どうぞ本でお確かめを!)



一つ
常に弱い者の味方、それも無条件で助ける。強い者にはたとえ道理があっても当たっていじめる。
この性格は実に、長谷川泰と似ています。
同じページで、継之助の特技ロウソク越しの「にらめくらべ」が紹介されていましたが、長谷川泰との初顔合わせの夜にも、これで遊びながら長話を聴かせていたのではないかと想像しました。

二つ
継之助29歳、藩主の前で講釈する栄誉を断ってしまい、出世の道が閉ざされたと嘆く詩の中で、良寛禅師・上杉謙信・酒呑童子を英雄だと書いているそうです。
長谷川泰は、遺書で良寛・上杉謙信・河井継之助を尊敬すると書いています。

三つ
「民は国の本 吏は民の雇」(原文のとおり)
これは、江戸時代に民主主義を予言していたということですね。
長谷川泰は、明治の自由民権運動に参加し、帝国議会議員になると官吏を相手に大暴れをしました。

四つ
「人間はどんなに偉くとも、人情に通ぜず、血と涙が無くては駄目だ」(原文のとおり)
役人に向けて、法が人の心を忘れたものでは、民衆の心が政治から離れてしまうと語っています。
そこで、浄瑠璃本のような人情話も読めと薦めているのでした。
現在の世の中に、大変に当てはまるような気がします・・・。
長谷川泰は、高い学識を持ちながら一方で、善くも悪くも情に突っ走るような人でした。



などなど。
たいへん興味深く読ませていただきました。


稲川明雄先生の新刊は、もう一冊発売されています。
読ませていただいたら、また感想を書きます。
「風と雲の武士―河井継之助の士魂商才」(恒文社刊)
<楽天ブックス/商品ページ>


トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント
Google

Web全体
このブログの中
http://www.pecope.com

ジオターゲティング
にほんブログ村 歴史ブログへ