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《少年・少女》済生救民って? [2010年12月11日(Sat)]

 《少年・少女》カテゴリー。
 長谷川泰先生が一番大事にした言葉、『済生救民』(さいせいきゅうみん)のお話です。

 これは、広く民衆を救うという意味ですが、もっと簡単に言うと「みんなを助ける」ということです。
 良寛が越後の人びとに教えた「あわれみの心」と、とてもよく似ています。

 泰先生が作った済生学舎(さいせいがくしゃ)という学校では、下に書いたように『済生救民』(さいせいきゅうみん)を実行しました。

 ・学生を、出身や身分やお金で差別しない。
 ・学生に、弱い人に味方をする医者になりなさいと教える。
 ・貧しい病人も診断してあげる。

 写真の銅像は、泰先生の亡くなった後で生徒たちがお金を集めて作ったのですが、泰先生本人ならば「銅像なんていらない!」と言ったというのです。
 泰先生は、自分のお金もうけや、いばる事のために仕事をしたことはありません。
 泰先生はいつも、一部の人だけではなく、どうやってみんなを助けるかを考えていました。
 『済生救民』(さいせいきゅうみん)とは、そういう心なのです。
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