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キャラクター案「後藤新平」 [2010年08月28日(Sat)]

後藤新平と長谷川泰は、衛生への取り組みで強力しあう間柄でした。
北里柴三郎記念館では、共に細菌学・予防医学の巨人・北里の恩人として名を連ねています。
ある時、後藤が投獄の目にあうと泰は一策を案じ、監獄内の衛生状況調査という名目で慰問をするという友情も見せています。



明治31年(1898)内務省衛生局長であった「後藤新平」は、時の台湾総督の児玉源太郎の要請で台湾民政局長に就任となりました。
その為の後任として声が掛かったのが、長谷川泰です。
長谷川泰は、官吏という立場が肌に合わずその要請に辟易としていましたが、後藤新平は内閣総理大臣「伊藤博文」を通して更に懇願。
ついに難物長谷川泰を口説き落としたのでした。

親友の石黒忠悳も懸念した通り、内務省衛生局長の任務は困難を極めましたが、このことが国内初の「下水道法」の成立につながります。
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