• もっと見る
« 2006年06月 | Main | 2006年08月»
親の気持ち [2006年07月31日(Mon)]
「親が子を思う気持ちは、いくつになっても変わらない。」
よく聞くセリフですが、最近特にそのことを感じます。

千葉自然学校の夏のキャンプが、今大房で開催されています。
参加者40名。1年生〜6年生までのキャンプです。

参加者の中で、ホームシックがでました。キャンプでは、よくある出来事なのですが、
子どもにとっては生きるか死ぬかの瀬戸際にいるような感覚に襲われるのです。

なんでも、その子はキャンプに来る前に「帰りたくなったらいつでも迎えに来てくれる」という
契約を親と結んでいたようで、帰りたくなったらすぐ帰れると信じていたようです。

親も、初日に子どもと連絡を取らせてくれるよう、事前にスタッフへ連絡していました。
夜9時。やっぱり、きましたホームシック。スタッフは、説得に入りますが、親との約束にはかないません。
親との連絡を余儀なくされました。子どもは、「迎えに来て」とすすり泣き。親も気が気ではありません。
しかし、今から迎えに来ると夜中の11時頃の到着。
スタッフと親とが相談した結果、今日1日は子どもに頑張ってもらうという話になりました。

お父さんから「頑張れ!○○なら、頑張れる!」と力強いコメント。本人も覚悟がついたようで、その日は床につきました。
子どもも、スタッフに涙を悟られまいと、アクビをして涙が出たかのように演技を…。けなげで、いじらしい。悲しい

翌日、元気いっぱいに活動していたようです。

こうして、子は逞しく育っていきます。

親はどんな気持ちで、家で待っているのでしょうか。家
きっと、いろんな想像をし、心が引き裂かれそうになるくらい心配でたまらないかもしれません。

でも、ここは親も踏ん張り時です。子どもを信じて待つことが大切なんだと思います。

まだ、親になったことがないので、想像の世界でしか考えられませんが、1つだけ言えることがあります。

子どももこれから、自分の力で乗り越えなければならない壁にたくさんブチアタル。
その時、親はどこまでソバで手助けすることができるのでしょうか。
最後は、本人の力です。子どもを信じて、見守る強さ。

大人になった今、わが身に振り返り、そんな強さで自分を育ててくれた親に、ただただ感謝です。

非日常のキャンプの中で、子どもの1つ1つの頑張りを寄り添いながら応援していきたいと心が熱くなった瞬間でした。
その子は、このキャンプを乗り越えることで大きな自信をもって日常へ戻ることでしょう。そして、親に感謝する日がいつか…。キラキラ

(かたおか)















里海日記vol2 [2006年07月16日(Sun)]

海が大好きな里海と母は、毎日お気に入りの浜に出かけます。

漂着しているオモチャスコップで砂を掘ったり、
波で崩される穴を見て大声で笑ったり、
ときには、砕ける波の音に驚いて
走り寄ってきたり、

海の楽しさと怖さを小さいながらに感じているようです。
比べるのはおこがましいですが、
きっとレイチェルカーソンもそんな気持ち
だったんじゃないでしょうか?

多くの大人が忘れてしまった
自然への畏敬の念や感謝の気持ちは
きっとこんな経験を重ねながら育つことで
育まれてきたはずです。

自然体験の重要性を再認識しつつも
「ずーっと一緒に海にこようねー♪」
などど娘に話すただの親ばかなのでした。

(ジンボ)
海人デビュ〜♪ [2006年07月15日(Sat)]
寮(逢島荘)の眼前は海。いつもは、静かな内房の豊岡海岸ですが、
海開き後の連休初日ということもあって、今日は海水浴客で賑わっていました。

近くに住む者として、ここはやはり海に入って泳がねば!という気持ちに掻き立てられ、
研修生のそり(反町さん)と共に海にマミレテきました。泳ぐ

海で泳ぐとなると、どうしても学生時代の「遠泳」を思い出してしまいます。水泳実習の中で、隊をなしてひたすら泳ぐのです。休憩時には、船から氷砂糖が投げ込まれ、立ち泳ぎで口に
頬張った記憶が…。

さておき、そりは、人生において2度目の海水浴。「しょっぱ〜い!」を連呼。見る海とは異なり、海水の温度・波の勢い、そして海の味を満喫したようです。海のソバにせっかくいるのですから、海を満喫しないと♪
↑そり
海の楽しさを伝えるためには、まず自分が楽しまなくては!さてさて、今度の休みは海でなにをしようかな。目指せ!海人!キラキラ
   (かたおか)