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びわ [2006年06月20日(Tue)]
ここ富浦はびわの日本一の産地。
今日の夕食に、びわがデザートでつきました。
この時期限定で、希望する学校がオプションでつけることができます。
みずみずしさと甘さがあって、旬の味です。


昨年、縁あってびわ農家さんの収穫手伝いをしました。
山の斜面で育てる「露地びわ」は、収穫にも一苦労。
農家さんは70歳を過ぎたおじいさんでしたが、
その身軽さはすごい!
ひょいっとびわの木にのぼり、桜の枝の曲がりを利用した
「かぎんぼ」と呼ばれる木の枝で、びわがなる枝先をたぐりよせ、
丁寧に収穫していきます。
そしてもいだびわは、枝に下げたかごに入れていきます。

私は、そのかごがいっぱいになる頃を見計らい、新しいかごと交換し、
びわをひとつひとつ、山から下ろすための少し大きめのかごに移して
いく作業の担当。ひたすらこれを1日中つづけました。
途中、ノウサギがドタドタっと大きな音をたてて横切っていき・・
なんともいえない満たされた時間でした。

今は「ハウスびわ」が店先に並んでいます。
「露地びわ」は、今年は例年より遅く、今月末くらいに出始める模様です。
ぜひみなさま、富浦のびわをご賞味ください♪
(ほしの)
短冊のススメ [2006年06月19日(Mon)]
7月7日は七夕。
ちょっと早いですが、少年自然の家のエントランスに
七夕飾りをはじめました。
この笹は、千葉自然学校の里山教育のフィールドである山から、
昨日刈ってきたものです。
見つけた子ども達が、早速短冊を作っていました。

「先生みたいにサッカーがうまくなりますように」
「家族が健康にくらせますように」
「てつぼうができるようになりますように」
「金がもうかるように」・・なんてゆうものも・・笑顔

「最後まで心が折れない方が勝つ。」
ジーコ監督は、昨日のクロアチア戦を前にしてこう言ったそうです。
選手達も昔、「サッカー選手になりたい」と強く願う少年だったことでしょう。
技術・体力をつける日々の鍛錬と努力。
そして最後まで「あきらめない」強い気持ち。
長い年月の中でも、この1試合の中でも、あきらめたらそこで終わり。

願うことと信じること。そして努力。
子どもの時も、今の等身大の「自分」でも、それが大事なんだと
短冊に書く「願い」に真剣に頭を悩ませながら実感しています。

ですから、大人のみなさん!
子どもの頃のように、ぜひ短冊を書いてみませんか?
願うことから、すべてがはじまるのですから星

(ほしの)
蝶の季節 [2006年06月16日(Fri)]


少年自然の家は、南房総国定公園大房岬にあります。
春から夏へ。岬はちょうちょが軽やかに飛び交う季節になりました。
写真はアオスジアゲハ。
蜜を吸うのに夢中で油断しているところを、携帯カメラでパシャ。
「つどいの広場」がお気に入りです。
さあ、みんなでちょうちょ探しに出かけましょう音符
(ほしの)
もったいない [2006年06月02日(Fri)]
 先日、少年自然の家の倉庫の中にバーベキュー用の網や鉄板がたくさん置いてありました。聞いてみるとボイラー職員の方が持ってきてくれたものでした。
この方は地元の多田良地区の方で、長年、ボランティアで地区の漁港周辺の清掃活動をされています。
夏の時期、漁港でバーベキューをした人たちが一度使っただけで放棄してゆくのだそうです。
(もちろん、禁止されていて看板も設置されています。)
注意しても言い返されて
回収しても次から次へと放置されるとのことでした。

「もったいない」この言葉とその意味を世界中に広げようという
動きがある一方で、このような現実があることはとても悲しいことです。
子どものしつけより、大人のしつけをしなくてはいけないんでしょうか?
わたし自身、もう一度自分の生活を見つめ直してみようと思います。
常に考え続けることが大切ですね。

ちなみに、網と鉄板は、サビを落として磨き
大房岬少年自然の家やビジターセンターで使わせてもらいます。
夏のシーズン子ども達と笑顔と共に活躍することでしょう。
(じんぼ)