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全国・宮城県内・多賀城市内のNPO法人数(2024年12月版) [2025年01月31日(Fri)]
こんにちは、スタッフのおがさわらです。
毎月恒例、全国・宮城県内のNPO法人数のお知らせです。

NPO法人とは特定非営利活動促進法に基づいて設立された法人です。
したがって、ここで紹介する法人数はあくまでNPO法人格を持っている団体の数であり、一般社団法人など他の法人格を持つ団体や、法人化していない団体も含めますと、NPOの数はさらに多くなります。

★NPO法人の数★
全  国:49,580法人
     ※2024年12月末日現在
     ※前回の記事時点と比較して:−2
宮城県内:780法人
     ※2024年12月末日現在
     ※前回の記事時点と比較して:+2
○このうち、
仙台市は382法人
     ※2024年12月末日現在
     ※前回の記事時点と比較して:+2
多賀城市は9法人
     ※2024年12月末日現在
     ※前回の記事時点と比較して:±0

☆多賀城市内のNPO法人☆(多賀城市内に主たる事務所を有する団体)
多賀城市民スポーツクラブ
・愛護福祉環境対策研究所
・地球の楽好
・パーフェクトキューブ
・日本防災ネットワーク協会
いのちのパン
ドラムカフェ
・結
ライトワーカー宮城

※前回の記事は こちら をご参照ください。

☆参考☆
みやぎNPO情報ネット
宮城県公式ウェブサイト NPOのページ
内閣府NPOホームページ
Posted by 小笠原 at 16:25 | NPO法人の数 | この記事のURL | トラックバック(0)
2月7日(金)の多賀城LUNCHトークは「不登校」!今ここからできること [2025年01月28日(Tue)]
みなさん、こんにちは。
スタッフの川口です。

今日は2月の多賀城LUNCHトークについて、ご紹介します!
多賀城LUNCHトークは毎月1・2週目の金曜日のランチ時間に開催しているイベントです。
気軽に集まり、お話を聞いて、つながる場をつくる場です。
毎回、さまざまなテーマで開催していますが、

今回のテーマは「不登校」
多賀城で活動している3人から、お話をうかがいます。

チラシ画像.png


そもそも「不登校」って問題なんでしょうか?
もしかすると自分らしく生きることの意思表示なのかもしれません。
とはいえ、家族の心配はつきませんし、どう声をかけたらよいか、どう接したらよいかわからなく迷うこともあるかもしれません。

今回、多賀城で活動しているみなさんから、不登校の現状や課題、わたしたちができることをお話いただきます。

チラシには載っていないのですが、ゲストに「たがじょう子どもの心のケアハウス」を運営しているNPO法人アスイクの福冨優さんにも急遽ご登壇いただくことになりました!

一般社団法人manaco 共同代表中野柊一郎さん、元高校教諭で子どもたちや保護者の相談を受けている郡司宏貴さんの3者トークです!

子育て中のみなさんはもちろん、そうでない世代の方もぜひご参加ください。
みなさんが描いている「不登校」のイメージが変わるかもしれません。

日 時:2025年2月7日(金)12:05〜12:50(11:45開場、13:15まで利用可)
場 所:SHARE LOUNGE多賀城     
     (多賀城駅より徒歩1分・図書館のビル2階)
ゲスト:郡司宏貴 × 中野柊一郎(一般社団法人manaco) × 福冨優(たがじょう子どもの心のケアハウス)
参加費:無料(フリードリンク利用の場合のみ440円) 
※ラウンジ内飲食自由ですので、昼食ご持参でご参加ください
申込み:申込フォーム https://forms.gle/dBoasoSbm23BqLi27
    電話(022-368-7745)、窓口

ゲスト:
郡司宏貴
1959年生まれ。多賀城市東田中在住。
元高校教諭。「高崎こども食堂らっこ広場」副代表として活動するかたわら、不登校生徒やその保護者の相談にのる活動を行う「ここえな」を主催。

中野柊一郎
一般社団法人manaco共同代表。宮城県仙台市出身、26歳。
宮城教育大学在学中に宮城県内でmanacoを創業し、現在は宮城県の子どもの居場所づくりや教員志望の大学生のサポートなどに取組む。

福冨 優
NPO法人アスイク。たがじょう子どもの心のケアハウスのスーパーバイザー。栃木県出身、43歳。NPO法人アスイクでは、生活困窮世帯の子どもたちへの学習サポートの担当を経て、現在は不登校・ひきこもり支援事業やこども食堂を担当している。

【ブックレビュー】市民活動家は気恥ずかしい だけど、こんな社会でだいじょうぶ? [2025年01月25日(Sat)]

こんにちは。スタッフのあさのです。
毎週土曜は市民活動のお役立ち情報をお届けします。本日はスタッフによるブックレビューです。


罫線 三つ葉.png


「市民活動家」は気恥ずかしい

だけど、こんな社会でだいじょうぶ?


著 者:小竹雅子
発行所:株式会社現代書館
発 行:20231015


〇市民活動のはじまり

著者の小竹さんは北海道の豊かな自然に囲まれて育ちました。1979年にパートナーと東京に移り住んだのを機に「障害児を普通学校へ・全国連絡会」の「連絡先」として担当を引き受けることになったそうです。


それまで障がいのある人と直接関りがなかったという小竹さんでしたが、会報の発行や電話相談、講座の企画など連絡会の活動に尽力します。そして、連絡会で出会った人たちから障がい者の現状について話を聞きながら障がいへの理解を深めていきます。


連絡会のボランティアに来ていた母親たちのわが子の障がいを受け入れ、親がいなくても子どもが自立できる世の中にしていこうと奮闘する姿を見て、母の強さを感じたと小竹さんは当時をふりかえります。



〇市民福祉を考える

10年間続けた「連絡先」としての活動を終えた小竹さんが次に携わったことは、高齢者問題でした。介護保険法成立後に「介護問題ホットライン」という電話相談を開設し、高齢者分野の市民活動に従事することになりました。介護保険制度の勉強を進めていくと次第に「本当に利用者本位の制度なのだろうか」と疑問を抱くようになり、高齢者に必要な支援について考えていくようになります。


その後、市民福祉サポートセンターの発足にも関わり、2003年からは個人で介護保険制度の情報を発信する「市民福祉情報オフィスハスカップ」をスタートさせ、メールマガジンの配信や介護セミナーの開催、電話相談など幅広く活躍しています。




fruit_haskap_hasukappu.png




〇ささやかなはじっこの市民活動

小竹さんは自身の性格を「昔から落ち着いた性格で、競争心や闘争心もうすかった」と回想していますが、これまでの活動の軌跡をたどっていくと「互いに相手を思いやり、共に暮らせる社会にしたい」という小竹さんの静かな情熱が活動の原動力となっていたように感じます。


「病気や障がいの当事者が主張できないことは、周りにいる人が我慢せずに主張すればいい。これからもささやかなはじっこの市民活動を続けていく」と小竹さんは本書の最後に記しています。




こちらの本は「たがさぽ文庫」の新刊図書のコーナーにあります。市民活動の始めの一歩を踏み出してみたいと考えている方におすすめの自伝エッセイです。ぜひお手に取ってご覧ください。


罫線 三つ葉.png



多賀城市立高崎中学校レポート 総合的な学習の時間で市民活動団体4団体が授業をしました! [2025年01月24日(Fri)]

こんにちは。

スタッフの川口です。

今日は昨年9月に行われた高崎中学校での市民活動団体を招いての授業の様子と、発表会についてレポートします。


高崎中学校の先生から総合的な学習の時間についてのご相談をたがさぽにいただきました。

テーマは「ユニバーサルなまち」「環境」「食」「防災」など、地域活動している人たちのお話を聞いて、生徒が個人的に調べを進めていく授業です。


9月9日(月)は4団体が高崎中学校を訪れ、3年生の各クラスで講話を行いました。


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多賀城視覚障害者福祉協議会の佐藤さんは、目が不自由な人がどのように道を覚え歩いているか、どのようなことに困りごとがあるかなどを話していました。声がけも「大丈夫ですか?」ではなく、「なにかしましょうか?」の方が頼みやすいそう。


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セブンピーチプロジェクトの久保田さん。海の環境問題につい3つのポイントに絞って話がありました。

およそ30年後の海では魚よりプラスチックごみの方が多くなるだろうと予想されること、16,000回も波に打たれると5o以下のマイクロプラスチックになるということ、それを魚が食べ、人間が食べ、体外に排泄されているという事実をクイズ形式にして伝えていました。生徒からは、きれいな海を守るためにゴミはちゃんとゴミ箱に捨てることを実践したいという声があがりました。


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高崎こども食堂らっこ広場の郡司さん。子ども食堂についてや食の安全についてのお話がありました。

らっこ広場は、学生から高齢の方まで幅広い年代のボランティアや、スーパーや飲食店などから寄付される食材など、地域のさまざまな協力を得ながら運営をしています。子どもだけでなく、関わる大人も元気をもらえる場になっているとのことです。


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NPO法人筋強直性ジストロフィー患者会の佐藤さんは、車いすユーザーです。

「ユニバーサルデザインについて知っていますか?」の問いに、知っていると挙手する生徒もいました。またヘルプマークについても、電車でヘルプマークをつけている方がいたら声掛けをしてみてください。もしかしたら立っているほうが楽な方もいるので、断られるかもしれませんがまずは声掛けを、とのこと。


真剣にゲストのお話を聞いていた生徒のみなさん。4つの話を軸に、自分たちでテーマを決めて調べ、11月発表会を行います。ゲストのみなさんにも真剣さが伝わっていたようでした。

スクリーンショット_24-1-2025_12041_www.tagasapo.org.jpeg

2023年発行の「Tagajo Sustinable Relationship(多賀城から、だれも取り残さない地域を目指し、持続可能な関係性を探るための報告書)Vol.3」を、担当の先生が見てくれたのがきっかけでした。地域の課題を知り、自分で調べ、行動を起こすきっかけになればとご相談いただきました。


高崎中学校のみなさんが、どう感じ、どのようなことに課題意識をもち、どのようなことを調べて、考えるのかとても楽しみです。

今後、市民活動団体のみなさんの活動に参加したり、日常の出来事と今回の話が結びついたりすることで、自分事として今後も学びが深まっていただけたらうれしいです。


「Tagajo Sustinable Relationship  多賀城から、だれも取り残さない地域を目指し、持続可能な関係性を探るための報告書 Vol.3」はこちらからご覧いただけます。


”たがさぽ文庫”新入荷図書のご紹介 [2025年01月18日(Sat)]
こんにちは。スタッフのさいじょうです。

たがさぽの貸出図書 ”たがさぽ文庫”の新入荷図書のご紹介です。
皆さんの市民活動を応援するさまざまなジャンルの本が追加になりました。
現在、たがさぽの1Fエントランスでは新入荷図書の展示をしています。

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本日は、その中から、いくつかピックアップしてご紹介させていただきます。

本稼ぐNPO 利益をあげて社会的使命へ突き進む

著 者:後房雄 藤岡喜美子

発行所:株式会社カナリアコミュニケーションズ

発売日:20165


多くのNPOはどのように収入を得ているのでしょうか。会費、寄付金、助成金、補助金等さまざまな資金源がありますが、安定した運営を続けていくためには継続的な収入を確保する必要があります。この本のテーマは「稼ぐNPO」です。収益を団体の活動を支える重要なツールとしてとらえ、NPO型ビジネス・モデルを構築し、事業型NPOへと成長する秘訣が提示されています。

本自分を活かせるプロボノ、始めてみませんか? マンガでわかる ちょこっと社会貢献

著 者:上村彰子

出版社:小学館

発 行:20234


近年、新しい社会との関り方として広がりを見せるプロボノ。プロボノとは、職業上のスキルや知識、趣味や得意分野を活かしたボランティア活動のこと。

この本は、さまざまな境遇の3人の主人公がプロボノと出会い、仕事以外のやりがいや居場所を見つけるまでの過程が描かれています。それぞれが新しい世界に飛び込み、自分にしかできない貢献の方法を見つけていくストーリーに勇気をもらうことができます。

本災害支援手帖

著 者:荻上チキ

発行所:木楽舎

発 行:20163


災害大国である日本。災害に対する備えにもいろいろありますが、この本に書かれているのは「支援する側としての備え」。お金での支援、物品での支援、情報での支援、行動での支援など、実際に被災者の役に立った事例が紹介されています。今後の災害支援へのヒントになりそうな、NPO団体やボランティア、行政職員などによる支援の成功例・失敗例も満載です。災害時に「何かしたい」と考えている方へ、おすすめの1冊です。

本推しの公園を育てる! 公園ボランティアで楽しむ地域の庭づくり

著 者:椛田 里佳・跡部徹(一般社団法人みんなの公園愛護会)

発行所:学芸出版社

発 行:20245


近所にある小さな公園から、森林公園、運動公園まで、日本には11万以上の公園があります。地域の「庭」としての憩いの場である公園を守るため、多様な人が多様な活動を行い、お手入れを楽しみながら公園を育てています。この本は、ボランティアで公園づくりを行っている複数の事例と、公園でボランティアを行うにあたってのノウハウやコツ、楽しく続けるためのアイデアなどを紹介しています。

他にも展示してありますので、ぜひご来館の際にちょっと足を止めてご覧いただければと思います。

※たがさぽ文庫の利用登録、貸出は無料です。

たくさんのご利用、お待ちしています!
環境問題に取り組む高校生の活動を紹介します! [2025年01月16日(Thu)]
こんにちは。スタッフの小林です。

たがさぽで発行している情報誌tag103号誌面〜身近なところから考える地球環境〜でセブンビーチプロジェクトが行っているビーチクリーンを紹介しました。七ヶ浜町で毎週清掃するビーチを変えて活動しており、それ以来私個人的にもビーチクリーンに参加して海ごみを減らすことを意識してきました。先日一緒にビーチクリーン活動をしている人から、環境問題に取り組んでいる高校生の活動をもっとたくさんの人たちに知ってほしいという話を聞きました。

こちらから tag103号


今日は宮城県白石高等学校の環境ゼミ

「仙南の海洋ごみ問題班」を紹介します

1、2 年生の生徒が総合的な探究の授業の中で行っているゼミ活動のひとつです。
仙南の海洋ごみ問題について調査をしています。

海ごみをどうやったら減らすことができるか?ということをテーマに、亘理の荒浜でごみの量や種類の調査をしながら拾い箱を設置する取り組みをしています。

ひらめき拾い箱とはひらめき
家庭ごみなどではなく海岸に流れ着いたごみ専用のごみ箱です。海を訪れた人にごみを気軽に拾ってもらうことで海岸をきれいにすることを目的としています。

現在2年生9人のメンバーで活動しており、1年生がいないそうです。
このままではゼミの消滅が懸念されます。ゼミを引き継いでいく生徒を募集中です!
どんな想いで活動をしているか、一部の生徒さんからお話を聞いてみました。

★ゼミに入ったきっかけ
〇水辺の環境に関心がありました。海のごみが多いことに驚きました。海洋ごみ問題についての深刻さがまだまだ伝わっていないと感じています。
〇海洋ごみ問題についてテレビを見て知りました

★活動をしていてよかったことは何ですか?
〇拾い箱設置のポスターを作成し、地域の方に広報の協力をお願いしています。地域の方から「いいことをしているね」と褒められるのがうれしいです。
〇拾い箱の広報に力を入れている自分たちの姿を見て協力してくれる人が現れて、活動していてよかったと思いました。
〇イベント参加など学校の外に出ていく経験ができました。他でビーチクリーン活動している人たちとのつながりが生まれました。

★これから取り組んでいきたいことは?
〇2023年に設置した拾い箱を継続していくための仕組みを作っていきたいです。
〇もっとたくさんの人たちに私たちの活動を知ってもらいたいです。

★メンバーからのお知らせです
3月上旬に荒浜でイベントを開催予定です。詳細はまだ決まっていないとのことですが、小学生を対象にゲーム感覚で海洋問題が学べるワークショップを考えているそうですよ。どんなイベントになるのか今から楽しみです!ぜひInstagramの投稿をチェックしてみてくださいね!

こちらからチェック!  Instagram


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Posted by 小林 at 17:52 | 団体紹介 | この記事のURL | トラックバック(0)
多賀城LUNCHトークレポートE「みんなが知らない 宮城県ココがすごいよ話」 [2025年01月14日(Tue)]
こんにちは。スタッフ川口です。
本年もよろしくお願いいたします。

さて、今日は1月10日(金)に行われた2025年はじめての多賀城LUNCHトーク、

「みんなが知らない 宮城県ココがすごいよ話」

をレポートします。

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ゲストは日本史研究者ほか、防災や多文化共生など幅広い分野で活躍されているJ.F.モリスさんでした。2刀流でなく、3足の草鞋を履いているというモリスさんが思う、宮城県のすごいことはどこだったのでしょうか?

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J.F.モリスさんは、オーストラリア生まれ。国立大学で日本語を専攻し、1974〜1984年まで東北大学文学部国土研究室(当時)に留学。そこで江戸時代の仙台藩について研究されました。当時、大学院には仙台藩を研究する研究者はほとんどおらず、広い視点と日本での経験から東北に興味を持ち研究されました。宮城学院女子大学名誉教授、東北大学災害科学国際研究所特任教授です。3.11を経験し、災害後の被災者に対する心理社会的支援についてや多文化共生についても研究されています。


モリスさんが宮城県ですごいと思うものとは、

「多文化共生社会の形成の推進に関する条例」です。

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この条例は2007年(平成19年)の7月に制定されました。条例は浅野知事が提唱し、村井知事になり完成しました。県議会では満場一致で可決され、会派を超えて支持されたそうです。

条例の理念(抜粋)

〇第三条 多文化共生社会の形成の推進は、豊かで活力ある社会の実現には国籍、民族等の違いにかかわらず、次のことが必要であることを旨として行わなければならない

・個人の尊厳が重んぜられること、個人の能力を発揮する機会が確保されること等により県民の人権が尊重されること
・県民が地域社会の対等な構成員として地域社会における様々な活動に主体的に参画すること
多文化共生社会の形成の推進は、県、市町村、事業者、県民党の適切な役割分担の下に協働して行わなければならない。…などなどあります。

  ※詳しくは→第3期宮城県多文化共生社会推進計画 - 宮城県公式ウェブサイト

外国人労働者がたくさん日本で暮らすようになり、取り上げられることも多くなってきた印象ですが、15年前にこのようなすばらしい条例が宮城県にあったことに驚きました。

「多文化共生」とは日本独自の考え方であるそうです。ほかの国では多文化多民族主義などの考え方もありますが、お互いの違いを認めつつ共に生きることであり、社会参加が前提にある考え方です。

人口減少が加速している日本ですが、2050年には人口が3,300万人の減少するといわれています。在留外国人が日本の総人口の2.89%くらいです。地域住民として増え続けている外国人等への対応への政策はないため、地域や地方自治体にゆだねられているのが現状です。

その指針となるのが「多文化共生」であることを学びました。


〇参加者の感想〇
「多文化共生の条例を初めてしりました。人としてグローバルに外国の方のことを理解して共生していきたいと思いました」

「多文化共生という言葉のもつ様々な要素に気づかされました」

「宮城県の政策がナゼ外国人に対して???と思っていたのですが、今回参加して少しわかった様に感じます。大学の授業並みに貴重な経験でした。もっと多くの方に聞いてもらいたかったです」

「多様性は向かうべきものでなくもう向かっていること。所属やアイデンティティの今までの考え方を広げなければと感じました」

*******************************

さて、2月の多賀城LUNCHトークは、多賀城で不登校の課題に取り組んでいる郡司宏貴さんと一般社団法人manacoの中野柊一郎さんが登場します!

多賀城LUNCHトークF「不登校の現状、今ここからできること」

多賀城LUNCHトークF_チラシ (HP用).jpg

日時:2025年2月7日(金)12:05〜12:50(開場11:45)
   ※11:45〜13:15までご利用いただけます
場所:SHARE LOUNGE多賀城
   (多賀城駅より徒歩1分・図書館のビル2階)
ゲスト:郡司宏貴さん×中野柊一郎さん(一般社団法人manaco)
    ×福冨優さん(たがじょう子どもの心のケアハウス/NPO法人アスイク)
参加費:無料(フリードリンク利用の場合のみ440円)
   ※ラウンジ内飲食自由ですので、昼食ご持参でご参加ください
申込み:申込フォーム(https://forms.gle/dBoasoSbm23BqLi27)、
    電話(022-368-7745)、窓口 
「多賀城みんなの地域学IV〜旭ヶ岡の今は昔〜」の展示&トークショー [2025年01月13日(Mon)]

こんにちは。スタッフの金子です。


地域の人が自分の住む地域のことを知り、地域の魅力を地域の人が発信する「多賀城みんなの地域学」

自分の暮らしているまちだけど、知らないこと、新しい発見はたくさんあります!また、若い世代や新しくまちに転入してきた人にまちの歴史を伝えたりすることで、まちに関心を持つ人が増えるかもしれません。


今回の多賀城みんなの地域学IVは「旭ヶ岡の今は昔〜海軍工廠・米軍ハウス・東北電力学園・東北学院大学〜」の展示&トークショーを行います。


(ちらし)多賀城みんなの地域学 .png


旭ヶ岡地区は、現在東北学院大学跡地の建物の取り壊しが行われていますが、東北学院大学の前は米軍の住宅があったり、海軍工廠があったり、たがさぽの場所には東北電力学園があったり、新しく移り住んできた人たちは知らない旭ヶ岡があります。


旭ヶ岡在住の米倉さんが昔の多賀城の思い出を絵として描き残しています。

米倉さんは94歳。80歳から絵を描き始めていますが、その絵はとても忠実に昔の多賀城を残しています。今回はその貴重な絵をお借りして、絵の展示を行います。


また、米倉さんの絵をヒントに、今は昔これまでの旭ヶ岡の歴史を旭ヶ岡町内会の町内会新聞で旭ヶ岡の歴史を調べている富田さんをまじえて、みなさんと旭ヶ岡の今と昔を辿るトークショーを行います。


新しく旭ヶ岡に移り住んで来られた人はもちろん、昔から旭ヶ岡に住んでいる人も懐かしい思い出や忘れていた記憶が蘇るきっかけになるかも!?

ぜひ、昔の旭ヶ岡について知っていること、覚えていることがある方の情報もお待ちしております。お気軽にご参加ください。


*昨年6月の地域学(八幡沖区)の様子はこちら

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3437



多賀城みんなの地域学IV

「旭ヶ岡の今は昔〜海軍工廠・米軍ハウス・東北電力学園・東北学院大学〜」

*展示

日 時:2025120()228日(金)

会 場:多賀城市市民活動サポートセンター 3Fギャラリー

※開館時間内(水曜日休館)・申込不要・ご自由にご鑑賞ください。


*トークショー

日 時:2025211日(火・祝)14001530

会 場:多賀城市市民活動サポートセンター 301会議室

参加費:無料

申 込:フォーム、電話、窓口にて

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbfrujyEx_BE6LxLGMXb8oivuaLYAUhN75o-RfNxyzEdObQA/viewform?usp=sf_link

本日より開催!さをり織りにふれる3日間 [2025年01月11日(Sat)]
こんにちは!スタッフの伊藤です。

本日1月11日から、たがさぽ3階交流サロンでは「さをりひろば余暇よか」のイベントが開催されます。

「さをりひろば余暇よか」は、さをり織りを通し自ら作り出す喜びを得られる場、子どもから大人まで互いに認め合い一人ひとりが自分のよさを発揮できる場を提供することを目的に活動している団体です。
代表の大浪さんは特別支援学級の生徒と余暇活動として「さをり織り」行っていた経験から、教員退職後、団体を立ち上げたそうです。

このイベントは、団体のメンバーが1年間取り組んできた作品を発表すると共に、はじめての方にも織りの楽しさを知っていただきたいという思いで行っています。
さをり織りについて説明を受けながら織り体験のできるワークショップもありますので、この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!

さをりひろば余暇よか 作品展&販売会&ワークショップ
日 程:2025年1月11日(土)〜1月13日(月・祝)
時 間:9:00〜16:00
会 場:多賀城市市民活動サポートセンター 3階交流サロン
内 容:さをり織り作品展、さをり作品の販売、さをり織り体験(1時間500円)

 IMG_5663.JPG IMG_5664.JPG
   昨年のワークショップの様子        昨年の展示の様子


また、たがさぽでは「団体の活動を多くの市民に知ってもらいたい」「市民同士の新しい繋がりを作りたい」「市民みんなで地域のことを考える場をつくりたい」などの思いがある方に、イベント会場としてフリースペースを貸し出ししております。

ご興味のある方は、たがさぽスタッフにお声がけください!
2/9(日)「多賀城のまちの未来を描くフューチャーセッション vol.2」開催 [2025年01月10日(Fri)]
みなさん、こんにちは。
スタッフのなかつです。


多賀城のまちのよいところ、気になるところをあれこれ話す中からアイデアを生み出し、実現させていく場多賀城のまちの未来を描くフューチャーセッション

2回目となる今回は「コミュニティの未来を描く」をテーマに、ゲストに荒井まちのわ図書館や多世代交流複合施設「アンダンチ」の運営に携わる福井大輔さんをお招きします。

 荒井まちのわ図書館 https://machinowa.machius.com/
 アンダンチ https://andanchi.jp/

昨年12月に、ゲストの福井さんとの打ち合わせのため、荒井まちのわ図書館とアンダンチにおじゃましてきました。
どちらも世代を超えて地域の人が気軽に集まれる場。

福井さんの取り組みを伺い、いろいろな人が混ざり合う中で、地域への多様な関わり方を見出し、担い手を増やしていく未来のまちの姿を描きながら、参加者同士で思いをふくらませていきませんか。

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アンダンチのようす

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ヤギが迎えてくれました



多賀城のまちの未来を描くフューチャーセッション vol.2


フューチャーセッションチラシ.jpg

フューチャーセッションチラシ.pdf


多賀城フューチャーセッションとは
多賀城のまちのよいところや気になるところ、気になるキーワードを持ち寄り、「こうなったらいいな」という未来の姿を描きながら、実現に向けたアイデアを出し合います。参加者同士、多様な意見を聴きあうことで、新たな気づき、アイデア、関係性、取り組みなどを生み出していこうという場です。

今回のテーマ「コミュニティの未来を描く」
分野や世代を超え地域に開いたコミュニティづくりに取り組むゲストの話を聞き、いろいろな人が混ざり合う中で、地域への多様な関わり方を見出し、担い手を増やしていく未来のまちの姿を描きながら、参加者同士で思いをふくらませていきます。

プロフィール写真 福井.jpg

ゲスト:福井大輔さん 特定非営利活動法人まちあす代表理事
1983年宮城県塩釜市生まれ。宮城県仙台第一高等学校、早稲田大学スポーツ科学部卒。
住友商事東北株式会社に勤務後、2013年10月に株式会社未来企画の代表に就任し、地域と共に歩む福祉事業を展開。2015年に小規模多機能ホーム「福ちゃんの家」、2018年には多世代交流複合施設「アンダンチ」を開所し、地域共生を目指した開かれた介護・福祉の形を提供。
令和元年度 仙台市の「四方よし」企業大賞の受賞を通じ、地域社会への貢献が評価される中、仙台市の福祉経営者と共に「特定非営利活動法人まちあす」を設立し、代表理事を務める。福祉人材の育成と福祉を起点とした地域づくりに取り組む。
2021年より「公益財団法人地域創造基金さなぶり」「特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンター」の理事に就任。


多賀城のまちの未来を描くフューチャーセッション vol.2

日 時:2025年2月9日(日)14:00〜16:00
会 場:多賀城市市民活動サポートセンター 大会議室
参加費:無料
定 員:30人(先着順)
    多賀城に関心のある方ならどなたでも参加できます!
内 容:@ゲストによるトーク A参加者同士のディスカッション
申込み:申込フォーム・電話(022-368-7745)・窓口にて


地域から聞かれる「担い手不足」のお悩み。
これからの地域は、さまざまな主体が連携して取り組むことがカギになりそうです。
また、なかなか先が見通しにくい状況だからこそ、「こんなまちで暮らしたい」という想いを、ふくらませてみませんか。
自分がかかわるコミュニティ・地域のこれからの姿を考えてみたい、これからつくっていたいと考えている、NPO、自治会・町内会、当事者、福祉施設、事業所、学生のみなさん、行政職員など、お申し込みをお待ちしています。
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