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地域のあつまりどころ 八幡沖区「おしゃべりサロン沖」 [2024年10月17日(Thu)]
こんにちは!スタッフのおがさわらです。

多賀城には、地域のみなさんの交流を目的とした「集まりどころ」がたくさんあります。

その中のひとつ「おしゃべりサロン沖」に、第2層協議体『ちゅうおう盛り上げ隊 たが和っか』のメンバーとして参加してきました。

第2層協議体『ちゅうおう盛り上げ隊 たが和っか』とは…
地域に支え合いの輪を広げて行くために、地域住民同士で話し合う場です。多賀城市内では、中央、西部、東部の3ブロックに協議体があります。『たが和っか』は中央地区の協議体で、15人ほどのメンバーで構成されています。
昨年から「(地域の)居場所」と「防災」をテーマにあげて、活動への参加、発信をしています。それぞれの地域に取り組みを持ち帰ることも役割のひとつとしています。



東日本大震災後に復興支え合いセンターが立ち上げたおしゃべりサロン沖は、復興支え合いセンターが活動を終えるタイミングで終了する予定になっていましたが、地域の交流の大切さを実感していた八幡沖区が引き継ぎ、現在も継続。今年の12月にはなんと100回目を迎えます。

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9月に開催された回では、その100回記念として、音楽ユニット・アネモネさんのコンサートを行いました。
童謡からポップスまで、参加者のみなさんも一緒に口ずさみながら、その素敵な歌声を堪能しました。

その他、健康体操をしたり、お茶を飲みながらおしゃべりをしたりと、約1時間半、あっという間に時間が過ぎていきました。

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運営スタッフの方に、100回続いた秘訣を伺うと、
「気づいたら100回になっていた。それくらい身近な"居場所"になっている」という話でした。
気負うことなく、気軽に集まれることが大切なのかもしれませんね。


健康づくりや仲間づくりをきっかけに、地域の人同士のつながりを深めることは、住み慣れた場所でいきいきと、安心・安全に暮らすことができる、日頃から支え合える地域づくりにつながります。
これからもたがさぽではみなさんの地域のさまざまな活動を紹介していきます!おもしろい取り組みがありましたらぜひお知らせください。
STEPでお泊り体験!中央公民館主催「防災キャンプ」 [2024年10月14日(Mon)]

こんにちは。スタッフの川口です。

今日は915日(日)〜16日(月)にさんみらい多賀城イベントプラザSTEPを会場に行われた中央公民館主催の小学生対象の「防災キャンプ」を見学させていただきました。

参加したのは多賀城市の小学4年〜6年生まで15人だそうで、すぐ人気でいっぱいになったそうです。

私が見学した15日(日)は、STEPの施設見学からはじまり、多賀城消防署の見学、防災や災害について学ぶプログラムがたくさんあり、夕食は災害時を想定したサバメシを食べたり、段ボールベッドやランタンをつくっての避難所体験をしたりと盛りだくさんの内容でした。



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STEPを会場に開催された防災キャンプ。たくさんの人たちが関わっています


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一般社団法人Bird‘seyeのすがわらじゅんいちさんが防災バッグづくりを行いました。防災バッグに色とりどりの反射板を張り付けながら、オリジナルの防災バッグをつくっていきます。


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防災バッグをつくった後は、わしん倶楽部の大山真由美さんが、非常用持ち出し袋に関するビンゴゲームをしました。必要なものを考えつつ、ビンゴゲームで楽しみました!


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防災士の資格をもつ多賀城市内の郵便局長が防災についてのお話をしました。



多賀城中学校のボランティアの中学生が小学生をサポートしたり、ジュニアリーダーエステバンのOBのみなさんがの運営のお手伝いや子どもたちへの声がけを行ったり、多中区地域学校協働活動推進員のみなさんが一緒に泊まりでサポートしたり、宮城学院女子大学食品栄養学科ボランティアサークル「FoodSmile!」のみなさんがアルファ米のカレーピラフを夕食に作ったりとたくさんの人が子どもたちや防災に関わり、一緒に体験を共有する大切なイベントでした。

段ボールベッドでの宿泊体験やサバメシも事前に体験しておくことで、災害時に落ち着いて行動できるきっかけになるのではと思いました。


防災キャンプは各公民館で毎年開催されていますので、ぜひチェックしてみてください。

NPO・市民活動パワーアップ講座「多様なメンバーと一緒に活動していくコツ」 [2024年10月13日(Sun)]
こんにちは。スタッフのきょうごくです。

本日は9月29日(日)に実施した「NPO・市民活動パワーアップ講座〜多様なメンバーと一緒に活動していくコツ〜」のレポートをお送りします。


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NPO・市民活動パワーアップ講座とは?
NPOや市民活動などで活動している団体を対象に、
団体運営力の向上を目指すことを目的とした講座です。
今年度は3つのテーマを設け、3か月連続で実施します。

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9月は「多様なメンバーと一緒に活動していくコツ」というテーマでCRファクトリーコミュニティマネジメント認定インストラクターの豊田有希さんを講師にお迎えし実施しました。

当日は多賀城市や近隣市町で活動するNPOや市民活動団体の方など11名が参加しました。

※CRファクトリーコミュニティマネジメント認定インストラクターとは?
NPO法人CRファクトリー(HPのリンクつける)が認定するコミュニティマネジメントの講師です。地域コミュニティや公益組織(NPO・市民活動など)に特化した組織マネジメントや人材育成の支援を行うことを目的とし、“強くあたたかい組織”のつくり方をセミナー・講座を通して全国各地で伝えています。


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▲講師の豊田さんは一般社団法人風土人の代表理事を務めています。
企業や行政を巻き込む活動をしており「場づくり」が得意です。


はじめにグループごとに参加者の自己紹介をしました。初めて顔を合わせる方もいたのですが、自己紹介のお題でそれぞれの「この秋の楽しみ」を紹介すると「私もそれが楽しみ!」という共感が生まれ、そのあとの講義をリラックスして受講している様子でした。

前半の講義ではNPO・市民活動団体でよくある共通の悩みの紹介と、それを解決するために確認しておきたいポイントなど、“強くあたたかい組織”を作るために大切な考え方などを学びました。

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▲豊田さんから「非営利組織の悩みあるある」を紹介されると、
参加者から「そうなんだよね〜」と思わず声があがりました。


団体の概念を文章にするワークショップでは、きれいでまとまりのある文章で伝えるのではなく「あとからメンバーになった人にも想いが伝わるのか」ということを意識して考えました。すでに作ってある団体の目的を見直して「少し堅苦しいから一緒に活動しているメンバーにちゃんと想いが伝わりづらいかもしれない」と気がついた参加者もいました。

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▲豊田さんが各グループを回りながらアドバイスをしていました。


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▲文章化したものを同じ団体のメンバー間で見せ合い、
団体の目的などの認識を確認するきっかけになっていました。


後半は前半で学んだ“強くあたたかい組織”を作るために大切な考え方を実践する方法を紹介してもらいました。イベントの企画を代表者がひとりで考えるのではなくメンバーと一緒に考えたり、団体の理念について定期的にメンバーと語り合う場を設けるなど、具体的なプロセスを学びました。

その後、学んだプロセスを自分たちの団体に落とし込み、どのようにして取り入れることができるのかを考えるワークを行いました。

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▲後半のワーク中は、ただ文章を書くだけではなく、それぞれの団体がお互いの悩みについて相談やアドバイスをするなど、コミュニケーションを取りながら取り組んでいました。

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▲約3時間という少し長めの講座でしたが、ワーク中も参加者から積極的に講師に質問が上がったり、講座後には名刺交換をするなど大盛況のうちに終了しました。


参加者からの感想

理念共有などの現状と具体策を整理できたのが良かったと思います。講師の豊田さんも本当は答えにくいであろう質問に答えていただけました。

メンバーと一緒に活動してきて感じてきた想いの温度差は、本質的な部分での理解や共感の不足から来るものかもしれない、問題は自分自身にあると気付き、NPOの悩みや課題は自分の団体だけじゃないんだ、ということで少し肩の荷が下りた感じがした。

定例会資料はじめすべて私がPCで作業してしまい、他のメンバーが企画やレジュメ等々文字起こしすることがなかったので、今回のワーク用紙を使わせていただきみんなで書いてざっくばらんに話す時間を持ちたいと思う。また、活動の振り返りは大切だと考えているので、これまで通りスタッフや参加者の声を聴くなどしてその都度共有していくことは今後も継続していきたい。


NPO・市民活動パワーアップ講座は3ヶ月連続で実施します。

第2回目のテーマは10/27(日)「知っておきたい会費・寄付のこと」
第3回目のテーマは11/24(日) 「効果的な広報のしかた」

を予定しています。
絶賛申込み受付中ですので、気になる方はお気軽にお問合せください!

お申し込みはコチラから!
Posted by きょうごく at 10:00 | 事業レポート | この記事のURL | トラックバック(0)
【ブックレビュー】稼ぐNPO 利益をあげて社会的使命へ突き進む [2024年10月12日(Sat)]

こんにちは。スタッフのあさのです。
毎週土曜日は市民活動のお役立ち情報をお届けします。本日はスタッフによるブックレビューです。



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稼ぐNPO

利益をあげて社会的使命へ突き進む


著 者:後房雄 藤岡喜美子

発行所:株式会社カナリアコミュニケーションズ

発売日:20165


〇稼ぐNPOになるために

多くのNPOはどのように収入を得ているのでしょうか。会費、寄付金、助成金、補助金等さまざまな資金源がありますが、安定した運営を続けていくためには継続的な収入を確保する必要があります。

本書のメインテーマは「稼ぐNPO」です。収益を団体の活動を支える重要なツールとしてとらえ、NPO型ビジネス・モデルを構築し、事業型NPOへと成長する秘訣が提示されています。


〇成果志向のNPO

NPOは社会貢献活動を行う非営利組織です。公益性が高ければ必ずしも利益を求める必要はありません。一方で、経営の課題として資金や人手不足をあげるNPOも少なくありません。活動を継続するためには必要な収入を持続的に生み出すことが不可欠です。


NPOは特定の社会課題を意識して設立される場合が多いです。しかし、NPOには「成果を重視しない傾向」が内在していると経営学者のピーター・ドラッカーは指摘しているそうです。NPOのミッションに照らした成果を測定するのは難しいが、寄付者、ボランティア、助成財団、行政等の資源を提供する側に団体を評価してもらうためにも、成果志向の経営を意識すべきだと著者は述べています。



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〇独自のビジネス・モデル

「稼ぐNPO」の事例紹介の章では、その地方の風土を取り込んだビジネス・モデルの確立や成果も知ることができます。高齢者と赤ちゃん、障害児と健常児、ボランティアと市民が自然と交流できるような地域の居場所づくりに取り組むNPOが全国で増えてきています。

住民のニーズを形にしていくような新しい働き方で地域課題を解決し、経済の活性化、新しい雇用の形態をつくっていくという事業型NPOの起業家たちの力強いメッセージを感じ取ることができました。


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こちらの本は「たがさぽ文庫」の新刊図書のコーナーにあります。事業型NPOのノウハウやマネジメントの仕組みを知りたい方におすすめの一冊です。ぜひお手に取ってご覧ください。



多賀城みらい自治トーク「子ども会×町内会A」開催レポート [2024年10月11日(Fri)]

こんにちは。スタッフの金子です。


先日、830日(金)に開催しました、多賀城みらい自治トーク「子ども会×町内会」

子ども会や子どもと地域の関わりなどについて、参加者のみなさんの地域の現状や課題を共有しました。

8/30実施のレポートはこちら


前回の内容を踏まえて、104日(金)に2回目を開催しました!

本日は2回目の様子をレポートします。


子ども会×町内会A(広報).png


前回、子ども会に関する情報交換をする中で、<子ども会に参加する目的>はみなさん概ね同じところを目指していることが分かりました。


*子ども会に参加する目的

  • 子どものため 
  • 他学年間の交流 
  • 学校外の経験 
  • 地域の安全安心
  • 親同士の情報交換

地域や社会には、子どものための居場所やイベントが多数あります。

子ども会に参加する目的を達成するために、下図を用いながら、参加者のみなさんが大切にしたいこと、自分の立ち位置を確認してみました。


子ども会パワポ.jpg

この図のポイントは2つ。

  • 実施する人や団体は自分たち(地域)、それとも外部の人や団体でもいいのか。
  • 場所は、自分たちの地域、それともどこでもいいのか。

今回は11人の方が参加をしましたが、下記のようになりました。


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自分の地域&自分たちで行いたい人が6人、場所はどこでもいい&外部の人や団体が行ってもいいという人が4人、自分の地域&外部の人や団体が行ってもいいという人が1人でした。


その中で出た意見を少し紹介します。


*自分の地域&自分たちで行いたい人

  • 顔の見える関係をつくるため。
  • 大人のつながりは、地域で行うことが大切。
  • 習いごとや外部のイベントなどは、費用が発生するものもあるため、誰でも気軽に参加できるものではない。地域の中に誰でも気軽に参加できる場が必要。

*自分の地域&外部の人や団体が行ってもいい>

  • 役員の担い手が減っており、負担を減らすためにも外部の助けを借りる方法もある。

*場所はどこでもいい&外部の人や団体が行ってもいい>

  • スポーツや習いごとなど、地域の中だけではないつながりもあるため。
  • 子どものために活動したいという想いをもっている人が地域の枠にとらわれず、他の地域に広がっていくものもあると思う。

他の地域ではどのような方法を取り入れているのか、また今回も子どもと活動している団体の方の参加もあり、外部の人や団体との関わりは模索できないかのか、それぞれの地域によって状況もさまざまですので、一概に正解はありませんが、他地域のみなさんと情報交換やアイデア出しをすることで解決できることもあるかもしれません。


ぜひ、みなさんの地域の子ども会や子どもと地域の関わりについての取り組みなど、独自の取り組みがありましたら教えてください。

みなさんからの情報お待ちしております!

続きを読む・・・
食を通して考える・行動する [2024年10月10日(Thu)]
みなさん、こんにちは。
スタッフのなかつです。

毎週木曜日は、市民活動・地域活動の取り組みをご紹介します。



10月は食品ロス削減月間、10月30日は食品ロス削減の日です。

https://www.no-foodloss.caa.go.jp/index.html

食品ロスとは、食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
規格外品、売れ残り、食べ残しなどの事業系のもの、
手つかずの食品、皮のむきすぎなどの家庭から出るものがあります。

家庭から出る食品ロスを減らす取り組みのひとつに、食品の寄付があります。
NPO法人いのちのパンは多賀城を拠点にフードバンクの活動を行っており、食品の寄付を受付ています。

いのちのパンで集めているのは以下のものになります。
 ○食料品:米、麺類、インスタント食品、缶詰、お菓子等
 ○調味料:味噌、醤油、砂糖、塩、ふりかけ、お茶漬け等
 ○生活用品:ティッシュ、トイレットペーパー、洗剤等
 ○飲み物:コーヒー、お茶(インスタントも歓迎)、ジュース等
 その他賞味期限が1ヶ月以上ある食べ物全般

詳しくはいのちのパンに直接お問い合わせください。
https://www.breadoflife.jp/



また、10月16日は世界食料デー、10月は世界食料デー月間です。

https://worldfoodday-japan.net/

世界では、すべての人が食べられるだけの食料は生産されているのに、10人に1人が十分に食べられていない状況とのこと。
世界食料デーは、飢餓や食料問題について考え、解決に向けて一緒に行動しようというものです。NPO/NGOなどによって、問題を知るためのイベントや、支援につながるアクションが行われています。

仙台でも世界食料デーに関連したイベントが開催されます。
いのちのパンも取り組んでいる、能登半島地震の被災地支援の報告が行われるそうです。

世界食料デー・仙台大会

日時:10月12日(土)13:30〜(開場13:00)
会場:東北教区センターエマオ
   事前予約は不要。当日直接会場にお越しください。
参加:無料
主催:世界食料フォーラム・仙台
共催:ハンガーゼロ(日本国際飢餓対策機構)
問合せ:世界食料フォーラム・仙台 TEL:090-1373-3652(川上)
詳細はこちら



私たちにとって身近な食を通して、地域や社会の問題を知り、何か行動を起こしてみるきっかけにしてはいかがでしょうか。
多賀城駅前で防災を語ろう [2024年10月08日(Tue)]
みなさん、こんにちは。
スタッフのなかつです。

3月に実施した多賀城のまちの未来を描くフューチャーセッション
参加者の「世代を越えて気軽に話ができる場があったらいいな」という声を実現しようと始まった取り組みが、多賀城フューチャーセッション 喫茶来(きっさこ)です。

5月に1回目を開催。
小学生から70代まで11人の方が参加。
飲み物やお菓子をつまみつつ
「多賀城がこうなったらいいな」
「多賀城の気になるところ」

をあれこれ話しました。

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*これまでの取り組みのようすはこちら
 多賀城のまちの未来を描くフューチャーセッション
  https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3628
 喫茶来開催に向けたミーティング
  https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3650
 第1回喫茶来
  https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3668


暑く、長かった夏も終わり、外で過ごすのが気持ちのよい季節になったことから、2回目の喫茶来をやってみようということになりました。
今回も企画メンバーで打ち合わせを行い、分担して準備を進めています。

今回のテーマは「防災って何?」
東日本大震災の経験、各地で起こる自然災害、11月に行われる市の防災訓練などなど…年代を問わず共通の話題にできそうな「防災」がテーマ。

多賀城駅の近くにお越しの際は、ふらりと立ち寄っていただけたらと思います。


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多賀城フューチャーセッション 喫茶来(きっさこ)

テーマ:防災って何?
お茶を飲みながら、集まった人であれこれ話しませんか?

日 時:2024年10月13日(日)14:00〜16:00 出入り自由
場 所:多賀城駅前公園(多賀城駅南側)
    ※車でお越しの際は多賀城駅前立体駐車場をご利用ください(有料)
参加費:無料

問い合わせ:多賀城市市民活動サポートセンター TEL 022-368-7745
「Tagajo Youth Challenge部」第2回を開催しました [2024年10月07日(Mon)]

こんにちは!スタッフの伊藤です。


本日は、923日(月・祝)に開催したTagajo Youth Challenge部」の第2回についてご報告します。


TYC部(Tagajo Youth Challenge部)とは

活動者のお話やフィールドワークを通して、同世代(10代〜20代)の仲間と一緒に地域でやってみたいことを考える、3回連続講座です。

右向き三角1詳しくはこちら

右向き三角1TYC部「第1回レポート」はこちら  



Tagajo Youth Challenge部 第2

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2回のゲストは塩竈市出身・在住の画家、釣舟富紀子さん。


今回はたがさぽを飛び出し、塩竈市にある菓子屋ハウフル/スプリングワークスさんのワークスペースをお借りし、開催しました。


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ゲストの釣舟富紀子さん


始めに、釣舟さんの活動についてお聞きしました。



子どもの頃から絵を描くことと虫が好きだったという釣舟さん。


現在は、塩竈市やその周辺地域を題材に、架空の地方都市や実在の古い建造物を描いています。


古い建物や商店街の風景、お祭りの様子など。残そうとしなければいつか消えてしまうかもしれないもの写真では伝えきれない熱気、雰囲気を、絵で残したいと話していました。



そんな釣舟さんの思いは塩竈第一小学校6年生の児童と共同制作した塩竈市のジオラマにも表れており、塩竈のどんな景色を未来に残していきたいかを考え制作にあたったそうです。



釣舟さんはまちあるきのコースを考えるとき、メジャーな観光スポットの一本裏を歩くようにしているとのこと。


観光向けに整備されていないからこそ分かる地域の特徴特有の風景があるそうです。今回私たちもそのまちあるきを体験してきました。



また、今年の6月には自身が大好きな虫や魚に焦点を当てた「しおがま生きものあるき」を主催しており、こういったまちあるきがきっかけとなって自然環境保全に興味をもつ人が増えてくれたらと話していました。



お話の後は、さっそくまちあるきへ!


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まちあるきのマップ(釣舟さん作)


20分のルートを、釣舟さんの説明を聞きながら参加者みんなでゆっくりと歩きました。



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  階段を上るところからスタート         横穴を観察



まずは会場前の階段を上って、塩竈の特徴の一つでもある高低差を実感。


急勾配の階段を上りトンネルの中を進むと横穴にたどりつきます。


興味津々で穴をのぞき込んだり、「どんな用途で使われていたのか」など質問が挙がりました。




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   途中の川で生き物探し       釣舟さんの説明を聞く参加者



注目のポイントでは立ち止まり、釣舟さんの説明を聞きます。


塩竈石と思われる朽ちた石材があったり、木隠れに勝画楼が見えたりと、じっくり観察したからこそ見つけられるポイントもありました。



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    ジオラマを見学          共同制作のジオラマ



釣舟さんと塩竈第一小学校6年生が共同制作したジオラマを見に、壱番館にも立ち寄りました。


ここまで歩いてきた道を思い出しながら、あらためてまちの特徴について、みんなが感じたことを話し合いました。


会場に戻った後は、まちあるきの感想をみんなで共有。


実際に地域を歩いて刺激を受けた、アイデアを引き出すヒントになったという感想や、見慣れた他のまちに似ていると思っていたが、実際に歩いてみたら違いに気が付いたという感想が挙がりました。



また、ゲストである釣舟さんは自身の好きな生き物に注目したまちあるきを実施しています


そこで、参加者の皆さんならどんな要素と組み合わせたまちあるきをしたいか、皆さんのアイデアをお聞きしました。


参加者の3人からは、〈RPG×まち歩き〉や、〈外国人観光客×まち歩き〉、〈地層×まち歩き〉など、それぞれの興味関心や好きなことが表れた、ならではのアイデアが生まれていました!


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   他の人のアイデアに、面白そう!という声も


今回は、釣舟さんの地元愛や絵・虫が好きという思い、まちを見る視点を知ることで、地域の魅力を再発見するためのヒント、アイデアを実践するためのヒントを見つけることができました。



TYC部は、いよいよ次回が最終回!


1回の鈴木さんのお話や、参加者みんなでのアイデア出し、今回の釣舟のお話やまち歩きで得たヒントを元に、多賀城市でやってみたいアイデアを実現に向けて具体化していきます。


会場は、第1回と同じたがさぽです。



3回からの参加も可能です!


途中の回からの参加をご希望の方には、第3回の開始前に簡単な説明を行います。ご興味のある方はお気軽にご相談ください!



今回参加してくださったみなさん、ありがとうございました!

次回のご参加、お待ちしております。
居場所を失った人への緊急活動助成 [2024年10月05日(Sat)]
こんにちは。スタッフのさいじょうです。
10月に入り、日中はまだまだ暑い日もありますが、朝晩の肌寒い空気、虫の声と
秋を感じますね。

さて、本日は居場所を失った人への緊急活動助成をご紹介します。

地域で孤立している人に対し、相談にのり、必要な制度の利用を支援する、居場所を提供するなどの支援活動には人材や活動資金が不可欠です。

今回ご紹介する助成金は、居場所を失った人々に対する活動を支援し、誰もが孤立や生きづらさを感じている存在に気づき、支え合い、つながり続ける「誰一人取り残さない」地域・社会をつくることを目的としています。

【助成概要】
ー助成金額ー
・1団体あたりの上限は300万円

ー助成対象団体ー
・社会福祉・地域福祉の推進を目的とする非営利団体(法人格の有無は不問)
・応募時点で団体が設立されており、助成対象事業の実施体制が整っていること(活動年数は不問)
・応募時点で団体が設立されており、助成対象事業の実施体制が整っていること(活動年数は不問)
・特定の宗教や政治思想を広めることを目的とする団体、反社会的勢力および反社会的勢力と密接な関わりがある団体でないこと  

ー助成対象活動ー
・相談支援活動(DV/虐待/女性/子ども若者相談支援、その他民間相談支援など)
・居場所支援活動(DV、虐待被害者へのシェルター提供、社会的孤立の防止や解消のための対面やオンラインでの居場所提供など)
・居住支援活動(居住支援など)
・学習支援活動(対面やオンラインでの学習支援など)
・外国ルーツ支援活動(外国ルーツの人たちへの支援など)
・生活支援活動(生活必需品の提供など)
・食支援活動(フードパントリー/バンクなど ※ただし食糧支援単体ではなく相談支援や学習支援等の他の支援活動と組み合わせたもの、かつ、この組み合わせに相乗効果があると認められる活動とする)
・中間支援活動(活動する団体の場づくり/課題把握など)
・その他緊急支援活動(緊急的な相談支援、生活支援(食事・居住)など)


ー助成対象期間ー

2024年12月〜2025年12月


ー応募締切ー

2024年10月22日(火)23時59分必着  

 ※システム上の時間で自動的に応募が締め切られます!時間の余裕をもってご応募してください。


【応募方法】

応募書類提出方法(オンラインによる応募郵送による応募は受け付けません。
応募要項をご確認のうえ、応募書@・Aをダウンロードし、必要事項を入力。
応募締切日までに下記のweb応募フォーム「e応募」に応募書類をアップロードして送信

※はじめて「e応募」から応募する場合は事前の団体登録が必要です。
下記URLより「e応募」へアクセスし、新規登録してください。

「e応募」団体登録・ログイン画面→こちら


詳細はこちらをご覧ください

「居場所を失った人への緊急活動応援助成」の第10回公募









Posted by 西條 at 12:39 | 資金調達 | この記事のURL | トラックバック(0)
アイリンブループロジェクト・佐藤美香さんの講話を聴いて [2024年10月04日(Fri)]

スタッフのあべです。

9月19日、多賀城市教育・保育施設長会で行われたアイリンブループロジェクト副代表・佐藤美香さんの講話を聴いてきました。


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アイリンブループロジェクトは、東日本大震災による津波による火災で亡くなった佐藤愛梨ちゃんの最期の場所に咲いた白い花(フランスギク)をとおして、命の大切さを未来につなげる活動をしています。



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はじめに、多賀城市危機管理課から保育の中で防災の不安を解消するために「災害から子どもたちの未来を守るために〜 地域と幼保施設が連携した避難訓練」の話がありました。

多賀城市内の幼稚園・保育所では大規模災害を想定し、地域の皆さんと一緒に行う避難訓練を目指しています。これまで実施した避難訓練を例にあげて、日頃から「顔の見える、いざという時に助け合える関係性づくり」の重要性を話しました。

たがさぽブログで、今年行われた防災訓練を紹介しています。





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次に、佐藤愛梨ちゃんの母親・佐藤美香さんによる講話「命の犠牲の上に成り立つ教訓はあってはならない」に耳を傾けました。震災発生時、石巻市内の幼稚園に通っていた愛梨ちゃんは、本来乗るはずのなかった幼稚園バスに乗せられ津波被害の犠牲になりました。


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「いってきます」「いってらっしゃい」と送り出し、「ただいま」「おかえり」と家族が帰ってくる喜び。震災前に当たり前だったこと、何気ない日常がこんなにも幸せなことだったんだと話す美香さん。「命の犠牲の上に成り立つ教訓はあってはならない。娘は教訓のために生まれてきたのではありません。このような形になってしまいましたが、せめてもの教訓として活かしてほしいです」


アイリンブループロジェクトは、避難訓練において「保育所と幼稚園の格差をなくしたい」と活動しています。保育園(厚生労働省管轄)は、毎月1回以上の避難訓練が義務づけられていますが、幼稚園(文部科学省管轄)は、年2回以上の実施で良いことになっています。

震災時に毎月の避難訓練の積み重ねが活かされた門脇保育所の例をあげました。この保育所は、高台にある石巻保育所へ避難。1.8キロメートルの道のりを歩ける子は歩いて、小さい子は避難車に乗せるなどして子どもたち全員の命を守りました。何かあったときのためにと、日頃から積極的に訓練を兼ねたお散歩を取り入れていたそうです。

「一日一日を大切に、自分の家族や大切な人の命を守るために、防災についていま一度考えていただきたいです」と美香さんは力強く話しました。


講演終了後、参加した先生方からは、「園の防災について参考になった」「防災意識が高まった」という感想が多く寄せられました。

多賀城市内で行われた美香さんの講演は今回で2回目。この会議の様子は動画撮影され、市内の幼稚園・保育所を対象に観てもらうことになっています。


一番の防災。それは震災を忘れないこと」。美香さんの思いが広く伝わり、愛梨ちゃんの花と一緒に次々と花開いていきますように。