こんにちは。スタッフのさいとうです。
本日は、5月13日(土)に開催した
「NPOいちから塾」と「ボランティア入門講座」
のご報告をします。
午前中に実施した、「NPOいちから塾」は、30代〜50代の7名の方に参加いただきました。
非営利という言葉から「NPOは利益を上げてはいけない」という誤解を生みがちな、NPOという言葉の本来の意味や、NPOの定義について基本的なことをお伝えました。
・受益者から対価を受け取れないことがあること。
・NPOの活動の仕組みが企業や行政と違うということ。
・任意団体とNPO法人の違い。NPOとボランティアの違い。
多賀城のNPO法人について。
・法人化を目指す時にNPO法人や一般社団法人などの選択肢があること。
・NPOは身近な存在だということ。など、近隣で活動している団体の事例をもとに、NPOが身近な存在であり、たくさんのNPOが活動しているということをお伝えしました。
講座に続いてたがさぽガイドツアーを実施。3階からスタートして1階の窓口まで、たがさぽの持つさまざまな機能について説明しました。
今回は「多賀城ビジネスプランコンテスト」に昨年度参加した方が数名いるなど、すでに活動している方、自分がやりたいことが具体的に決まっている方が多く参加されました。
そのため、運営にあたって具体的な質問もいただきました。
・運営資金をどのように獲得したらいいのか
・法人格を取った後給料を得ていいのか
・法人格がなくても助成金はもらえるのか
・団体の名称にNPOとつけてもいいのか など参加者のみなさんからは、
「分かりやすかった、NPOの基本がわかった」
「NPOはすべて法人だと思っていた」などの感想をいただきました。
午後は「ボランティア入門講座」を実施しました。
参加者は全員多賀城市在住で、30代から70代の幅広い年代の方々6名が参加しました。
講座ではボランティアの語源、ボランティア活動の原則や特性、活動するうえで大切なこと、ボランティア情報の集め方などをお伝えしました。
ボランティアは義務や強制ではなく、自ら進んで行う活動であることや、無理をせずできる範囲で行うこと。ボランティアと団体、お互いが対等な関係で行うことや約束を守ることが大切なこと。そして一番大事なのは、自分らしさを大切にしながら活動を始めてみることなどを伝えました。
講座の後は、実際にボランティア活動をしているお二人の経験者からお話を伺いました。 二人とも以前ボランティア入門講座に参加した方です。ボランティアを始めたきっかけや、ボランティアをする上で不安なことなど、実際に活動している経験から、体験談をお話しいただきました。お話の中で、自分の好きなことや得意なことを活かしてボランティアを行っていること、無理をせずにボランティア先が自分と合わないと思ったら、一旦距離を置くという選択もあるという話が印象に残りました。
最後に、少しの勇気と行動力を持って、ボランティアに一歩踏み出すためのきっかけとなるように、ボランティア体験の候補先を紹介しました。
参加のみなさんからは、
「丁寧な説明と体験談を聞くことができて良かった」
「思ったよりもハードルが低いことが分かり、 挑戦しやすいと感じた」などの感想をいただきました。
今回は「NPOいちから塾」と「ボランティア入門講座」のご参加、ありがとうございました。
次回の「NPOいちから塾」と「出前いちから塾」の内容は以下のとおりです。
○NPOいちから塾(2回目)
日 時:2024年1月19日(金) 18:30〜20:00(90分)
○出前NPOいちから塾
対 象:NPOに関心のある方、これからNPOを始めようと思っている方
NPO、企業、学校、自治体・町内会、その他少人数グループなど
目 的:NPOに対する理解を深め、身近で活動しているNPOのことを知ることで、NPOへの興味関心を持ってもらい市民活動に関わるきっかけを作り出す。
開催希望があった場合、その都度出前NPOいちから塾を実施します。
開催日、時間、会場、内容などはご相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。
連絡先:022-368-7745
詳細は
こちらのチラシをご覧ください。