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2022年の開館は本日で終了です。今年もありがとうございました! [2022年12月27日(Tue)]
こんばんは!スタッフのわたなべです!!

2022年の開館は、本日21:30をもって終了となります。

今年はコロナ禍の中でも、過去2年と比べて多くの方にたがさぽをご利用いただくことができました。今後とも、感染対策をしっかりと行い、安心してご利用いただけるように心がけてまいりますので、皆さんのご協力もお願いいたします。
また、講座やイベント、活動相談などを通して多くの皆さんと場をともにできてとてもよかったです。得た気づき、学びをそれぞれのフィールドで活かしていただけると幸いです。


2022年を写真カメラで振り返ります。

1月 外国人技能実習生との交流〜正月遊び〜
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2月 NPOこれから塾
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3月 防災 まちの掲示板
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4月 たがさぽ敷地内で咲く桜
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5月 NPOいちから塾
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6月 防災人ミーティング
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7月 TFLスペシャルトーク
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8月 雑貨市きっず講座
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9月 桜木保育所避難訓練
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10月 「tag」100号記念展示
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11月 多賀城みんなの地域学 笠神編
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12月 たがさぽのクリスマス雑貨市
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講座・イベントにご参加いただいたり運営にご協力いただいた皆さん、たがさぽをご利用いただいた皆さん、そして、地域で活動してきた皆さん、まことにありがとうございました!

2023年も引き続き、地域の皆さんがよりよい活動ができるようサポートを行っていきますので、お気軽にご相談ください。
また、関連してさまざまな講座やイベントも開催しますので、ぜひご参加ください。


皆さん、この一年間、ありがとうございました。
よいお年をお過ごしください。
そして2023年も、どうぞよろしくお願いいたします。


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門松 門松 門松 門松 門松 門松 門松 門松 門松 門松 門松


年末年始に伴う休館についてのお知らせ

たがさぽは、
明日12月28日(水)〜2023年1月4日(水)
の期間を、年末年始に伴う休館日
とさせていただきます。
2023年は、1月5日(木)9時より開館いたします。

休館期間中、ご不便をおかけいたしますが、ご理解ご協力のほどお願いいたします。
詳しくは、こちらの記事もご覧ください。
たがさぽPress「年末年始の休館日のお知らせ」(2022/12/9)
みなさんの地域の町内会新聞を見せてください! 「町内会新聞シェア会&お悩み相談会」 [2022年12月26日(Mon)]
みなさん、こんにちは。
自治会・町内会担当の川口です。

今日は来年1月に開催する町内会のイベントをご紹介します!

多賀城には、さまざまな「自治会・町内会新聞」があります。
コロナ禍で集まれないので情報発信ツールにとか、自治会・町内会の活動を知ってもらいたい、もっと参加を促したいなどの目的はさまざま。
形態も毎月や季刊、回覧や全戸配布などさまざまです。

当センターでも4年前から新聞づくりの講座などを実施し、微力ながらお手伝いさせていただいてきました。

100号を越えている歴史ある新聞もありますが、ここ最近はじめられた新聞もたくさんあります。どれも自分の住む地域がどのような活動をしているのか、どのような人が関わっているのかががよくわかる地域のあたたかい新聞ばかりです。




町内会新聞には情報・ネタを集め、取材し、わかりやすく伝えること、紙面のデザイン、写真の撮り方、さらに町内会としての発信、印刷、配布までさまざまな仕事があります。
町内会によりますが、ほぼ一人で担当している地域も多く、担当している方大変かと思います。
そこで、良いところはシェアし合って、お悩みは相談しあう町内会イベントを開催します。
自分では気が付かない、参考になるポイントってたくさんあると思います。

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 そこはほかの地区の方にぜひおしえていただき、悩んでいる点はご相談ください。
「ネタの集め方」「タイトルのつけ方」「見やすくするには?」「マンネリしてきた…」
また「人の巻き込み方」などお悩みはいろいろ。

お互いのお悩みなどを共有することで、きっと新たな視点に気づくこともあると思います。

さらにゲストとして多賀城在住の毎日新聞社の現役記者の百武さんをお迎えします。
百武さんは震災後石巻支局で主に震災関連の取材をされてきました。
コミュニティや防災の大切さや地域の新聞の果たす役割などもお話いただきます。

お互いの町内会と現役記者の方にもポイントなどお聞きしながら、よりよい新聞が出来るようご参加をお待ちしております。
これから新聞づくりをしたいと考えている町内会の方もお待ちしております!

各町内会の新聞はファイリングし、いつでも閲覧できます。ぜひ見に来てください。

■担当者必見!自治会・町内会新聞シェア&困りごと解決相談会
日 時:2023年122日(日)10:00〜11:30
場 所:多賀城市市民活動サポートセンター
対 象:町内会新聞に関わっている人・これから作成したいと考えている地域の人
持ち物:作成している地域は作成している新聞(ぜひご自慢の号があればご持参ください!)、筆記用具、参考にしている新聞や資料など
申 込:2023年1月20日(金)まで電話(022-368-7745)にて受付

■ゲスト 百武信幸さんプロフィール
毎日新聞石巻通信部記者。多賀城市在住。
秋田支局、東京本社地方部、宮ア支局、仙台支局、石巻通信部(現在)と主に地方勤務。
石巻通信部には8年在籍し、震災取材を続けている。



事業紹介動画Dを公開しました!【たがさぽチャンネル】 [2022年12月24日(Sat)]
こんにちは。スタッフのおがさわらです。

多賀城市市民活動サポートセンターの公式YouTubeチャンネルを更新しました。


今回は、2022年10月20日に開催した
『多賀城 みんなの地域学〜下馬編〜』を紹介します。





参加者のみなさんと、懐かしい写真や地図を見ながら、思い出やエピソードを楽しく共有している様子が伝わると思います。

ブログのレポートもあわせてご覧ください!
https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3308
続きを読む・・・
「みらいチャレンジプログラムの報告会in宮城」のご案内 [2022年12月22日(Thu)]

こんにちは。スタッフの金子です。

本日は「みらいチャレンジプログラムの報告会in宮城」についてのご案内です。


サントリーグループは2011年の東日本大震災以降「漁業」「子ども」「チャレンジド・スポーツ」「文化・芸術・スポーツ」という4つの活動を柱とした復興支援「サントリー東北サンさんプロジェクト」に取り組まれています。

サントリーの思い サントリー東北サンさんプロジェクト (suntory.co.jp)


「みらいチャレンジプログラム」は、サントリー東北サンさんプロジェクトの一環として、東北の未来づくりのために、岩手県・宮城県・福島県で“地方創生”・“地域活性化”を目指して挑戦する人を応援するプログラムとして、新たな活動を立ち上げようという個人・団体の活動を奨励金の支給等を通じて支援しています。

みらいチャレンジプログラムサントリー (suntory.co.jp)


今年度の第2期では34件が採択されました。うち宮城県では11件、子どもや環境、障がいのある人との共生などさまざまな分野に取り組んでいる団体や個人の活動をサポートしてきました。


2023114日(土)にその報告と、助成先の方を含めた交流会が行われます。


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ちらしはこちら


ご興味・関心のある方はもちろん、第3期募集に向けた概要紹介もあるとのことですので、第3期の応募を考えている方もご参加してみてはいかがでしょうか。


「みらいチャレンジプログラム報告会in宮城」

日 時:2023114日(土)13001630

会 場:CROSS B PLUS

形 式:リアル(会場参加型)※オンライン配信あり

構 成:第1部セミナー形式 ※オンライン配信あり

   第2部ブース形式・交流会 ※リアル(会場参加型)のみ

内 容:@第1期・第2期助成先代表による成果発表

    A第1期・第2期助成先のブース出展

    B本プログラム審査員による講評および話題提供

    C第3期募集に向けた本プログラムの概要紹介

主 催:「みらいチャレンジプログラム」事務局

共 催:せんだい・みやぎNPOセンター 河北新報社


●申込・問合せ

サントリー東北サンさんプロジェクト みらいチャレンジプログラム事務局

電話03-5205-7580(月〜金10001700) 

申込はチラシ裏の申込用紙を記入してFAX もしくはチラシ裏添付の申込フォームから


たがさぽのクリスマス雑貨市 10大ニュース [2022年12月19日(Mon)]
こんにちは、スタッフのさいとうです。


今年も残すところ10日あまりとなりました。

もうすぐクリスマスですね雪

クリスマスと言えば、12月4日(土)に開催した冬の恒例イベント、たがさぽのクリスマス雑貨市の様子を報告しますわーい(嬉しい顔)るんるん


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今年の雑貨市はコロナ禍でしたが、出展団体のみなさんやボランティアの方、来場者のみなさんの力も借りながら、いろいろな試みを行いました。

おかげさまで延べ1,000人以上のみなさんにご来場いただき、終始会場は賑わっておりました!

全体の約50%が初めて来ていただいた方で、雑貨市がテーマとしている「買って支援する」

NPO・市民活動を知ってもらう」「雑貨や団体のストーリーを知ってもらう」というところを感じていただけたのではないでしょうか。

みなさまご協力ありがとうございました!


今日は雑貨市2022の10大トピックを紹介します。


1.33団体出展!初出展13団体
今年10年目を迎えたクリスマス雑貨市は、33団体が出展しましたexclamation×2
出展団体についてはこちらを参考にしてください。



2.雑貨市キッズ講座を受講した小学生が団体のボランティアとして大活躍!


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3.外あそびブース初開催!
今年初めて、外の芝生広場にあそびのわ◎がまっこぷれーぱーくNPO法人仙台スラックラインの2団体が出展し盛り上がりました。


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4.多賀城名物、やかもち鍋が3年ぶりに復活!200杯完売!


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5.先着150名の方に一般社団法人ステージパスから葉物野菜プレゼント!


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6.4団体が絵本の読み聞かせを開催!


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7.タガレンジャー登場!コロナ対策強化に一役!
館内を巡回しながら換気消毒を行ったり、お面づくりのワークショップも実施しました。


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8.たがさぽちゃんマスコット販売!売り上げはこども食堂へ寄付!
編み物サークルアミーのメンバーに制作していただきましたぴかぴか(新しい)


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9.寄付ブース設置
食料、生活用品、本、切手、はがきの寄附ブースを設置(令和5年1月31日まで受付中)


10.ワークショップ開催!
防災バッグづくりワークショップやお習字ワークショップ、手形足形ぺったんアートなど、さまざまなワークショップも大人気でしたぴかぴか(新しい)

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ご来場いただいたみなさん、また出展いただいた団体のみなさん、キッズボランティアとして参加した小学生のみなさん、運営の協力として参加いただいたボランティアのみなさん、本当にありがとうございましたexclamation×2

少しだけ感想をご紹介します。
●とても楽しくすごせました。今日は寒かったですが、あったかくなりました。(来場者)
●多くの来場者があり、いつもより売れたのですごく良かった。
ぜひまた参加したいです。(出展団体)
●初めてボランティアとして参加して緊張したが、多くの経験を得る事ができて参加して本当に良かった。(ボランティア)
●お客さんが笑ってありがとうと言ってもらってうれしかった。(きっずボランティア)


来場者アンケートにご協力いただいた中から5名様に福祉施設のクッキーやコーヒーなどの詰め合わせをお送りいたします!発送をもって発表にかえさせていただきますのでお楽しみにしてください。


10年目のたがさぽのクリスマス雑貨市はいかがだったでしょうか。
みなさんのご協力により大盛況で終えることができましたわーい(嬉しい顔)手(グー)

みなさん、素敵なクリスマスをお過ごしください!
【ブックレビュー】こども六法 [2022年12月17日(Sat)]
街路樹たちが冬将軍の強風で木の葉をすっかり落とされ寒そうですね。
こんにちは、たがさぽスタッフのおおともです。
今回はこども向けの法律書「こども六法」をご紹介します。


こども六法

著者:山崎聡一郎
絵:伊藤ハムスター
発行:弘文社
発行日:2019年8月30日


六法とは、「日本国憲法」「刑法」「刑事訴訟法」「商法」「民法」「民事訴訟法」の6つの法律のことです。この本ではこの6つの法律と「いじめ防止対策推進法」について、こどもたちにもわかるように、身近にある法律が関わる実例にイラストをあわせて紹介しています。

「法律だなんて難しいんでしょ?」と身をかわしたくなる印象ですが、こどもたちの目の高さに映る毎日の出来事を例にお話が綴られていますので、お子さんと保護者さんがご一緒にページをめくると、「え〜〜っ!!これってこういう刑になるのぉ?」「これって実はこんなに重い罪なんだねぇ」「こういうことがこんなに軽い刑でいいの?」と、新たな気づきがたくさんあります。それだけでなく法律は、自分を自由にして安全な生活を守るものにもなるという知識を得ることができます。

今年の冬休みはこの本の「六法を知る旅」を計画してみてはいかがでしょうか?
「こども六法」は「たがさぽ文庫」にもあります。

「たがさぽ文庫」には、ジェンダー、福祉、まちづくり、こども・教育など、みなさんの市民活動を応援するさまざまな本を取り揃えております。
今回はその中の「こども・教育」部門にある本をご紹介させていただきました。
「たがさぽ文庫」には図書館に並ばない専門書が多数揃っております。
本の貸し出しは簡単な手続きでできますので、お気軽にスタッフにお声がけください。

「たがさぽ文庫」の利用登録・貸出は無料です。皆様のご利用をお待ちしております。
たがさぽのクリスマス雑貨市@ボランティア活動編 [2022年12月15日(Thu)]

こんにちは。


スタッフのさいじょうです。


12/4(日)たがさぽのクリスマス雑貨市。

たくさんの方々のご協力、そしてご来場をいただき、無事に笑顔で終えることができました!



雑貨市が終わると、1年の終わりを感じます・・・

(あっという間ですね)


さて、雑貨市にご来場いただいた方は目にしたと思いますが、館内のにぎやかな装飾は


前日にボランティアの方々にご協力いただいたものです。雑貨市には、出展団体のほか、毎年たくさんのボランティアに支えられています。

今年は14人のボランティアが前日の準備と当日活躍していただきました!


そこで本日は、前日準備の様子をお伝えしたいと思います。


14時からスタートした、装飾や机の移動、


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会議室のホワイトボードには、マスキングテープや丸く切った紙でクリスマスツリーをつくり、大きくイラストを描いていただきました。


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存在感を隠しひっそりと(?)たたずんでいた、ホワイトボードが!こんなにかわいいイラストで飾られましたぴかぴか(新しい)


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こちらのホワイトボードも、力強い文字で飾られていきますぴかぴか(新しい)




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みんなで風船をふくらまして、


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天井には高いところが得意な方が取り付けをしてくれました。




入口では、クリスマスツリーを飾り付け。

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雪化粧のツリークリスマスかわいくて思わず写真を撮ってしまいますね



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こちらはたがさぽちゃんのあみぐるみ!たがさぽちゃんツリークリスマスです!




画像を取り忘れてしまったのですが、廊下や階段の細かな装飾。

外のフラッグも(強風で外れてしまいましたがたらーっ(汗))、ボランティアのみなさんが雑貨市当日のために一生懸命飾ってくれました。


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ターポリンの設置もご協力いただきました!




昨年に続いて参加された方、今日がはじめてのボランティアです!という方もいらっしゃいました。東北学院大学の学生さんも前日からボランティアに来てくれました。

みなさん、明日もあるのに疲れないだろうかと思っていたのですが「楽しい!」という声もあり、私たちも元気をもらいました。



たくさんの出展団体みなさん、ボランティアのみなさん、そして市内外から来場していただいたみなさんのおかげで、雑貨市は盛り上がりました。


当日の様子は後日お伝えしますね!


たがさぽでは、「何かしたい」「ボランティアしたい」方のための情報もあります!ボランティアしたい人はご相談もお受けしておりますので、たがさぽにお越しください!
知れば知るほどおもしろい 多賀城みんなの地域学 笠神編 [2022年12月12日(Mon)]
こんにちは。スタッフのおがさわらです。

自分の住んでいる地域を知り、その魅力を発信することで、新しい住民にも伝えていこうという主旨ではじまった「多賀城みんなの地域学」

その第2回目となる「笠神編」が11月6日(日)に開催されました。

(第1回目の「下馬編」はこちら

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今回は、会場として西園寺の花園会館をお借りして、厳かながらも温かみのある空間で行うことができました。当日は、西園寺の檀家さんを含む17名が参加しました。


海軍工廠の建設に伴い、現在の場所に移転してきた西園寺の歴史の話に始まり、
写真や地図を見ながら、思い出話やエピソードで盛り上がりました。

参加者の方々にお持ちいただいた多賀城中学校と塩釜第三中学校の生徒が一緒に写っている昭和46年の笠神親子会の写真から、
笠神は地理的に塩釜に近いこともあり、委託料というものを払って近くの塩釜の学校に通う生徒もいたという話、
当時の中学生がどんな遊びをしていたのかという話、
通学する際、まわり道するか林を抜けるかで苦労していた話などが聞かれました。
ちなみに、その写真には、お友達やご家族が写っているという方がたくさんいたことにも驚きました。

ほかにも、地域の一帯に田んぼが多かったことから、中学生くらいまで稲作の手伝いをしていた話、
田んぼや畑の作業に牛や馬を利用していた話、
中には、当時の馬の血統書をお持ちいただいた方もおり、参加者のみなさんも興味深そうに見入っていました。

また、参加者の方がずっと疑問に思っていたという観月山の名前の由来が即座に判明したり、
お持ちいただいた写真と、ほかの参加者が話したエピソードがリンクしたりと、
参加者のみなさん同士のコミュニケーションから、さまざまな方向に話が広がりました。


【みなさんの感想】

「笠神に嫁いで40年。いろいろと知らなかった昔の様子が知れて良かったです」

「笠神の生活がよくわかった」

「資料が豊富で参考になった」

「新たな話が聞けた。海軍工廠の話がおもしろかった」

「長老の話は勉強になった」

「昔を思い出すことができて良かった」


参加者のみなさんが昔の話をするとき、まるで当時に戻ったようなキラキラした表情をしていたのが印象的でした。
自分にとっては当たり前のことでも、誰かにとっては新鮮なことだったりします。
世代や地域によって、感じ方の違いを見つけることができるのが面白いですね。

「みんなの地域学」は、今後も継続していく予定です!
「ぜひ、うちの町内会で!」という方がいましたら、たがさぽまでご連絡ください!
一緒に地域を深堀りできたらと思います。
多賀城でユニバーサルな避難所を考えて、実践! [2022年12月11日(Sun)]

こんにちは。スタッフの金子です。


115日は大地震・大津波を想定した市の総合防災訓練で、午前9時頃に震度6の地震が発生したと想定した訓練が行われました。サイレン放送・防災情報アプリやSNSなどでもお知らせがありましたが、みなさんは当日どのように過ごされましたか?


災害発生時は、「自助・共助・公助」がうまく機能することが重要だと言われています。各町内会では、自助として身を守る(シェイクアウト)、や非常持出品の確認などした地域や町内会の防災備品の確認、炊き出し訓練を行った地域もあったと聞いています。

多賀城市/令和4年度多賀城市総合防災訓練 (city.tagajo.miyagi.jp)


さて、同日にたがさぽでは防災やユニバーサルに関心のあるみなさんと一緒に「ユニバーサルな避難所」をつくって、体験していただく場をつくりました。

11/5開催「ユニバーサルな避難所を体験しませんか?」 | 多賀城市市民活動サポートセンター〜たがさぽ〜 (tagasapo.org)


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ユニバーサルな避難所はたがさぽだけで実施したのではなく、Tagajo Sustainable RelationshipTSR)会議のゲストや参加者、ユニバーサルや防災に関心のある人たちと一緒に考えて実践したものです。実践に至るまでのプロセスとユニバーサルな避難所の当日の内容までをレポートします!



TSR会議2021「防災とインクルーシブなまちを考える」の課題・アイデア

昨年9月25日のTSR会議2021「防災とインクルーシブなまちを考える」では、障がい者、車いすユーザー、外国人、転勤族、性的マイノリティに関するゲストのみなさんや参加者のみなさんから防災やインクルーシブなまちにするために、それぞれの視点で課題やアイデアを出していただきました。

TSR2021会議「防災とインクルーシブなまちを考えるシンポジウム」を開催しました。-多賀城市市民活動サポートセンター“たがさぽPress” (canpan.info)


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(一部抜粋)

・壁側1m通路があると、視覚障がいがある人も一人で移動しやすい。

・段差や階段があると、車いすやベビーカーの人は移動が難しい。

・騒いでしまう家族がいると周りに迷惑を掛けると思って避難所に行きにくい。

・聴覚障がいがある人や日本語が不得意な人などにどのように情報を伝えるか。

・見た目では分からない障がいがある人がいる。



○ユニバーサルな避難所をつくるためのアイデア出し会議

今年の10月13日に、TSR会議2021で出していただいた課題やアイデアなどをもとに、「ユニバーサルな避難所」にするためには何が必要か?どうしたらいいのか?を防災やユニバーサルに関心のある人たちを募集して、みなさんと一緒にさらにアイデアを出し合いました。


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(一部抜粋)

・車いすの人も移動しやすい通路の確保、動線にする。

・家庭の防災バッグに歯ブラシを入れてもらう。(口腔ケアや気分転換に歯磨きは効果的)

・避難所設置時に、子どものあそび場をつくる。

・避難所にいる人のできることを見える化する掲示板をつくる。


○ユニバーサルな避難所実践@多賀城市文化センターの創作室

出していただいたアイデアを実践するために、アイデアを考えるところから参加していただいたみなさんと115日の実践に向けた準備を進めてきて、当日の運営もみなさんと一緒に行いました。


当日の内容、レイアウト図はこちらです!


当日配布用.jpgPDFはこちら


当日レイアウトに少し変更はありましたが、内容は概ね上記のレイアウト図の通りです。

また当日は視覚障がいの当事者の方、発達障がいの子どもの支援を行っている方、障がい者就労事業所の職員や利用者の方、町内会の方、市の職員の方など様々な方に来場いただきました。



@できますゼッケン

自分ができることをゼッケンに書いて、自分の背中に貼って見える化。またゼッケンに書いたものと同じものを壁に貼って避難所内の情報をひと目で分かるようにしました。

できますゼッケン〜避難生活に助け合いを (issueplusdesign.jp)


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A防災バッグの中身

みんなの防災バッグの中身は何が入っているのか?今回は運営メンバーの板橋さんが自身の防災バッグの中身を紹介することで、来場者のみなさんにも防災バッグの中身について考えていただきました。

みなさんの防災バッグに歯ブラシは入っていますか?口腔ケアや気分転換のためにも歯磨きは効果的とのこと!


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B移動式の点字ブロック

移動式の点字ブロックを宮城県視覚障害者情報センターさんから借りて、設置。

点字ブロックの設置がない場所でも移動式の点字ブロックがあります。点字ブロックを常設できない場所でも必要としている人がいるとき、場所に臨時で設置することも選択肢の一つになるのではないでしょうか?

宮城県視覚障害者情報センター (miyagi-sikaku.org)


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Cロービジョン体験

目が不自由な方の見え方を体験できるロービジョン体験眼鏡。視野狭窄・白濁・盲目の3つの見え方の眼鏡を体験して、歩いてみて、避難所のあり方について考えました。

ロービジョン体験キット - 日本ライトハウス情報文化センター (lighthouse.or.jp)

会場を訪れた視覚障害の方からこの機会に生活の中でも体験してもらいたいという声も聞かれました。


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Dこどものあそび場

サランラップで腹巻きを作って暖かくしたり、大きな袋で合羽を作ったり、段ボールで秘密基地を作りました。段ボールのトイレも展示して、実際に座ってみた人も!段ボールトイレは意外と丈夫で100kgまで耐えられるそうです。

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H車いすも通れるレイアウト

通路は何mあると、車いすの移動が可能になるのか?今回は壁から1.5mの通路を確保し、実際に車いすに試乗しながら通路を移動してみました。




他にも来場者のみなさんには、情報交換やアイデアを出していただき、その場で出た内容は付箋に書いてホワイトボードで共有していただきました。


今回はこれまでみなさんから出していただいた課題やアイデアの一部を実践してみました。

実践することで、来場者のみなさんも運営メンバーもさまざまな気づきがありました。

できますゼッケンでは自分にできることは何か、「自分では大したことないと思っていても、ここでは役に立つんだね」と話されていた人もいました。車いすでも移動しやすい通路を四方すべて1.5m確保すると避難所のスペースが大分狭くなってしまうため、3方でもいいのではないか、移動式の点字ブロックは家具の滑り止めシートを下に敷くといいのではないか、など実践することでより具体なアイデアも聞くことができました。


今回の気づきは避難所に限らず、日常生活でも活かせることがあるのではないかと思います!今後もユニバーサルな地域、誰も取り残さない地域を目指して、みなさんと取り組みを続けていきます。「ユニバーサル」「防災」などに関心のある人、一緒に多賀城をよりよくしたいと思っている人はたがさぽまでご連絡ください。お待ちしています!!

私の視点で意見を届けよう(募集中のパブリックコメント) [2022年12月10日(Sat)]
みなさん、こんにちは。
スタッフのなかつです。
本日2度目の更新です。


多賀城市では、2021年度からの10年間の新しいまちの将来の姿を描き、その実現のための行動計画である総合計画と、それに基づいて各分野の具体的な計画づくりが進んでいます。

計画づくりには、それぞれのまちで生活する市民の意見は欠かすことができません
具体的な計画案ができてきたところで行われるのがパブリックコメントの募集です。

多賀城市では現在、以下の計画への意見募集が行われています。


◎多賀城市地域防災計画の修正素案

「多賀城市地域防災計画」は、災害対策基本法に基づく計画で、市域の保全を図り、各種災害から市民の生命と財産を守るため、行政と市民、事業者など関係団体が一体となり、それぞれの持つ能力を発揮し、相互に連携しながら地域防災力を高めることを目指すもの。

※参考
現在の地域防災計画(多賀城市ホームページ)
https://www.city.tagajo.miyagi.jp/bosai/shise/shisaku/kekaku/chikibosai.html
災害対策基本法(内閣府ホームページ)
https://www.bousai.go.jp/taisaku/kihonhou/index.html

●募集期間:12月5日(月)〜12月19日(月)17時まで(必着)

●提出方法:決められた様式を使って、ホームページのお問い合わせフォーム・E-mail・郵送・FAXのいずれかで。

詳しくは市ホームページ
https://www.city.tagajo.miyagi.jp/bosai/shise/kocho/p-comment/keikaku-comment.html


ひらめき今年発表された新たな津波浸水想定、新型コロナウイルス感染予防対策、配慮が必要な方への対応などの視点がポイントとなりそうです。
素案は、現在の計画と修正を加えた新しい計画(案)が並んでいて、対比しながら読むことができ、どこが修正されようとしているのかがわかりやすく示されています。


★パブリックコメントとは

私たちは、行政、企業、そして市民(自治会・町内会による地域活動や、NPOによる市民活動)のそれぞれの活動のもとに暮らしています。

国や県、市の取り組みや制度が「いつの間にか知らないうちに決まっている」と思うことはありませんか?
例えば、介護、子育て、まち並み、将来のまちの姿…
私たちの暮らしに直接関わることに、自分の思いや考えを伝える方法のひとつに「パブリックコメント」があります。

パブリックコメントとは、行政が制度などを決めるときに、ひろく意見を聞き、その結果を反映させることで、よりよい取り組みをめざすものです。
Posted by nakatsu at 10:26 | その他 | この記事のURL | トラックバック(0)
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