みなさんこんにちは、たがさぽスタッフの齋藤です。
早いもので、たがさぽの敷地内の桜もすでにもう散って葉桜となってしまいました。気がつけば、まもなくゴールデンウィークに突入ですね。
たがさぽはゴールデンウィーク期間中も開館しております、開館時間を確認の上ご利用ください。詳しくは⇒☆
さて、木曜日は、市民活動情報をお届けします。
毎週土曜日の午前中、多賀城市下馬駅前にあるビルの1室に多賀城や塩釜、仙台、利府などから小学生や中学生が集まってきます。主に子どもたち向けに学習の場を提供している学び処しおがま(マナシオ)には、現在10名の生徒が在籍していてみんなで楽しく勉強しています。
学習支援ボランティアも10数名登録していて、無理のない範囲でそれぞれのスケジュールに合わせて、常時3〜4名で子どもたちに勉強を教えています。登録している先生たちは、20代から70代までと年齢も幅広く、学校の元教員や医療関係者、大学生などさまざまな経歴の方がいます。
毎回、学習の前には最近の出来事や近況報告、詩の朗読などの時間を設けてリラックスして学べる雰囲気を作りだしています。今年度は、みんなでことわざを朗読して、そのことわざの意味やそれに関連したことを勉強しています。
その後、学校の宿題をやったり苦手な科目の復習、受験勉強などそれぞれが自由に勉強しています。各々学年や課題によって勉強の内容が違うので、基本的には一人の生徒に対して一人の学習支援ボランティアがついて勉強をみています。勉強に飽きたら、卓球をしたり、折り紙を折ったり、みんなでホワイトボードに絵を描いたり、自由な雰囲気で本人の自主性に任せています。
学び処しおがま(マナシオ)は
★勉強が分からない
★ひとりでなく、友だちと勉強したい
★学校に通うことができなかった、できないので勉強したい
★戦争などで、中学校を卒業していないので学びたい
など、いろいろな理由から一緒に学びたい、学び直したいという方の気持ちを応援したいという思いから学習支援の取り組みを始めました。しかし、一方で親が働いている時間に子どもだけで家で留守番させるのは心配だからという理由で申し込んでくることもあります。ただ、それが今の子どもたちの現実なのではないかと考え、マナシオが子どもたちの居場所になればいいと、無条件に受け入れているとのことです。学習支援を基本にしていますが、子どもたちの居場所作りという視点でも取り組んでいます。
学び処しおがま(マナシオ)で学びたい、学習支援ボランティアなど協力したいという方は、ぜひ下記までご連絡ください。運営を支える賛助会員も募集しています。学習支援ボランティアは月1回でもOK!教員免許、指導経験不問です。お問合せお待ちしています。
〇学び処しおがま(マナシオ)
毎週土曜日 10時〜12時 いつでも見学OK! 参加無料
場所:エンドービル(JR仙石線 下馬駅前)
多賀城市下馬2丁目8-21
〇ブログ 「学び処 しおがま」
〇お問合せ:090-3753-4386(清水 仁 代表)
E-mail :shimizusan-chi@ab.auone-net.jp