みなさんこんにちは、たがさぽスタッフの齋藤です。
本日は
経済的困難を抱える
子どもたちの学び支援活動助成
をご紹介いたします。
厚生労働省「2019年国民生活基礎調査」によれば、日本の子どもたちの貧困率は13.5%で7人に1人が相対的貧困状態にあります。特にひとり親家庭では、相対的貧困率は2人に1人に及びます。これは先進国35ヶ国中9番目に高い数字であり、様々な事情によって、貧困状態に陥っている世帯が増えています。
多賀城市でも、子どもの貧困対策として、たがじょうすくっぴープラン2という子どもの貧困対策計画を策定して、教育や生活、保護者の就労などの支援を行っています。
今回紹介するベネッセこども基金は、その経済的困難を抱える子どもたちの学びを支援する活動のための助成金情報です。自立的な事業継続や新たな事業へのチャレンジに中長期で取り組む事業(団体)に、複数年(最大3年)の助成を行います。
◆主旨◆日本全国の地域において、経済的な困難を抱える子どもたちを取り巻く社会課題は、ますます多様化・複雑化しています。それらの課題解決に取り組む団体に対して、自立的な事業継続や新たな事業へのチャレンジに中長期で取り組む事業に、複数年(最大3か年)の助成を行います。本助成を通して、自団体の事業強化のみならず、関係機関と連携することで、地域の子どもたちにより幅広い支援が届き、より根本的で持続可能な解決策が講じられることを目指します。
◆助成内容◆1. 助成対象事業

経済的な困難により学びに課題を抱える子どもたちの意欲を高め、学びに取り組む手助けとなる事業において、中長期視点で自立的な事業継続・発展を目指す取り組みを支援します。
※「経済的困難」には、さまざまな要因で生じる経済的な困窮に付随する子どもの複合的な困難も含みます。

「A:現在の事業の自立的な継続・発展のための取り組み」もしくは「B:新たな事業の立ち上げ」のいずれかで最大3か年の助成を実施します。
※申請は団体単位で、1団体で複数の申請をすることはできません。
A:既存事業強化(現在の事業の自立的な継続・発展のための取り組み)
→既存事業強化のためのテーマを明確にして計画を立案していただきます。
※複数テーマについての取り組み可
テーマ 取り組み
@ 子ども支援活動の質向上
A 子ども支援活動の普及・拡大
B ネットワーク構築・政策提言
C 事業基盤の強化・業務改善
D その他のテーマ @〜Cにあてはまらないテーマ
B:新規事業(現在の事業では対応できない子どもの課題に取り組むための新たな事業の立ち上げ)
※既存事業のエリア・拠点の拡大は、「A:既存事業強化」の対象となります。
※同エリア・拠点であっても、新たな対象のために立ち上げた事業は、「B:新規事業」の対象です。
◆助成対象団体◆
上記助成テーマで活動を行っている非営利団体
(特定非営利活動法人(NPO)、財団法人、社団法人、社会福祉法人など)

「助成決定後の義務・条件」に同意いただける団体
※法人格が無くても申請可能ですが、個人名義の口座への助成金の振り込みはできません。
※原則として営利団体への助成は行いません。
◆対象活動期間◆2022年4月1日から2025年3月31日まで (最大3年間)
◆助成金額◆1団体あたり、最大3か年で総額900万円以内
※助成金額は、年度ごとに、申請された事業計画・予算を審査の上決定します。
※収入見込みに自治体の補助金や他の公共法人等の助成金が含まれていても応募できます。
◆助成対象となる費用◆助成対象期間の活動費用(具体的な費用項目は申請書を参照)
※助成対象とならない費用:申請事業に関わらない団体運営の費用や要員の人件費
◆助成の総額◆ 2022年度 計2,000万円程度
◆申請方法◆★ホームページのフォーマットに記載の上、申請書類を下記の送付先にメールか郵便でお送りください。
【メールの場合】 kodomokikin@grop.co.jp
【郵送の場合】 〒277-0831 千葉県柏市根戸 206-3 北柏ビル2F
潟Oロップ内 ベネッセこども基金助成事務局
◆受付期間◆
申請締め切り :2022年1月7日(金)必着

結果連絡 :2022年3月下旬

助成金の振り込み :2022年3月末を予定しています。
◆本助成の問い合わせ先◆
TEL:04-7137-2570 月〜金 10:00〜17:00
※祝日、2021年12月27日(月)〜2022年1月 4 日(火)を除く

メールアドレス kodomokikin@grop.co.jp