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『知る』が困っている人に寄り添う社会につながる [2020年08月10日(Mon)]

こんにちは。スタッフのさいじょうです。


毎週月曜は、たがさぽの日常をご紹介しています。

本日は…スタッフのひとりごともたがさぽの日常かなぁ、なんて勝手な解釈をし(笑)

最近感じたことをブログに書きたいと思います。


7月に、視覚障害を持つ方が駅のホームから転落し、電車にはねられて死亡するという悲しいニュースがありましたね。白杖(はくじょう)を使って点字ブロック付近を歩いていましたが、足を踏み外して転落したというニュースでした。

※白杖(はくじょう)とは視覚障害者等の、道路の通行に著しい支障がある障害者が、歩行の際に前方の路面を触擦する等に使用する白い杖。


そのニュースで思い出したのが、以前ネット上でもずいぶん話題になったようですが、新聞に掲載された投書。

点字ブロックを白杖(はくじょう)でたたきながら歩いていた視覚障害の女性が、「うるさい!」と近くにいた人に怒鳴られたときの様子を書いたものでした。

あー、そういえば、コツン!コツン!と結構響くなと思った記憶があり、偶然関連の記事を見かけました。


その記事には『視覚障害を持つ人は周りに自分の存在を知ってもらうため、白杖で点字ブロックをたたいて音を出している人もいる』という記事を目にしました。(これは障害者リハビリ施設に勤めていた、新聞へ投書した方の奥様のお話でした)


たしかに、最近はスマホの画面に夢中になる人が多いですし、ぶつかってお互いがケガでもしたら…そうか、あのコツン!コツン!っていう音は『通りますよ〜』ってサインなんだなぁと。


視覚障害を持つ方の困りごとをたがさぽでもお聞きしたことがあります。

いつも通る歩道にゴミ収集のボックスが置いてあるそうです。見れば点字ブロックの片側はあいているのですが…

人によっては点字ブロックの上を歩く人、左手に白杖を持つ人、右手のに持つ人もいるので、点字ブロックの両側を開けておかなくてはならないそうです。その方はぶつかって流血したことや、服がやぶれたこともあると話していました。


家族や職場に視覚障害の方がいれば、どんな場で困っているのか、どんなときにサポートしてもらい安心だったか知ることができますよね。しかし身近にいなければ、点字ブロックさえもあまり気にかけず、そこの上で立ち止まってしまったりとか。(以前のわたしがそうでした。)

怒鳴った人も、それを知っていたら大きい声を出さずに済んだのではないかと意見もあったようで。『知る、情報が入る』って大事なんだなぁと感じました。


知らないことが悪いのではなく、もっと社会でさまざまな、生きやすくなる、暮らしやすくなる情報があふれ、それが当たり前になって悲しい事故を防ぐことにつながるといいな〜と考えたりしました。


なかなか他人に触れることや、声がけが難しい今の状況ですが、危険な場所(駅のホームや工事をしている付近など)で、あ、気になるな。手助けしたいな。と思っているけど躊躇してしまう。そんな方は是非、こちらをご覧ください。


社会福祉法人「日本点字図書館」

が公開している「一緒に歩こうリーフレット」は白杖や盲導犬を使っている人の誘導方法をまとめています。ダウンロードはこちらから→★★★



また、一般社団法人「盲導犬総合支援センター」

では盲導犬ユーザーの声をもとにした「声かけパンフ」を作っているので、是非見てみてください〜ダウンロードはこちらから→★★★


視覚障害.jpg


ちょっとしたきっかけや、情報交換でみんなにやさしい社会になるといいですね。


データで見る多賀城 〜人口分布グラフ(令和2年(2020年)3月末データ版)〜 [2020年08月08日(Sat)]
こんにちは、スタッフの武内です。

今回は、過去にも何度かご紹介している多賀城市の人口について、その分布のグラフを令和2年(2020年)3月末のデータを使用してご紹介します。

※以前作成した2015年のグラフについては以下のリンク先をご覧ください
 →データで見る多賀城 〜行政区の人口分布グラフ・西部地域編〜
 →データで見る多賀城 〜行政区の人口分布グラフ・中部編〜
 →データで見る多賀城 〜行政区の人口分布グラフ・東部編〜

【2020年3月末の多賀城の人口分布グラフ】
taga-jinG_All.jpg
まずは多賀城市全体のグラフです。

なお、今回使用しているデータは、多賀城市のホームページで公開されている人口データと若干異なり、自衛隊が含まれていませんので、ご了承ください。

上記の前提はありますが、このデータ時点での老年人口(65歳以上)割合は24.74%(多賀城市のホームページでは24.6%です)で、年少人口(0〜14歳まで)割合は13.51%(多賀城市のホームページでは13.4%です)。グラフでは、多賀城市全体の年少人口と老年人口の割合を中心に、赤線を引くことでグラフ上を4つのエリアに分けています。
 ○右上が多賀城市平均より年少人口と老年人口が共に多い
 ○左上は多賀城市平均より年少人口が多く、老年人口が少ない
 ○左下が多賀城市平均より年少人口と老年人口が共に少ない
 ○右下は多賀城市平均より年少人口が少なく、老年人口が多い
 
グラフでは、年少人口と老年人口の割合を行政区毎に算出しそれぞれをグラフ上に記載しています。大きく目立つとことでは、赤線で4分割された内の左上にある城南が他の地域より明からに老年人口の割合が少ないことが分かります。
 
 
次からのグラフでは、多賀城市を西部・中部・東部に分け、さらにそれぞれの行政区の経年による変化を見てみます。
経年変化は2015年→2020年です。

なお、2015年のデータは自衛隊が含まれますが、2020年のデータには含まれておりませんので、ご了承ください。
グラフですが、赤い線が2020年の多賀城市全体の年少人口と老年人口割合です。2015年のデータは緑色の丸、2020年のデータは青い丸で記載しています。

【西部】
taga-jinG_west.jpg
多くの地域で2015年→2020年へは右下(年少人口減、老年人口増)方向へ移動していることが分かります。
ただし、中には右上(年少人口増、老年人口増)に移動している地区もあります。新井田三区や南宮にそうした傾向が見られます。

【中部】
taga-jinG_center.jpg
グラフの傾向としては赤線の4つのエリアの内、左下(年少人口・と老年人口が少)や右下(年少人口が少・老年人口は多)に点が集まっているように見えます。中部も西部と同様に2015年〜2020年へは右下方向への移動が見られますが、中には新田中のように左上(年少人口が多、老年人口は少)へ移動している所も見受けられます。

【東部】
taga-jinG_east.jpg
グラフの傾向では他に比べ、多賀城市全体の年少・老年人口割合を中心に囲むように分布しています。地区ごとの大きな変化としては丸山の2015年→2020年で、2015年は年少人口が25%近くで老年人口がほぼ0%でしたが、2020年では多賀城市全体の割合にかなり近い位置に移動しています。

グラフをよく見ていただくと、例に挙げた地区以外にも右下(年少人口少、老年人口多)に向かう動きとは別の挙動をしていたり、2015年→2020年への移動幅が大きかったりと気になる動向が見えてきます。

今回、公開したグラフはパソコンで作成しましたが、模造紙とシールとマジックなどを使って、手作りすることができます!
Handmade_Grafu.JPG
(上図は実際にたがさぽスタッフが手作りしたものです)

画像で見るとやや複雑そうに見えますが、手作りをしてみるとそう難しいことはありません。3〜4人程度のグループを3つ作り、西・中・東部のグラフを作成してみると、作っている間にグループ内で多賀城の地域の話題が口を継いで出てきます!

コロナ禍の中で、集まっての講座やワークショップが実施し難い環境ではありますが、コロナ禍が終息し、コロナの最中の事を踏まえ、改めて地域のことを考える際は、この手作りグラフを活用して、みんなで地域のことをアレコレ語ってみませんか?

『グラフを手作りしながら、地域のことをみんなで考えたい』という方は、たがさぽへお声がけください。


※お願い※
本ブログの画像データの記載内容に関するお問い合せは、多賀城市市民活動サポートセンターにご連絡ください。
・TEL:022-368-7745
・eメール:tagajo@sapo-sen.jp
 
 
 
俳句が多賀城の文化をつくる  「壺の碑」全国俳句大会 俳句を募集中 [2020年08月06日(Thu)]
こんにちは。

スタッフの川口です。
木曜日は市内外の団体の活動や取り組みを紹介しています。

 今日紹介するのは、「壺の碑」全国俳句大会です。
実行委員会が主催しており、実行委員長は多賀城市在住の全国屈指の俳人高野ムツオ先生です。これまで、あやめまつりでの俳句大会や小学校での俳句講座など、多賀城の文化を育てている団体です。

 今日は、7月に開催した多賀城市WEBアートワークショップ助成事業の採択を受けて行った、学生を対象としたZoomでのWEB俳句講座とオンライン句会「多賀城をコトバでのこす 俳句でのこす」の報告と、現在募集している「壺の碑」全国俳句大会についてご紹介します。

 7月5日、WEB講座「おもしろい俳句のコツ」、18日に開催した「多賀城オンライン句会・夏の陣」には、俳句甲子園に参加した経験のある大学生も参加したほか、小学生のころに「壺の碑」全国俳句大会への学校からの投句をきっかけに俳句を継続して作っている中学生や高校生も参加していました。

俳句2部_Moment(2).jpg

左から「壺の碑」全国俳句大会事務局で俳人の小松温美さん、日本を代表する俳句界の重鎮である高野ムツオさん。高野さんは俳句界の最高賞「蛇笏賞」を受賞している。


 「あやめ」「かたつむり」「かみなり」「七夕」など6〜7月の題材をもとにそれぞれ俳句をつくり、みんなで講評し合いました。
 参加した中学生、高校生は「壺の碑」全国俳句大会に小学生のころから投句していた人も多くいて、26年にわたる活動が多賀城の子どもたちの感性を育て、文化を創造していると感じました。

 そんな第27回「壺の碑」全国俳句大会が10月11日(日)は多賀城市文化センターでの開催が予定されており、現在俳句を募集しています。今年は特別選者に井上康明氏を迎え「飯田蛇笏・飯田龍太と俳句」の講演も行われます。

申込書表→ SKM_C45820080614180.pdf


◎開催内容
  講演 13:30開演
     「飯田蛇笏・飯田龍太と俳句」井上康明氏
  入選句発表 入選句選評 表彰式
  当日参加費 一人1,000円

◎一般の部・応募投句要領
題 当季雑詠(未発表作品一組三句)
投句料 一組1,000円(何組でも応募できます)
投句締切 令和2年8月31日(月)
選者 井上康明  俳誌「郭公」主宰
   西山 睦  俳誌「駒草」主宰
   成田一子  俳誌「滝」主宰
   橋健文  俳誌「好日」主宰
   高野ムツオ 俳誌「小熊座」主宰

◎小・中学生の部 投句要領
題 未発表作品 一人三句以内
投句料 無料
投句方法 応募用紙(400字詰原稿用紙でも可)に作品3句以内、住所、氏名、学校名、電話番号を記入の上、郵送。
選者 高野ムツオ
   小松温美
   熊谷山里

お問合せ、お申込み先は応募申込書に書かれていますので、そちらをご覧ください。
 お申込み用紙→ SKM_C45820080614160.pdf
みなさんもぜひ、多賀城が誇る俳句大会にぜひご参加ください。

 なお、7月のWEBアートワークショップの講座とオンライン句会の様子は、youtubeでも閲覧することができます。



こちらもぜひご覧ください!
みなさんが今だからつくることができる俳句をつくってみませんか?

追記です!
現在、多賀城市立図書館 本館ギャラリーにて、俳人高野ムツオ先生の俳句展が開催されています。こちらは東日本大震災の「あの日」のことを綴った「言葉」と「写真」のコラボレーションです。3月から延期となり、ただいま開催中とのことです。ぜひご覧ください。


「語り継ぐいのちの俳句」展2020
俳人高野ムツオ×写真家佐々木隆二

2020.8月1日(土)〜31日(月) 9:00〜21:30
多賀城市立図書館 本館3階ギャラリー/入場無料

新たに多賀城をイメージした作品を追加、展示しているそう!必見ですね。

Posted by 川口 at 18:16 | 団体紹介 | この記事のURL | トラックバック(0)
息苦しさに彩を添えて楽しむひと工夫  [2020年08月03日(Mon)]
スタッフおくむらです。

互いの距離を安全に保つ為のソーシャルディスタンス。
マスクにアクリル板に透明シート。なんだか息苦しいし隔たりが心地よくないなふらふら

そんな「withコロナ」を楽しさと交流に変えてしまおうるんるんという一工夫のご紹介ですひらめき

鹿児島の市役所ではこんなユニークな窓口を作っていますぴかぴか(新しい)
取り組みはコチラから

おもしろいなぁ♪わーい(嬉しい顔)

で…早速たがさぽでもやってみました!
受付窓口の感染予防シートにスタッフ手書きのたがさぽちゃんがみなさんをお出迎えしています。
夏バージョンのたがさぽちゃん! 多賀城のご当地キャラクター「たがもん」もいます!
たがもん」は、多賀城市観光協会のキャラクターです。
受付シートjpg.jpg


もちろんこの感染予防シートの必要がなくなるようになることを願うばかりですが、
こうかわいいと秋バージョンも楽しみになってきたりして(^^♪  
来館の際はのぞいてみてくださいね。

「withコロナ」の過ごし方、こんな工夫しているよ!等ありましたら、ぜひ教えてください。
団体の取り組みでも個人での工夫でも、地域で互いの強みをかけ合わせて乗り越えていきましょう(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!
お問合せや提案はコチラのお問合せフォームからどうぞ

〜おまけ〜
スタッフまっちの「みぃつけた!」
たがさぽでは、安心・安全にご利用いただけるセンターを目指して、開館日は館内とたがさぽ周辺を定期巡回しています。
先日午前中の巡回で、新人スタッフが「みつけましたぁ!」と大事そうに手の中に何かを包みこんで掌を開くと…Σ(・ω・ノ)ノ!

ちびちゃん.jpg

クワガタのあかちゃんですかね(^^;


コロナウィルス感染拡大の早い終息を願うと共に、今できることを楽しみ助け合っていきたいものですね晴れ




「NPO(市民活動団体)のための新型コロナウィルス対応お役立ちサイト」 [2020年08月01日(Sat)]
こんばんは、スタッフのわたなべです。

再び、新型コロナウイルス感染症が広がりを見せています。
個人それぞれでも、団体の活動でも、感染防止の対策をしっかりしていく必要がある、と改めて感じています。
さて、各団体が活動するにあたり、「講座を開催するのだが、必要な対策は?」「活動にオンラインでも対応したい」「もしもメンバーが感染したら、どうしよう?」など悩みも尽きないと思います。
そこで今回は、そのような時に役立つサイトのご紹介です。


NPO(市民活動団体)のための
新型コロナウィルス対応お役立ちサイト


https://stopcovid19-for-npo.jp/


●このサイトについて
・『NPO(市民活動団体)の皆様の活動を支援するため、コロナウイルス対応に関連する情報を集めたサイトです。政府・自治体からの支援情報をはじめ、NPOの活動に役立つ情報を幅広く紹介しています。』(このサイトより引用)
・事務局を日本NPOセンターに置き、『「新型コロナウィルス」NPO支援組織社会連帯(CIS)情報提供チーム』が運営にあたっています。

●どんな情報がありますか?
・さまざまな情報を「支援情報」「寄附情報」「IT活用」「衛生管理・感染対応」「行政からの通達・支援」「NPOの声・提言」に分類しており、必要なところから調べることできます。
・新しい情報は、各ページの上に掲載されています。

●より新しい情報を知るには?
 以下でも情報を発信していますので、ご覧ください。
 ・Facebookページ:https://www.facebook.com/cisnpo
 ・Twitter:https://twitter.com/cis_npo
 ・note:https://note.com/cis_npo


また現在、『「新型コロナウィルス」NPO支援組織社会連帯(CIS)情報提供チーム』では、
『新型コロナウイルス感染拡大への対応及び支援に関するNPO緊急アンケート』を実施中です。ぜひご協力ください(締め切り:8月14日(金))

↓こちらの文字をクリックすると、アンケートのページにジャンプします。
緊急アンケート