こんにちは。スタッフのおくむらです。 今回は、たがさぽの機能の上手い使いかたを紹介します。 たがさぽには、日ごろより全国の市民活動団体や各支援センターから イベントチラシやニューズレター(月間発行物など)が届きます。 それらは、みなさんがいつでも閲覧できるようにファイリングされているんです。 1階情報サロン(受付)に入って…ほらココ! スタッフ用や保管資料じゃないんです! ここには 各団体から届いたニューズレター(会報)やイベント情報が分野・地域別に ファイリングされているんです。 全国それぞれの土地柄・県民性・環境・時代背景を活かしながら活動した 軌跡があります。 例えば… idea(イデア) 岩手県/いちのせき市民活動センターこちら 2020年2月号より引用 「おれも行ぐから あんだもあばいゃ」 前田野自治会49世帯134人が暮らす中山間地域の取り組み 「普段からの隣近所の助け合いが重要」と、 集落の現状を見つめた上での実践的な防災訓練や 秋のメイン行事「秋祭り」ではどんな世代でも楽しめる内容を心掛けている。 これらの活動は、 それぞれが得意分野を活かす【いつものこと・いつもの風景】と思っていたが 外からの目線で「団結力のある自治会」と言われ衝撃を受けた。 ------------------------------------------- animato(アニマート) 神奈川県/横浜市市民活動支援センターこちら 2020年Winter Vol.28より引用 「“孤の時代に”市民活動の価値を捉え直す」 まちぐるみで子育てを応援したい!NPO法人親がめの想い 多様な地域づくりを目指す公的な子育て支援が増える一方、 対価を支払って受けられるサービスやケアも生まれている今。 後者の方がスムーズで質や価値観が自分にマッチして良いという声もある。 自分たちの活動との違いについて考えた。 それは自分自身の「変容」なのではないか…。 ----------------------------------------------- 兵庫県にある認定NPO法人コミニュティ・サポートセンター神戸 のニューズレターには、 「阪神淡路大震災から25年が経ち、「ともに生きる」ことが身近になってきた一方、 ボランタリーな生活文化を地域社会で実現するとなると距離感が否めない。 改めて現社会のボランティア活動を考えたとき、 「自ら進んで、未知なる他者を、受け入れる許容」ではないか。(本文より引用) ----------------------------------------------------------------------------------------------- とありました。 共通しているのは、 多様性の中で現場の声を聞き 常に生まれてくる現場からの問いに目を向け受け入れること。 こうしてみると、つい成功例にばかり目がいきますが、 その奥にある「想い」「ねらい」「葛藤からの成果」等 ジャンルは違っても、とても共感できたり糧になる情報に出会います。 ここでポイントは 閲覧資料には 最新版だけではなく過去のものもある!っていうところ! つまり【アーカイブ】があるわけです。 発行や実践自体は、過去(かなり過去もあります(^^;)だけど、 発想や根幹は、今の私たちにも十二分に参考になります。 【温故知新】新しい視点やブレないものを是非見つけてみてください! |