こんにちは、スタッフの武内です。
いま、たがさぽ2階のフリースペースでは
展示イベント【『すみだ』からみる多賀城の歴史】を11月30日(土)まで開催しています。
内容は隅田地区をはじめ、多賀城の町内会・自治体のこれまでの歴史と取り組みを展示しています。
実はその一角で、多賀城についてのデータも展示しているのですが、今回のブログではそのデータをご紹介いたします。
展示しているのは全部で3つのグラフです。
1つ目は【多賀城の人口と世帯数の推移】です。
横軸は西暦です。
左側の縦軸が人数、右側の縦軸が世帯数です
また、棒グラフが人数の推移で、折れ線グラフは世帯数の変化を表しています。
人数については、60,000人から63,500人の幅で表示しています。
着目点の1つとしては、人口は2008年がピークになっていますが、世帯数は東日大震災発災の年とその翌年を除き2018年まで増え続けているところが挙げられます。
2つ目は【多賀城の人口割合の変化】です。
横軸は西暦です。縦軸は人数を示しています。
また棒グラフ自体も色分けがされていて、65歳以上と64歳以下〜15歳以上、15歳未満をそれぞれ示しています。
グラフを見ていただくと、全体の人数は心持ち減少しているように見えます。同様に15歳未満も緩やかに減少して見えます。しかし、64歳以下〜15歳以上の割合は緩やかですが確かに減少していることが見て取れます。更に65歳以上の割合は増加していることが読み取れます。
3つ目は【多賀城市の行政区別 年少人口割合と老年人口割合(2015年)】です。
グラフの縦軸は年少人口(15歳未満)の割合です。縦軸は老年人口(65歳以上)の割合です。
グラフの点は2015年時点の各行政区の年少人口と老年人口を示しています。
点のうち赤で示しているのは多賀城市全体の年少人口と老年人口の割合で、つまり多賀城市の平均となります。
多賀城市平均を示す赤い点を中心に十字に赤い線が引かれています。これによりグラフ内を4つのエリアに分けています。
すなわち
●右上は平均より年少と老年の人口割合がともに多い
●左上は平均より年少人口割合が多く、老年人口割合が少ない
●左下は平均より年少と老年の人口割合がともに少ない
●右下は平均より年少人口割合が少なく、老年人口割合が多い
という区分です。
こうして多賀城の47の行政区を見てみると、同じ多賀城市内でも人口の構成に違いがあることが視覚的に把握できます。
多賀城にお住まいの方は、ご自身の住む地区がどの位置にあるか、ぜひ探してみてください。
さて
展示イベント【『すみだ』からみる多賀城の歴史】では、11月22日(金)にトークイベント『町内会・自治会 いいたい放談「あんな話、こんな歴史」〜ここから先のことまで〜』を開催します。スペシャルゲストに町内会長を長年務められ、その間、町内会広報誌を作り続けた佐藤司さんをお招きし、町内会のこと地域のことを個人・団体の枠を超え、みんなで知恵やアイデアなどを言いたい放談します。
現在、トークイベントの参加者を募集中です。
下記に時間や申込先などを記載していますので、興味がある方はぜひお申込みください。
●トークイベント【『町内会・自治会 いいたい放談「あんな話、こんな歴史」〜ここから先のことまで〜』】
・開催日時:2019年11月22日(金) 10:00〜12:00
・会 場:多賀城市市民活動サポートセンター 2階フリースペース
・参 加 費:無料
・申 込:電話番号 022-368-7745(多賀城市民活動サポートセンター)
お電話をお待ちしています!
※グラフの作成には多賀城市ホームページ内の『多賀城市の人口』と『多賀城市統計書』、『地域福祉計画 (第3期)』を使用しています。
※お願い※
本ブログの掲載データに関するお問い合せは、多賀城市市民活動サポートセンター(下記)にご連絡ください。
・TEL:022-368-7745
・eメール:tagajo@sapo-sen.jp