多賀城の町内会まつりレポートG 東田中南自治会夏祭り〜住民交流の灯火を照らすランタンの光〜 [2025年10月03日(Fri)]
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こんにちは。スタッフのあべです。 今日は夏まつりレポート第8弾、8月3日に開催された 東田中南自治会夏祭り をご紹介します。 東田中南地区は、多賀城駅や市役所などにほど近い便利な立地にあり、砂押川沿いに建つマンション8棟の入居者で構成され、その数は約800世帯を超えます。 お祭りは自治会の主催で、子ども会育成会の協力で行われています。住民のコミュニティ作りが目的で、交流をとおして顔と顔が見える関係性をつくることが防災力にもつながるとのことです。マンション住民の高齢化が進み、イベントに若い世代など新しい顔ぶれに入ってきてほしいと工夫を凝らしています。 お祭りは昼と夜の2部構成でした。昼の部は14時から18時、夜の部は19時から20時30分。夜も楽しみたいという声があり、今年は昨年好評だったランタン光のページェントと線香花火体験を企画しての開催です。 私が訪問したのは夕方の時間帯で、会場のマンション敷地内の公園は夜の部を前に落ち着いた感じでした。遊歩道沿いに出店テントが並び、木々の緑の中でしっとりした雰囲気。奥のテントにテーブルとイスが置かれ、住民の皆さんがのんびり食事と会話を楽しんでいました。 自治会のブースではジュースやお茶、生ビール、かき氷の販売。子ども会のブースでは、わたあめの販売の他に七ヶ浜町の駄菓子屋のお店もあり、子どもたちや家族連れで賑わっていました。例年開催のゲームの他に子ども向けのお店を増やし、子どもたちが販売スタッフとして参加。元気な掛け声でお祭りを盛り上げる姿が微笑ましかったです。 また、購入はチケット制で、お金のやり取りをなくす工夫をしています。他に近隣店舗などの外部出店がありました。 そして、子ども会の出し物がもう一つ。昨年度から行っている「ランタン作り」です。 イラストやぬり絵、切り絵を貼った紙を透明ファイルに差し込み、100均のプッシュLEDライトに貼り付けて作ります。ランタンの見本と切り絵のパターンが豊富で、どれにしようか迷ってしまうほど!誰でも簡単にできるので、家族連れや友だち同士で楽しんで作っている姿が見られました。 このランタン作りは、防災用のランタン作りから発案したそうです。火を使わないので安全で災害時に役立ちますね!手作りを楽しむだけではなく、日頃の防災について考える機会にもなっています。 夜の部は19時からスタート!昼の部の片付けを終えて、自治会有志の方がお手伝いしています。防災防犯部の大山さんに夜の部の様子を教えていただき、画像をご提供いただきました。 日没後、公園内の憩いの森におよそ120個の手作りランタンを並べて点灯。お祭りで参加者が作ったランタンは、昨年の参加者にも持ち寄ってもらったものと一緒に飾りました。公園が幻想的な雰囲気になりました!カラフルできれいですね! こちらは ロウソクの火が風で消えるハプニングがあり、残念ながら途中で体験は中止になりましたが、タイムを競う長持ち競争は予定通り開催。37名の小中学生が参加し、1位から5位の子どもたちに景品が配られ、とても喜ばれました。夏のいい思い出になりましたね! 以前は盆踊りや子ども神輿を行っていましたが、コロナや猛暑、子どもの数の減少など、さまざまな影響で断念した経緯があります。これからは暑さ対策が課題で開催時期はどうしたらいいか、住民アンケートを取って検討していくとのことでした。 東田中南地区では、普段からさまざまな行事やイベントを行い、マンション住まいの皆さんのふれあいを深める交流の場を大切にしています。楽しい行事をきっかけに住民同士が顔を合わせることで新たな出会いも生まれます。顔の見える関係性づくりと、日頃からの交流の大切さをあらためて感じたお祭りでした。 今年の夏まつりブログはこちら ↓ 多賀城の町内会夏まつりリポート@ レトロであたたかいこども縁日 黒石崎町内会 多賀城の町内会夏まつりリポートA 子どもが主役!防災意識向上の新田三区夏まつり 多賀城の町内会夏まつりリポートB 高橋4区合同大規模夏まつり 新旧の盆踊りの魅力 多賀城の町内会夏まつりリポートC 地元中学校で若い世代も参加!高崎自治会夏まつり 多賀城の町内会夏まつりリポートD 野田の玉川で花火!向山町内会 多賀城の町内会夏まつりリポートE いろいろな団体が子どもたちを見守る 南宮自治会の夏まつり 多賀城の町内会夏まつりリポートF タガレンジャーと吹奏楽が盛り上げる!八幡下一ふれあい夏祭り |




