まちをお世話する活動を応援する2つのプログラム [2025年05月17日(Sat)]
みなさん、こんにちは。
スタッフのなかつです。 毎週土曜日は、市民活動・地域活動に役立つ情報をお届けします。 「地域のために何かしたい」というときに、思い浮かぶ活動の一つにごみ拾いがあるのではないでしょうか。 通勤・通学時に通る道路、近所の公園、散歩コースの川沿いの道などで、捨てられたごみを見かけることがあります。私たちの暮らすまちで出たゴミは、海洋ごみの原因にもなり、環境に大きな影響をおよぼします。 *参考 日本財団 海と日本PROJECT https://uminohi.jp/kaiyougomi/ 道路や公園、川などみんなの共有空間を、市民と行政が協力しながらきれいにする取り組みに「アドプト・プログラム」があります。 アドプトとは、英語で「養子にする」という意味。 市民が、一定区画の公共の場を、わが子のようにお世話し(掃除や草取りなどに取り組む)、行政がその活動を支援するというものです。 行政の支援は、活動中のけがに対応できるボランティア傷害保険への加入や活動に必要な物品の提供、ゴミの回収などがあります 県内では、宮城県が道路、公園、河川敷、海岸などのプログラムを実施しています。 アダプト・プログラム制度導入自治体一覧(宮城県) https://kankyobika.or.jp/adopt/domestic-activites/miyagi スマイルサポーター(一覧) https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/snd-doboku/smilesupporter0328.html 県のホームページでは、活動している団体名と活動の区域の情報が公開されています。 会社や町内会、市民活動団体などが多く、産業道路や砂押川、加瀬沼公園、多賀城駅周辺、政庁跡周辺など、多賀城市内でも活動している団体もいます。 アドプト・プログラム制度に登録・参加している団体、これから新たに登録・参加しようとする団体を対象に、助成金や清掃グッズで活動を応援する「2025年度アダプト・プログラム助成制度」の募集が行われています。 自治体の支援と合わせて助成事業を効果的に活用してはいかがでしょうか。 公益社団法人食品容器環境美化協会 2025年度アダプト・プログラム助成制度 対象者: 以下の要件をすべて満たす団体であること 1.次のいずれかの団体であること @各自治体が導入しているアダプト・プログラム制度に登録・参加している団体で、アダプト活動を更に充実、拡大しようとする団体 A各自治体が導入しているアダプト・プログラム制度に新たに登録・参加しようとする団体 2.本助成制度が設けられている趣旨に賛同するとともに、飲料団体から構成されている食品容器環境美化協会の活動であることを十分認識していること 3.過去2年間(2023年度、2024年度)に当協会の助成を受けていないこと 助成コース: 次のいずれかのコースによる助成とします。 @ 助成金コース ・1団体当たり助成の下限額を3万円、上限額を10万円とします。 ・アダプト・プログラム活動のうち、清掃活動およびポイ捨て防止・啓発活動に必要な諸費用とします。 A 清掃グッズコース ・ビブスとトングのセット 対象期間: 2025年4月〜2026年3月に支出される費用を対象 申請方法: ・公益社団法人食品容器環境美化協会へ直接 もしくは ・プログラム導入自治体の担当部局へ申請 締め切り: 2025年6月13日(金)※当日消印有効 助成の詳細、申請書類等は下記ウェブサイトをご確認ください https://kankyobika.or.jp/adopt/subsidy-for-adopt/2025-outline 5月30日は「ごみゼロの日」でもあります。 活動を始めるきっかけに活用してみてはいかがでしょうか。 |