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多賀城市市民活動サポートセンターさんの画像
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未来のコミュニティを描くフューチャーセッションを開催しました [2025年03月02日(Sun)]
みなさん、こんにちは。
スタッフのなかつです。

多賀城のまちのよいところや気になるところ、気になるキーワードを持ち寄り、「こうなったらいいな」という未来の姿を描きながら、実現に向けたアイデアを出し合う多賀城のまちの未来を描くフューチャーセッション。参加者同士、多様な意見を聴きあうことで、新たな気づき、アイデア、関係性、取り組みなどを生み出していこうという場です。
*1回目の開催はこちら


2月9日(日)にvol.2を行いました。
今回のテーマは「コミュニティの未来を描く」
ゲストに荒井まちのわ図書館や多世代交流複合施設「アンダンチ」の運営に携わる特定非営利活動法人まちあす代表理事 福井大輔さんをお招きしました。

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訪問看護、高齢者住宅、障がい者就労支援、保育園など、アンダンチを中心に幅広い年代や対象者の事業に取り組む福井さん。事業を始めたきっかけは、ヒト・モノ・コトがつながるコミュニティをつくりたいという想いでした。

例えば、高齢者施設に赤ちゃん連れの親子に遊びにきてもらうことで、高齢者が赤ちゃんをお世話する場面が見られたそうです。サポートする側・サポートされる側の関係が固定されるのではなく、サポートされる側がサポートする側になるということが起こっています。
福井さんの運営する施設には、施設の入居者が店番をする駄菓子屋、だれでも利用できる食堂などがあり、地域の人に「自分も行ってもいい場所」だと思ってもらえる工夫をしているそうです。
荒井まちのわ図書館では、一箱本棚オーナー制度を設けたり、大学生ボランティアを募集したり、いろいろな人が関わる仕組みがあります。

多世代が関わり合いながら、異分野をかけあわせることを積み重ねる中で、自分たちの活動以外にもいろいろな立ち寄れる場所や居場所が地域の中にでき、暮らしやすい地域になっていけばよいのではないかと思っているそうです。

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福井さんは事業として取り組まれていますが、市民活動団体、自治会・町内会の活動にも活かすことができそうなヒントがたくさんあるお話でした。


後半は、参加者同士でディスカッションを行いました。

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4〜5人のグループごとに、自己紹介のあと、それぞれ取り組んでいる活動や、これからやってみたいと思っていることに対して、同じグループの人から「Good(いいね!と思うところ)」と「Motto(もっとこうしたらよいというアドバイスなど)」をコメントしてもらうというワークを行いました。

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当日は、市内にお住いの方や通勤している方を中心に17人にご参加いただきました。
「高齢者が元気でいられる場をつくりたい」
「学校を卒業した障がい者が働ける場をつくりたい」
など、地域福祉に関心がある方も多かったようです。
「こういう催しに初めて参加しました」
と一歩踏み出すきっかけになった方もいらっしゃったようです。
「何かしたいと思っている人がこんなにいるのですね」
「多賀城のことをいろいろな人と話せてよかったです」
参加者が20〜70代と幅広くまでの方が混ざり合って話したこともよかったとの感想もいただきました。


今後も多賀城フューチャーセッションを実施し、まちのよいところ、気になるところを話したり、アイデアを出し合しあっていきます。
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