8月18日(日)に開催した「Tagajo Youth Challenge部」の第1回についてご報告します。 TYC部(Tagajo Youth Challenge部)とは? 活動者のお話やフィールドワークを通して、同世代(10代〜20代)の仲間と一緒に地域でやってみたいことを考える、3回連続講座です。 詳しくはこちら Tagajo Youth Challenge部 第1回 当日は高校生1名、大学生2名、社会人3名、計6名の10~20代の次世代のみなさんが参加しました。 講座アドバイザーの鈴木さん 今回の連続講座を一緒にサポートしていく講座アドバイザーは、多賀城市出身・在住の鈴木亜里紗さん。 鈴木さんは現在ライター、探求学習のサポーターとして活動しています。高校時代には市民活動団体iRISを立ち上げ、多賀城の魅力を若者目線で広める活動をしていました。 TYC部第1回では、市民活動・地域を盛り上げる活動をしていた先輩として、鈴木さん自身と学生時代の活動についてお話しいただきました。 iRISの活動関連tagはこちら 鈴木さん講話の様子 鈴木さんは高校時代、部活の傍ら休日にイベントを開催したり、学校終わりにたがさぽに通って相談をしたりと忙しい日々を過ごしていました。iRISとしての活動は本当に楽しかったと話していました。 活動をきっかけにつながった縁が今も活きていたり、活動の経験がまた別の場所で自分の糧になっていたりと、その後の人生に大きな影響を与えたというお話がありました。 鈴木さんのお話の後は、マインドマップを使って思っていることや考えていることを紙に書き出し見える化して、アイデアを形にしていくワークを行いました。書き出す項目は「自分の好きなこと」「自分の得意なこと」「自分のまちの好きなところ」「多賀城市の印象」の4つです。 マインドマップ作成中 書いたものをペアで共有 まず初めに好きなことや得意なことを書き出し、隣の人と2人ペアで共有したあと、自分のことを相手に紹介してもらう「他己紹介」を行いました。 短い時間だったにも関わらず、どのペアも相手のことをわかりやすく紹介していました。 お互いのまちの印象も共有 次に、地域に目を向けて、自分のまちの好きなところ・多賀城の印象を書き出しました。 そのあと書いたものを3人グループで共有しました。 自分のまちの好きなところの共有では、同じ市に住む人でも違う意見が出ており、人が温かいところやバスケットゴールが多いところ、街路樹が気に入っているなど、各々の視点での「すき」が沢山出ていました! マインドマップの後は、いよいよやってみたいことのアイデア出しへ。 グループでのアイデア出し 前半は3人ずつの2グループで、それぞれ多賀城の印象や、やったら楽しそうなことを考え、後半は2グループの意見を合わせて、6人全員で「こんなことをしたら楽しそう!」というアイデアを出し合いました。 今回の参加者の中には、多賀城に親しみのある方とそうではない方が半々だったため、知っているからこその視点と、知らないからこそのアイデアが混ざりあっていました。 今回出たアイデアを一部紹介します。 情報発信をしている人が少ないという意見がでたあとには、多賀城においしいラーメンがあるという意見と繋がって、多賀城のグルメを紹介するようなコンテンツを作るのはどうかというアイデアが生まれていました。 他にも、史都のまちであるという特徴をもっと親しみやすく紹介できないかという意見や、歴史を紹介するようなドラマを作る、多賀城跡の模型をまちの人とみんなで塗るなどなど沢山の意見が出ていました。 全員での話し合いの様子 模造紙には沢山のアイデアの付箋が 今後、第2回・第3回でどんな風にアイデアが深まっていくのかとても楽しみです! 次回は、塩竈市出身の画家である釣舟さんをゲストに迎え、塩竈でまち歩きを行います。釣舟さんの視点や考えに触れ、地域の魅力を再発見するヒントを見つけていきます。 第2回からの参加もまだ募集していますので、興味のある方はお気軽にご相談ください! 最後に、参加者の皆さんからの感想を一部ご紹介します。 ・自分が思いつかなかった考え、意見、視点を手に入れることができた ・ブレストが楽しかった ・他の参加者の方と話すことができ、多賀城のことを知ることができて楽しかった。 ・自分の中のマインドマップを通して、言語化できたのがとてもよかった。 みなさん、ありがとうございました! 次回の参加をお待ちしています |