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高校生が考え提案するシジュウカラガン復活プロジェクト [2023年05月18日(Thu)]
みなさん、こんにちは。
スタッフのなかつです。

毎週木曜日は、市民活動・地域活動の取り組みをご紹介します。


多賀城市と仙台市に広がる七北田川流域の水田地帯「七北田低地」には、かつて、渡り鳥のシジュウカラガンが多数越冬していたそうです。
1971年1月の県の調査では、ガン類の飛来が多かった順に、登米市の長沼、栗原市の伊豆沼、内沼に続き、多賀城市の高橋地区だったそうです。今から50数年前の風景をご存知の方もいらっしゃるかもしれないですね。

しかし、密猟、国道4号線バイパスの完成、市街地の広がりという急激な環境の変化により、ガンの群れは姿を消したそうです。
シジュウカラガン自体もは、1990年代前半には絶滅寸前となり、国際的な取り組みにより数は回復したのですが、七北田川流域の水田地帯には戻ってきていないそうです。

気候変動、災害、生物多様性、資源など、環境に関わる問題を世界的にも解決しようという動きが増す中、シジュウカラガンの群れを歴史的な越冬地「七北田低地」に復活させようという取り組みが進行中です。

かつての渡り鳥の越冬地多賀城市高橋にある仙台育英学園高等学校多賀城校舎に通う高校生たちが、シジュウカラガンと七北田低地の学びを通して、市へ提案しようというものです。
高校生の学びをサポートするのは、保護の中心的な存在である日本雁を保護する会、環境コンサルタント企業である東北緑化環境保全株式会社、活動の趣旨に賛同した仙台ロータリークラブです。

昨年秋から始まった、この連携によるプロジェクト
活動のようすはインスタグラムで発信されています →

5月26日(金)に行われる公開シンポジウムでは、地域の自然や歴史などから学び、高校生たちが考えたアイデアの発表と具体化に向けたディスカッションなどが行われます。
YouTubeでリアルタイム配信されるとのこと。
多賀城のことを知りたい、高校生のアイデアを聞いてみたい、一緒に考えてみたいという方は、ぜひ視聴してみてはいかがでしょうか。


公開シンポジウム
シジュウカラガン復活プロジェクト


日時:2023年5月26日(金)12:10〜14:00(配信は12:00〜)
プログラム:
 12:10〜 趣旨説明
 12:30〜 基調講演「お帰りシジュウカラガン!ここが君たちのふるさと、多賀城です」
      呉地正行さん(日本雁を保護する会会長)
 12:50〜 仙台育英学園高校生・留学生から多賀城市長への提案
 13:10〜 パネルディスカッション

YouTubeリアルタイム配信:
 https://www.youtube.com/live/PTO6v76aGsE?app=desktop&feature=share

ポスター.pdf
詳細.pdf

問合せ先:シジュウカラガン復活プロジェクト事務局(東北緑化環境保全株式会社)
     電話 022-263-0607
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