こんにちは!スタッフのわたなべです!!
以前、
多賀城将棋ラボの
「多賀城春季将棋大会」のレポートを掲載しましたが、このたび11/3(木・祝)に開催された
「多賀城秋季将棋大会」に参加してきましたので、その様子をお送りします。
多賀城将棋ラボは、
8年前の文化の日(11/3)に活動を開始したとのことで、毎年この日に大会を実施しています。
今回は小学生からベテランの方まで、62名が参加。持ち時間15分(切れたら一手30秒)制で、ひとり5局指します。
朝10時過ぎ、初戦の組み合わせが発表され席に着き、プログラムやルールの説明を経て対局開始。開会前のザワザワした雰囲気が一変して、響くのは駒を動かす音と対局時計の音のみ。対局相手をはじめ、周りの参加者の表情は真剣そのものです。私は、普段はオンラインで将棋を指しているので、目の前に相手がいての対局は5月以来。
同じ将棋でも、対面だと相手の様子もうかがえていいなあと思いながら指し進めました。
やがて終局し(結果は言うまい)、早めに終わったので他の対局を見たり、近くにいた小学生と練習将棋を指したり、インターネットTVの中継を見たりしていました。
対局の様子。午前中は2局指した(写真提供:多賀城将棋ラボ)
午後からは、今回のゲスト・
室谷由紀女流三段が登場。多賀城に来るのは、2012年に開催された
「ねんりんピック宮城・仙台2012」以来10年ぶりだそうです。
まずは、朝に出題されていた
「次の一手クイズ」の解説と解答の発表です。室谷女流三段の実戦譜をアレンジしてつくられたクイズは、3択でもとても悩みましたが…、正解できてよかったです。
室谷女流三段による「次の一手クイズ」の解説(写真提供:多賀城将棋ラボ)
その後、対局が再開し、4局目は大熱戦となりました。私が攻勢で、もう少しで相手の「玉」を詰ます(つまり、勝利)ところまで行ったと思うのですが、そこから相手が粘りに粘り、長期戦に。周りでは5局目が始まってしまいましたがまだ終わりません。結局、私の攻め手がなくなり、負けとなりました…残念!
気を取り直して最終5局目となるところですが、実は室谷女流三段による
指導対局を申し込んでいたのでした。下の写真のような三面指し(いっぺんに3人と指す)で、ほかの二人はすでに対局が始まっていました。
隣の小学生は駒落ち(室谷女流三段が駒をいくつか使わないハンディ戦)でしたが、私は4局目が終わってすぐでパタパタしていたこともあり、平手(ハンディのない対局)で指すことになりました。これまでの対局とは違った緊張感の中、ところどころで室谷女流三段からアドバイスをいただきつつ指し進め、何と勝たせてもらうことができました。
指導対局もプロの方との対局も初めてでしたが、
ていねいに教えていただき、何か少し実力アップした感じがしました。室谷女流三段による指導対局(写真提供:多賀城将棋ラボ)
こうして大会は終了。前回に続き、とても楽しかったです。
多賀城将棋ラボでは、今後も大会などを実施していくそうですので、興味がありましたらぜひご参加ください。詳しい情報は、こちらからご覧ください。
多賀城将棋ラボ
http://tagasho.blogspot.com/また多賀城将棋ラボでは、
宮城・岩手・福島の沿岸地域で交流人口拡大と地域活性化を目的とした将棋イベントを開催するためにクラウドファンディングを始めています。興味のある方、応援したい方はぜひご覧ください。
東北地域沿岸地域での将棋イベントプロジェクト
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