こんにちは。 スタッフのカツイです。 7月16日(土)に「TAGAJO Future Labo 6th」の第1回スペシャルトークイベントを行いました。 ※TAGAJO Future Labo (通称TFL)についてはこちらから 一般社団法人プレーワーカーズの廣川和紀さんによるスペシャルトーク『遊びは新しい出会いをくれる』のようすをご紹介します。 ---------------------------------------------------------------------------- 1.プレーワーカーズについて プレーパーク(冒険遊び場)とは、子どもが「やってみたい」と思うことを自由にできるようにした遊び場のことです。 団体では、一般的に子どもとは大人が導く・育てると思われているけれど、子どもというのは自ら育つ力があると考えている。子どもが自由に、思っていることができるように、活動の1つの手法としてプレーパークを使っているそうです。 そして子どもがやりたいと思うことをすべて「遊び」と呼んでいます。 2.廣川さんの子ども時代からの市民活動との関わり 昔から遊ぶことが好きだったという廣川さん。そして高校生になってからも、子どもと遊びというものに関心を持っていたそうです。会社員になってからも、休日を使って仙台の西公園プレーパークでボランティアをしていました。 廣川さん自身が子どもの頃に遊び場で出会ったインストラクターが、その生業のプロの大人ではなく、地域の高校生などだったという話が印象的でした。 3.これから何かをやってみようと考えている方へのアドバイス 参加された方へのアドバイスには、「わが子ともうひとり」くらいの感覚でやってみると重すぎず続けられるとありました。 そして子どもの支援者目線では、「何もしない、という支援は大事」とありました。 ついつい、アドバイスしすぎてしまったり手を掛けすぎてしまったりするかもしれませんが、支援者が何もしないことにより参加者同士が助けあったり自分から行動したりするかもしれない、と話されていました。 参加者からは「今までやってきてよかったシーン・思い出」という質問があがり、廣川さんは震災後の石巻で子どもから「しつこく来るね」と言われたこと、と答えました。震災支援として単発で来訪される方が多い中、団体としては細く長く支援を続けたいと考えている中で「報われた」と思い、これからも頑張ろうとなった瞬間だそうです。 プレーパークでのアクシデントに関する質問があがったとき、廣川さんは信頼関係が大事になると話されました。「一緒に話し合って一緒にやっていく」。発生したアクシデントにも話し合って折り合いをつけていく、子どものやりたいことを優先させるために大人との間に立つ、などと「中間支援」としての役割について話していただきました。 廣川さんのお話あとは、参加者がグループごとに分かれ自己紹介を行いました。 事前に配った自己紹介シートに、名前と好きなこと・やってみたいこと・気になっていることを記入し、それぞれ一人1分で紹介しあいました。自己紹介を受けてグループ内から実現へのアイデアが飛び出したり、「うちでやりませんか?」と声をかけるシーンもありました。 出会いやきっかけが様々なところにあることが良くわかる時間でした。 参加者のみなさんからは ・普段絶対会えないような方のお話を聞けてよかったです。 ・ゲストのキャスティングが初回としてとてもよかったと感じました。 ・「あそび」というテーマが自分にとって分かりやすく、仕事に生かせるボラ希望の方と繋がりを持てた。 という感想がありました。みなさんとても満足されたようすでした! TAGAJO Future Labo 6thの第1回は無事終了いたしました。 今後の報告もお楽しみに! |