こんにちは。 スタッフ川口です。 今日は1月22日(金)にオンライン開催しました Tagajo Sustainable Relationship会議2020 (多賀城から、持続可能な関係性を探る会議)の詳細を、何回かに分けてレポートいたします。 このTSR会議は、多賀城市のデータを見ながら多賀城市の様子を共有し、ゲストトークから「持続可能な地域のつくり方」のお話を聞きつつ、多賀城で活動している当事者や支援者から6つのテーマで現状をお話していただきました。 今回掲げているのは、「誰一人取り残さない地域」「共生社会」「ユニバーサルな地域」です。 当センターでは2017年から取り組み、市民・企業・行政セクターをこえて地域の状況を共有し、考えていく場を作ってきました。今回は3回目のTSR会議の開催です。 私たちが暮らす地域を考えていくために、現状や思いや情報を共有することで、共通の認識を持つことを目的に開催しました。活動者、自治会、学校、市民、行政など約70人を超えるみなさまにご参加いただきました。 まずは多賀城がどんなまちかをデータを見ながら知ることからはじまりです! 宮城県5つの自治体は2市3町。他市町村への通勤・通学が多く、 1/3は日中は市外に出ている。人口密度が高いのが特徴 令和2年からは推定値になる。昭和45年は多賀城が町から市になる1年前である。 人口増加、高齢者わりあいが高くなる。今後は推定だが人口減少に入る。 高齢者割合は高くなっていく 世帯数の増加とともに世帯人員は減っている。世帯分離がわかる 平成31年に初めて出生数より死亡数が上回る 転入数転出数が多い。社会増減数を表す。 平成23年の東日本大震災で減少 児童扶養手当とは、一人親家庭の18歳までに支給される 第2のセーフティーネット。伴奏型の支援を行っている。 専門相談員が相談を受け付けている 高齢者世帯65歳以上 高齢者世帯、一人世帯が増加している 18歳以上が増加傾向にある 視覚聴覚、肢体不自由、内部疾患なども含まれる 1、2級の重度障害の人が多い 発達障害も含む。増加傾向にある これまで中国が多かったが、ベトナムが増加傾向 中国は留学生が多い。ミャンマー・ベトナムは技能実習生が多い 多賀城市民2000人対象に調査 悩みを相談できない理由は、 相談できる人や窓口がわからないがなんと47%も ボランティアが参加していないが8割にもなる 参加する気がない理由は、時間がないが半数を占める 多賀城が安心して暮らせるまちかについて51%そう思う。 わからない人も多い いかがでしたか? 多賀城市の姿、そして今後の地域の姿を知ることができたかと思います。 データで見ると、より具体的な問題意識を持つことができるとともに、なんとなく感じていたことを具体的に知り、いろいろな見方ができます。 課題を深く知るとともに、次にどうしたらよいかを考えるきっかけになりますね。 PDFテキストはこちらからどうぞ→TSR配布用データ.pdf 次回はゲストトーク 筧裕介さんのゲストトーク(基調講演)「持続可能な地域のつくり方」をご紹介します。 お楽しみに! |