私の視点で意見を届けよう [2020年12月13日(Sun)]
みなさん、こんにちは。
スタッフのなかつです。 まちの将来の姿を描き、その実現のための行動計画を「総合計画」といいます。 10年に一度決められる「総合計画」に基づき、各分野のより具体的な計画も決まっています。 多賀城市をはじめ多くの自治体で、2020年度は総合計画の最終年度を迎えます。 2021年度からの10年間の新しい総合計画、各分野の具体的な計画づくりが進んでいます。 計画づくりには、それぞれのまちで生活する市民の意見は欠かすことができません。 市民向けのアンケートが行われたり、計画案を検討する会議に市民委員として参加したり、意見を取り入れる取り組みがされています。 具体的な計画案ができてきたところで行われるのが「パブリックコメントの募集」です。 多賀城市では以下の計画への意見募集が行われています。 ◎第四期健康たがじょう21プラン 健康増進計画、食育推進計画、母子保健計画が一体化した2021〜2025年度までの5年間の計画。日々の食事、運動、ストレス、生活習慣病、健康寿命など、子どもから高齢者まで関わる内容になっている。行政だけでなく、地域、市民活動団体、企業などの役割も掲載。 募集期間:12月8日(火)〜21日(月) 対象:18歳以上の市民、市内に通勤・通学をしている方 提出方法:決められた様式を使って、E-mail・郵送・FAX・直接持参のいずれかで。 詳しくは市ホームページ http://www.city.tagajo.miyagi.jp/sejin/shise/public/21puran.html ◎歴史的風致維持向上計画(第2期) 通称 歴史まちづくり法に基づき、地域固有の歴史・文化を保存・活用し、魅力あるまちづくりを進めていく2021〜2030年度までの10年間の計画。この期間は南門復元、多賀城創建1300年記念事業といった大きなハード事業もあるが、子どもの体験学習などソフト面の取り組みもある。都市計画、景観、文化財など多岐にわたる。 募集期間:12月8日(火)〜21日(月) 提出方法:決められた様式を使って、E-mail・FAX・直接持参のいずれかで。 詳しくは市ホームページ http://www.city.tagajo.miyagi.jp/toshike/shise/shisaku/kekaku/ninte.html ◎第六次多賀城市総合計画前期基本計画素案 めざすまちの姿について書かれている「基本構想」を実現するために、2021年度から5年間に行うことを書くのが「基本計画」。「基本計画」はより具体的な取り組みが書かれる予定。 (新型コロナウイルス感染が拡大した3月末に行われた「基本構想」への意見は0件だったとのこと。) 募集期間(予定):12月22日(火)〜1月4日(月)17時 対象:18歳以上の市民、市内に通勤・通学をしている方 提出方法:決められた様式を使って、E-mail・郵送・FAX・直接持参のいずれかで。 詳しくは市ホームページ http://www.city.tagajo.miyagi.jp/kikaku/shise/koho/p-comment/6soukeizenkikihon.html 市民活動に関わる計画では、宮城県の民間非営利活動促進基本計画(第5次)中間案に対する意見募集が行われています。 ◎宮城県民間非営利活動促進基本計画(第5次・中間案) 地域や社会の課題を解決する活動を行う市民活動・地域活動を活発にするための2021年度から5年間の計画。震災から10年、SDGs達成に向けた取り組み、働き方改革、新型コロナウイルス感染拡大による社会状況の変化などを踏まえている。県と市町村との連携についても触れられている。 募集期間:11月19日(木)〜12月18日(金) 提出方法:様式は自由、E-mail・郵送・FAXのいずれかで。 詳しくは県ホームページ https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kyosha/npo5-keikaku-pa.html ★パブリックコメントとは 私たちは、行政、企業、そして市民(自治会・町内会による地域活動や、NPOによる市民活動)のそれぞれの活動のもとに暮らしています。 国や県、市の取り組みや制度が「いつの間にか知らないうちに決まっている」と思うことはありませんか? 例えば、介護、子育て、まち並み、将来のまちの姿… 私たちの暮らしに直接関わることに、自分の思いや考えを伝える方法のひとつに「パブリックコメント」があります。 パブリックコメントとは、行政が制度などを決めるときに、ひろく意見を聞き、その結果を反映させることで、よりよい取り組みをめざすものです。 |