データで見る多賀城 〜人口分布グラフ(令和2年(2020年)3月末データ版)〜 [2020年08月08日(Sat)]
こんにちは、スタッフの武内です。
今回は、過去にも何度かご紹介している多賀城市の人口について、その分布のグラフを令和2年(2020年)3月末のデータを使用してご紹介します。 ※以前作成した2015年のグラフについては以下のリンク先をご覧ください →データで見る多賀城 〜行政区の人口分布グラフ・西部地域編〜 →データで見る多賀城 〜行政区の人口分布グラフ・中部編〜 →データで見る多賀城 〜行政区の人口分布グラフ・東部編〜 【2020年3月末の多賀城の人口分布グラフ】 まずは多賀城市全体のグラフです。 なお、今回使用しているデータは、多賀城市のホームページで公開されている人口データと若干異なり、自衛隊が含まれていませんので、ご了承ください。 上記の前提はありますが、このデータ時点での老年人口(65歳以上)割合は24.74%(多賀城市のホームページでは24.6%です)で、年少人口(0〜14歳まで)割合は13.51%(多賀城市のホームページでは13.4%です)。グラフでは、多賀城市全体の年少人口と老年人口の割合を中心に、赤線を引くことでグラフ上を4つのエリアに分けています。 ○右上が多賀城市平均より年少人口と老年人口が共に多い ○左上は多賀城市平均より年少人口が多く、老年人口が少ない ○左下が多賀城市平均より年少人口と老年人口が共に少ない ○右下は多賀城市平均より年少人口が少なく、老年人口が多い グラフでは、年少人口と老年人口の割合を行政区毎に算出しそれぞれをグラフ上に記載しています。大きく目立つとことでは、赤線で4分割された内の左上にある城南が他の地域より明からに老年人口の割合が少ないことが分かります。 次からのグラフでは、多賀城市を西部・中部・東部に分け、さらにそれぞれの行政区の経年による変化を見てみます。 経年変化は2015年→2020年です。 なお、2015年のデータは自衛隊が含まれますが、2020年のデータには含まれておりませんので、ご了承ください。 グラフですが、赤い線が2020年の多賀城市全体の年少人口と老年人口割合です。2015年のデータは緑色の丸、2020年のデータは青い丸で記載しています。 【西部】 多くの地域で2015年→2020年へは右下(年少人口減、老年人口増)方向へ移動していることが分かります。 ただし、中には右上(年少人口増、老年人口増)に移動している地区もあります。新井田三区や南宮にそうした傾向が見られます。 【中部】 グラフの傾向としては赤線の4つのエリアの内、左下(年少人口・と老年人口が少)や右下(年少人口が少・老年人口は多)に点が集まっているように見えます。中部も西部と同様に2015年〜2020年へは右下方向への移動が見られますが、中には新田中のように左上(年少人口が多、老年人口は少)へ移動している所も見受けられます。 【東部】 グラフの傾向では他に比べ、多賀城市全体の年少・老年人口割合を中心に囲むように分布しています。地区ごとの大きな変化としては丸山の2015年→2020年で、2015年は年少人口が25%近くで老年人口がほぼ0%でしたが、2020年では多賀城市全体の割合にかなり近い位置に移動しています。 グラフをよく見ていただくと、例に挙げた地区以外にも右下(年少人口少、老年人口多)に向かう動きとは別の挙動をしていたり、2015年→2020年への移動幅が大きかったりと気になる動向が見えてきます。 今回、公開したグラフはパソコンで作成しましたが、模造紙とシールとマジックなどを使って、手作りすることができます! (上図は実際にたがさぽスタッフが手作りしたものです) 画像で見るとやや複雑そうに見えますが、手作りをしてみるとそう難しいことはありません。3〜4人程度のグループを3つ作り、西・中・東部のグラフを作成してみると、作っている間にグループ内で多賀城の地域の話題が口を継いで出てきます! コロナ禍の中で、集まっての講座やワークショップが実施し難い環境ではありますが、コロナ禍が終息し、コロナの最中の事を踏まえ、改めて地域のことを考える際は、この手作りグラフを活用して、みんなで地域のことをアレコレ語ってみませんか? 『グラフを手作りしながら、地域のことをみんなで考えたい』という方は、たがさぽへお声がけください。 ※お願い※ 本ブログの画像データの記載内容に関するお問い合せは、多賀城市市民活動サポートセンターにご連絡ください。 ・TEL:022-368-7745 ・eメール:tagajo@sapo-sen.jp |