こんにちは。スタッフの浅野です。 毎週木曜日は市内外の取り組みをご紹介しています。
本日は子どもの支援に取り組む国際NGO 公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの豪雨災害支援の取り組みをご紹介します。 セーブ・ザ・チルドレンは、1919年にイギリスで創設されて以来100年にわたって 生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」が実現された世界を目指し、世界約120ヶ国で活動しています。そして、日本国内でも貧困、虐待などの課題解決や災害被災地での緊急復興支援に取り組んでいます。 記録的な大雨に見舞われた九州南部の状況を受け、被災した子どもたちへの支援活動も開始されました。初動支援として、避難先で使用できる「緊急子ども用キット」1,000セット(予定)の配布を行っています。 ■緊急子ども用キットの内容 ・ウェットティッシュや手指用消毒液などの衛生用品 ・トランプ、けん玉、おりがみなどの遊びのグッズ ・ホイッスル ・子どものための心理的応急処置(子どものためのPFA)のパンフレット ・オンライン配信「遊び」のコンテンツのパンフレットなど 災害によって日常生活が大きく変わり、大人でさえ自分たちのことで手一杯になってしまいがちな状況の中、子どもたちが抱える不安の大きさは想像に難くありません。 日常生活のルーティンをできるだけ保つことや安心して遊べる場所や機会の提供、「ここは安全だよ」と寄り添ってくれる大人の存在は子どもたちに安心を与えます。 衣・食・住・医療などの基本的な支援に加え、学び遊ぶ時間を確保するなど、子ども特有のニーズに対応していくことが、こころの健康の回復には欠かせないからです。 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは今後も九州他県の団体と連携しながら情報収集を継続し、子どもたちや保護者、地域の支援ニーズにもとづき、子どもたちが日常性を回復し、災害時における子どもの権利保障を実現するための活動を展開していきます。 2020年7月豪雨緊急支援への個人の皆さまからのご寄付はこちらをご覧ください。 ‥✼••┈┈••••┈┈••••┈┈••••┈┈••••┈┈┈┈••••┈••••┈┈••••┈┈••••┈┈••✼•• 公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンHP |