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データで見る多賀城 〜気になる数:空き家編〜 [2018年03月06日(Tue)]
こんにちは、スタッフの武内です。

 地域の暮らしのなかでは、たまに「最近○○○が増えた」や「△△△が減ったように感じる」など、やや感覚的に捉えてしまうことがあります。
そんな時に色々と調べてみると、きちんとした機関が丁寧に調べているデータが公開されていることがあります。

今回はそんなデータの中から、メディアなどでも度々取り上げられる『空き家』に焦点を当ててみます。

日本の住宅などのデータは、総務省統計局の住宅・土地統計調査で実態を調べています。
この中に、空き家に関するデータも存在し、さらに市町村ごとの数値もあります。
また、調査は5年毎に行われていて、平成30年(2018年)3月6日現在の最新データは平成25年(2013年)のものになります。

こうした住宅・土地統計調査の空き家に関する項目で、更に多賀城市に関するものを抜粋したのが以下の表になります。

2013_空き家の種類_多賀城市.jpg
(↑をクリックで大きく表示されます)

上の表のなかで、“空き家総数”を見てみると2,460とありますが、その下に数字の内訳があります。
その内容が重要になりますので、内訳の用語解説とともに見て行きましょう。

『二次的住宅(別荘、その他)』
“別荘”
週末や休暇時に避暑・避寒・保養などの目的で使用される住宅で、ふだんは人が住んでいない住宅。
“その他”
ふだん住んでいる住宅とは別に、残業で遅くなったときに寝泊まりするなど、たまに寝泊まりしている人がいる住宅。

『賃貸用の住宅』
新築・中古を問わず、賃貸のために空き家になっている住宅

『売却用の住宅』
新築・中古を問わず、売却のために空き家になっている住宅

『その他の住宅』
上記以外の人が住んでいない住宅で、例えば、転勤・入院などのため居住世帯が長期にわたって不在の住宅や建て替えなどのために取り壊すことになっている住宅など。

こうした定義で見てみると

二次的住宅は利用頻度こそ少ないですが、活用の形跡はあると言えるでしょうか。多賀城では50件です。

賃貸用や売却用は、今後利用の見込みがある住宅といえます。多賀城では合わせて1,650件となっています

その他の住宅は、人が住んでいない住宅とのことで、多賀城では760件となっています。

なお、今年(平成30年)は総務省統計局の住宅・土地統計調査の調査年です。
5年経って、どのような変化があるのか、そうした変化量を調べてみることで、地域の変化が分かる場合もあるかと思います。


今回ご紹介したように、様々な事柄に関する数字をネットで検索してみると「こんなデータが公開されていたのか!」と思うようなものが結構あります。
今後のたがさぽPressでも、地域に関するデータなどをご紹介していきたいと考えています。

※お願い※
本ブログの掲載データに関するお問い合せは、多賀城市市民活動サポートセンター(下記)にご連絡ください。
・TEL:022-368-7745
・eメール:tagajo@sapo-sen.jp
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