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大盛況!たがさぽのクリスマス雑貨市2023 [2023年12月04日(Mon)]

こんにちは!スタッフの伊藤です。


駅前や図書館でもライトアップが始まり、まちの至るところでクリスマスを感じる季節になってきましたね。


昨日の123日(日)には、たがさぽでも毎年恒例のクリスマスイベント【たがさぽのクリスマス雑貨市】が開催されました!


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天気にも恵まれ、開館前から多くの人が並んでいました。



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食品の販売や、



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雑貨の販売、



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ワークショップ、



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よみきかせ、



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きっずボランティアのあそびブース、



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マジックなど。



市民活動団体や福祉施設など、計34団体にご協力いただき、今年のテーマ通りたくさんの「たのしい」が集まる場所になっていました。


当日は、のべ720人近くもの方にご来場いただき、大盛況の雑貨市となりました。


雑貨市にお越しくださったみなさま、ボランティアとして参加してくださったみなさま、出展団体のみなさま。

一緒に雑貨市をたのしんでくださってありがとうございました!


詳しい雑貨市の様子は、後日ご紹介しますのでそちらもどうぞお楽しみに!



講座レポート 11/5(日)開催「NPO・市民活動 お金のはなし」 [2023年11月14日(Tue)]
こんにちは。スタッフのさいじょうです。

本日は、10/29(日)の広報講座に続き行われた、NPO・市民活動 お金のはなしのレポートです。

当日はこれから活動を始めたいと考えている方や、これから助成金申請を考えている方、資金調達について学びたいという方など、13名のみなさんにご参加いただきました。

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講師は日本ファンドレイジング協会認定ファンドレイザーの鈴木美紀さんです。
まずは、市民活動とは何か?
その特性からどのような資金調達にはどんな方法があるか?という、基本のお話からスタートしました。

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▲講師の鈴木さん


市民活動団体の資金源は、主に寄付・会費、助成金・補助金、事業収入、受託収入があり、それぞれの特徴をお話しいただきました。

NPO・市民活動と一言で言っても、団体の規模や活動タイプは様々。団体の規模感、必要経費、資金源の違いも学びました。

また今回は、資金源の一つ、助成金にスポットをあて詳しくお話いただきました。助成金審査の流れ、申請前に必要な準備、助成金を審査する側の思いや、申請の見せ方の工夫、アピールのポイントなどなど・・・
ここまででもかなり盛りだくさんな内容です。
皆さんメモを取りながら真剣にお話を聞いていました。

IMG_0096.JPG▲講座のポイントをしっかりメモをとる参加者の方


その後、助成金申請を想定し申請書を記入するワークを行いました。
ワークでは、団体の活動の整理となるよう、基本情報や事業内容の部分を記入いただきました。
短い時間でまとめるのは大変でしたが、講師の鈴木さんに質問しながら、あるいは団体メンバーで相談しながら記入しました。

IMG_0107.JPG▲分かりにくいところを、質問しながら書き込みます

IMG_4974.JPG▲相談しながら団体の活動を整理します


その後、もっと質問したいところや、いいね!と思う取り組みなどをふせんに書き、その質問に対し団体の方からお答えいただきました。

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2時間半、ぎゅうーっと詰め込んだ講座で時間が経つのはあっという間でした。
参加した方からはこんな声をいただきました。

参加者の声

◇助成金のみの話ではなく団体活動のすすめ方まで考えることができました。

助成金への考え方もよくわかりました。

◇具体的に考えたり、他団体とシェアできたのがよかった。

◇5W1Hを意識して書き出し、より自分達の活動の伝えたいことが明確になった。


また、

◆もう少し具体的な例が聞きたかったです。

◆時間が足りなかった!


という次回に向け、参考になる声もいただきました。

講師の鈴木さん、ご参加いただいた皆さん本当にありがとうございました。


たがさぽでは、資金調達に関する相談対応や書籍の貸し出しをしております。

また市民活動お役立ち情報として、

今回のテーマでもある「活動資金のいろは」「助成金を活用してみよう」を館内に設置しています。

たがさぽにご来館の際にはご利用ください。

ダウンロードも可能です


ひらめき活動資金のいろは


ひらめき助成金を活用してみよう

講座レポート 10/29(日)開催「届く、届ける情報発信広報講座」 [2023年11月07日(Tue)]
こんにちは。スタッフの小林です。
紅葉が美しい季節になりましたね。たがさぽの駐車場にある木々も色づいて秋の深まりを感じる今日この頃です。

本日は10月29日(日)に開催した
「届く、届ける情報発信 広報講座」のレポートをお送りします。

広報講座(おもて).png


フリーライター・編集者のジェンティーレ恵さんを講師にお迎えし、NPO・市民活動団体の方など10名の方にご参加いただきました。

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今回のテーマは「団体の魅力が伝わる広報テクニックを学ぼう!」です。
ジェンティーレ恵さんより基本的な考え方についてわかりやすくご説明いただきました。

テレビだけで情報を得られる時代もありましたが、今はFacebook、Instagramなど情報があふれています。興味、関心がない人にチラシや情報をそのまま流しっぱなしにするのは非効率だそうです。さまざまなツールを利用し関心のある人を探し当て、発信する側が相手に合わせていくように情報発信していくことが大切とのことでした。作る側の思い込みで本当に届けたい相手を見逃しているかもしれないと話していました。

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▲とてもわかりやすい説明が参加者を引き付けていました


情報発信に限らず、適切なターゲットに届けるためには「ニーズ(必要とされていること)・ウォンツ(ほしいこと)」を把握することが大切です。そこで参加者が団体情報をどんな相手に届けたらいいのかの「ニーズ・ウォンツ」を書き出していくワークを実施しました。活動にまつわるキーワードを最低10個書き出してみましょうということでしたが、苦戦している参加者の方も見られました。キーワードの検索にはいろんな方法があることも知ることができました。

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▲ひたすらキーワードの検索、そして書き出すワーク


団体の方がパンフレットを作成する際に参考になればと、ジェンティーレさんは見本にたくさんのパンフレットをお持ちくださいました。正直文字が多いものよりデザインの良さで手に取る人が多いのだそうです。パンフレットの文字を制限するのであれば団体のWEBページに誘導する、パンフレットの折り方を工夫して限られたスペースに情報を掲載する方法もあるとのことでした。
これらのパンフレットも参考に、自分たちのパンフレットを作成するときに相手に届くものにするためにはどのような情報を掲載してどのようなつくりにするかを考え、整理するワークも行いました。

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▲さまざまなデザインがあることに興味津々のみなさん


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▲パンフレットを手に会話が弾んでいます


参加者の方からは

ひらめきちょうどリーフレットリニューアルを検討していたのでヒントを頂きました!
ひらめき相手を考えた情報発信が出来るように意識していければ!!
ひらめき発信は引っぱるのではなく「あわせていく」ことを学びました。
ひらめきニーズ/ウォッチSheetでじっくり考えることができました
ひらめきジェンティーレ恵さんの第2弾の「広報」講座をして欲しいです!
などの感想が寄せられました。


今回講師を務めていただいたジェンティーレさん、そしてご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

たがさぽでは広報に関する相談、また運営に関する相談も随時受け付けております。お気軽にご来館・ご連絡ください。
たがさぽのきっずボランティア講座Bレポート [2023年10月23日(Mon)]
こんにちは。スタッフの金子です。


本日は、10月14日(土)に開催した

「きっずボランティア講座 第3回」
についてご報告します。


きっず講座チラシ_1.jpg


きっずボランティア講座とは

小学生を対象に、多賀城周辺の地域で活動しているゲストから活動のお話や体験を通じて、子どもたちがボランティアや地域の課題について学び、自分たちにできることを考え、行動を起こすきっかけにつなげるための5回連続講座です。

昨年度から始まり、今年度が2年目。昨年度の様子もブログでご覧ください。

※今年度の様子はこちら(第1回 第2回

※昨年度の様子はこちら(第1回 第2回 第3回



きっずボランティア講座 第3回
みんなでつくる!「あそびの場」作戦会議

ゲスト:あそびのわ がまっこぷれーぱーく
メンバーのとんちゃんさん・ゆーきゃんさん


あそびのわ がまっこぷれーぱーくは、こどもが自分のしたいあそびを自分の責任で自由に遊ぶ「プレーパーク」を作りたいという同じ思いのメンバーが集まって始まった活動です。


前身は多賀城プレーパークの会、多賀城から活動が始まり、七ヶ浜、そして現在は塩竈を中心に活動しています。



はじめに、がまっこぷれーぱーくで実際にこどもたちがあそんでいるあそびの場をたがさぽの会議室の会場に少しつくってもらい、こどもたちが好きにあそんでみることから始めました。とんちゃんさんもゆーきゃんさんも、こどもたちがあそんでいる様子を楽しそうに見守っていました。


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▲全体の様子。みんなそれぞれ自分のやりたいあそびに夢中です。

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▲紙コップを面白い形に組み合わせて、割りばし鉄砲の的を作っています。
トイレットペーパーの芯で何かを作ろうとしている子もいます。

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▲木の枝を組み合わせたものに、自分の好きな色の毛糸を蜘蛛の巣状に巻きつけます。
完成した「蜘蛛の巣」の使い道もたくさんありそうですね!


次に、がまっこぷれーぱーくが始まったきっかけや大切にしている想い、普段どのような活動をしているかのお話をしていただきました。


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▲写真左がゆーきゃんさん、右がとんちゃんさん


あそびは自発的で、自分がなんでもやってみて、からだで、心で感じてあーおもしろいって奥のほうから思うもの。こどもたちには自分でやりたいことを選んで挑戦する権利=あそぶ権利があります。「あー楽しかったというこども時代が、あたたかい思い出が、こどもたちにありますように」との想いで活動をしているそうです。


土や水、火、季節にあるものなどの自然を使って、こどもたちの自由な発想をあそびに変えます。例えばプールがない場所の土を掘って穴をつくり、そこにブルーシートを敷いて、水を溜めればプールのできあがり!話を聞いているだけでも、つくる過程から楽しそうな雰囲気が伝わってきました♩♬


また、参加者のみんなにも普段どのようなあそびをしているか教えてもらい、面白そうなあそびをみんなで共有することができました。


IMG_4575.JPG▲たくさんのあそびを共有しました!


そして、最後は、12月3日(日)のクリスマス雑貨市にどのようなあそばブースを出展したいか、そろそろ決めていきます。まずは、これまでの第1回〜第3回の内容も踏まえて、何をしたいか、1人で考えるワークをしました。1人3つまで何をしたいか、できるかを考えました。



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2つのグループそれぞれから3つずつ選び、さいごはみんなでクリスマス雑貨市で出展してみたいものを投票形式で選びました。


投票の結果、一番人気があったのは「焼きマシュマロ」。同一2位は「紙皿リース」と「木のてっぽう」でした。今回の結果を踏まえて、クリスマス雑貨市に出展するあそびブースの内容を決めていきます!



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○小学生のみなさんからの感想です(一部抜粋)



・いろいろな遊びをしたり、体験をしたりしているという話を聞いて楽しそうだなと思った!


・公園で遊べなくても、遊ぶところはあるとわかりました。


・割りばしでっぽうがあまりやったことがなかったので楽しかったです。




次回は11月25日(土)にクリスマス雑貨市のボランティア説明会があります。


そこで、クリスマス雑貨市出展団体のみなさんやボランティアのみなさんとの顔合わせや、きっずボランティア講座参加者のみんなが出展するあそびブースの準備などを行います。



いよいよみんなが考えたアイデアがかたちになってきます!


12月3日(日)のクリスマス雑貨市、ぜひご来館お待ちしております!!

今年初!多様な情報交換の場 防災人(びと)ミーティング開催しました [2023年10月16日(Mon)]
こんにちは。スタッフの川口です。
秋のイベントも多くなっていますが、インフルエンザの流行も気になる今日この頃です。
気をつけながら楽しみたいですね。

今日は令和5年9月28日(木)に行われた

「防災人ミーティング」の模様を報告します。

昨年は4回開催され、開催をのぞむ声がたくさんありました。

今年初めて行われた防災人ミーティングには、町内会の防災担当の方や防災士のみなさんなど17人の方が参加しました。町内会の方を中心に初参加の方も5人ほどいて、活発な情報交換となりました。


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はじめ、多賀城の防災関連の情報提供をしつつ、3つのグループに分かれて情報交換をしそこを防災に関心のある方々のさまざまな立場の経験値でのアドバイスが聞けるので、とても有意義な時間だという声をたくさんいただきました。


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Aグループは主に水害をテーマに話し合いが進んだようです。
砂押川や北上川に囲まれている多賀城は水害リスクが心配な地域もたくさんあります。


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Bグループは、多様な人たちの防災について話し合われました。
また、日中人のいない時間帯の災害では中学生が力になるのではという意見も。

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Cグループについては、防災担当としてどのような訓練の観点が必要かという質問に、日常的に楽しみながら防災意識を高めていくことや日頃からの意識などが大切という話がありました。


全体共有後の全体でのアドバイスタイムでは、「地域」という言葉ぶプレッシャーを感じている。地域とはだれなのかという話や、関心の薄い人へ伝えるにはどのような工夫が必要かなどの問いに、それぞれの地域で実践している活動をふまえてのアドバイスなどもありました。

この防災人ミーティングという場が、人や情報をつなぎ、それぞれの活動場所での講師になったり、活動の参考になったりという声もいただきました。
横のつながりを持つことがそれぞれの活動をより深めていくということもみなさんの声から知ることもできました。今後も情報共有や出会いの場となればと思います!


●みなさんからのアンケートの一部をご紹介します

「多様な意見があり、参考になった。一人一人違う考えあることを再認識した」

「顔の見える関係を作っておくことが大事だが、難しい面があることもわかった」

「多様な意見が大変勉強になりました。地域と学校がつながること温度差が地域にはあることもわかり、地域の実情をもっと知りたいと思いました」

「防災意識がみなさん高いのにビックリです。機会があればまた参加したい」

「様々な立場の方と意見交換ができ有意義でした」

「さまざまな所属の方と話せて、大変勉強になりました」

「地域の方と防災について話し合える良い機会となりました。時間が短すぎました」。

「テーマについてですが、「防災」と広く設けるのも良いですが、防災の中でもミニマムなテーマにしぼって開催頂くのも良いかと思いました。「防災訓練」「非常災害時の日頃の備え、準備物」など」

「様々な立場の方や職場の方との意見交換ができ、有意義な時間を過ごすことができました。ぜひ、今後も継続していただきたい」

「11月11日の市の防災訓練を有効に用いていきたいですね。」

「自分の地区のことをよく考えておられていて大変参考になりました。これからも地区の実情に合わせた課題を解決していきたいと思います」

「情報共有の会を得て、大変貴重な時間でした。「子ども」をキーにして、知育の防災意識の向上につなげたいと考えています

いつものメンバーだけでない、いろいろな人との情報交換をしてみてはいかがでしょうか。当たり前と思っていたことがとなりの町内会やまちでは違っていたりということもよくあります。前提を再度見直してみるということも大切になってくるのかもしれません。

たがさぽでもいろいろな地域の情報や人材情報もありますので、お悩みの際はお話しにきてください!

たがさぽのきっずボランティア講座Aレポート [2023年10月02日(Mon)]
こんにちは!スタッフの京極です。
本日は9月24日(日)に開催した「きっずボランティア講座 第2回」についてご報告します。

きっずボランティア講座とは?
たがさぽのクリスマス雑貨市に関連して実施している5回連続講座です。小学生を対象に、ゲストからのお話や活動体験を通して、子どもたちがボランティアや地域・社会の課題について学んだり、自分にできることを考え、行動を起こすきっかけづくりを行います。
※第1回の様子はこちら
※前年度の様子はこちら(第1回第2回第3回


きっずボランティア講座 第2回
「障がいのある人もない人も一緒に楽しめるスポーツのおはなし」
ゲスト:障がい者サポーターズGolazo(ゴラッソ)!代表 相澤直さん

きっずボランティア講座の第2回はたがさぽを飛び出し「さんみらい多賀城イベントプラザ(STEP)」で実施しました。当日は気持ちの良い秋晴れでした。広い会場と2回目ということもあり、みなさん前回よりもリラックスした様子で参加していました。

障がい者サポーターズGolazo!は「インクルーシブスポーツキャラバン」「SDGs七夕飾りプロジェクト」を通して「お互いを認めあい、共に生きる社会」をめざし活動しています。
最初に代表の相澤さんから、活動を始めたきっかけやこれまで取り組んできたことをお話しいただきました。障がいのある子どもも、ない子どもも気軽にイベントに参加して一緒に楽しもうと始めた「インクルーシブスポーツキャラバン」。七夕の吹き流しをつくる「SDGs七夕飾りプロジェクト」は、体を動かすのが嫌い・苦手な子どもでも参加でき、仙台七夕の後も各所で展示されています。ともに、団体の力だけでなく、尚絅学院大学やベガルタ仙台などとも連携して取り組んでいます。

後半は相澤さんの出したお題を絵にするというワークショップをやりました。「りんご」「ボール」はみんなすぐに描けましたが「ちょっと」って何を「ちょっと」とする様子なんだろう? 「ちゃんと」ってどう表現すればいい?と苦戦していました。

このワークでは、知的・発達障がい者にとって、あいまいな表現を理解するのは難しいということに気付いてほしいとのことでした。絵に描けないような表現というのがあいまいな表現に当たるそうです。話をする時は、より具体的に説明すると伝わるということを教えてもらいました。


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▲言葉を絵にする体験を通し知的・発達障がい者が抱える困りごとを体験しました


そのあと、団体の活動にボランティアで参加している尚絅学院大学の学生の皆さんも交え、目隠しをしての歩行体験や、片方の足だけを使うサッカーや、ウォーキングサッカーなどを行いました。

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▲目隠しをしてお題に合わせて仲間を探すゲーム。声掛けしあったり手を伸ばして距離を測ったり工夫していました


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▲片足だけ使ってドリブルシュートをする体験。特に利き足ではない方でのボールコントロールが難しく、体が不自由であることの一端を体験できました


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▲走らない・ボールを奪わないルールのウォーキングサッカー。距離をおいて駆け引きするのに悪戦苦闘し、走ってしまう人もいました


参加した小学生の皆さんは、お話や体験を通してさまざまな気づきを得ていたようでした。


○小学生のみなさんからの感想です
・いろんな障がいのある人が困っていることもあるから、自分でも取り組めることがあったらやりたい
・目が見えない人ってこんなに大変なんだな

○保護者の方からも感想をいただきました
・「ちょっと」「ちゃんと」が伝わりにくいというのが、絵を描くことで小学生の子どももすぐに理解できたと思います。“子育て”にもいえることだなぁと改めて考えさせられました。
・アイマスクをしての行動はすごく不安だったと思う。よい体験をさせてもらいました。

このほかにもたくさんの感想をいただきました!

次回第3回のきっずボランティア講座は10月14日(土)です。

「みんなでつくる!『あそびの場』作戦会議」をテーマに、あそびのわ がまっこぷれーぱーくさんをゲストにお招きしお話を伺います。
さらに第3回はいよいよ12月3日(日)に行うクリスマス雑貨市への出展に向けての話し合いを本格的に実施します。きっずボランティア講座に参加した小学生の皆さんがどんなブースを出展するのか、今からとても楽しみです!
Posted by きょうごく at 10:00 | 事業レポート | この記事のURL | トラックバック(0)
たがさぽのきっずボランティア講座@レポート [2023年09月03日(Sun)]

こんにちは!スタッフの伊藤です。

本日は8月27日(日)に開催した「きっずボランティア講座 第1回」についてご報告します。


きっずボランティア講座とは?

たがさぽのクリスマス雑貨市に関連して実施している5回連続講座です。小学生を対象に、ゲストからのお話や活動体験を通して、子どもたちがボランティアや地域・社会の課題について学んだり、自分にできることを考え、行動を起こすきっかけづくりを行います。

※前年度の様子はこちら(第1回第2回第3回


きっずボランティア講座 第1回

「こどもたちにワクワクを!エステバンのお話とゲーム体験」


連続講座の第1回である今回は、ゲストとして多賀城市ジュニアリーダー「エステバン」のらむねさんと漱石さんにお越しいただきました。


エステバンは、地域のイベントや子ども会行事へ参加をしたり、児童施設などに訪問し、子どもたちにゲームや遊びを通して集団生活の中でのルールやマナーを教えています。


最初にたがさぽスタッフが行った、ボランティアについて説明をするコーナーでは、活発に意見や質問が飛び交っていたのが印象的でした。講義後の感想では、ボランティア活動はみんなで協力し支えあうことが一番大事だと感じた参加者が多いようでした。


また、自分もエステバンに入り活動をしてみたいという声や、ボランティアの説明で例として出したビーチクリーンに自分も参加できるかもしれないという声も挙がっていました!


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          ▲ボランティアの説明を聞く子どもたちの様子


つづいて、エステバンが活動の現場で行っているゲームを3つ行いました。


@かさねてパン

座ったまま、前に立つエステバンの動きに合わせて拍手をするゲーム


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▲「かさねてパン」の様子

A質問じゃんけん

自由に歩き回り出会った人とじゃんけんをして、勝った人が負けた人に好きな質問をするゲーム


B木とリス 

木の役2人とリス役1人が3人組になり、エステバンの掛け声に合わせて組を変え、いろんな人と出会うゲーム。


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▲「木とリス」の様子

それぞれのゲームには意図があり、はじめに行った「かさねてパン」は緊張をほぐし場に慣れてもらうため、次の「質問じゃんけん」は他の参加者との交流を促すため、最後の「木とリス」はそれぞれの役割を意識し行動する力を身に着けてもらうために行われました。


実際に、はじめは緊張している様子だった子どもたちも、ゲームが進むごとに場になじみ、他の参加者とも少しずつ交流ができているようでした。


そして後半は、活動に参加し始めた理由や活動のやりがいなどをお話していただきました。

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              ▲エステバンによる講話の様子

活動の中では折り紙や絵を描くことといった自分の特技を活かす場面もあるそうです。


○小学生のみなさんからの感想です

「ボランティアはだれでもできると思うので、進んで参加して地域の人の役に立てると思いました」

「ボランティア活動にもいろんな種類があることに驚いた」

「エステバンの人が順番を考えているのがすごいと思った」

「ゲームを通して、しらない人と話ができたことがよかった」


○保護者の方からも感想をいただきました

「今後はボランティア活動に親子でどんどん参加したいと思います」

「(エステバンの活動について)いろいろな場を盛り上げていてすてきな活動だと思います」 


他にもたくさんの感想をいただきました!



次回のきっずボランティア講座は9月24日(日)です。

2回は「障がいのある人もない人も一緒に楽しめるスポーツのおはなし」をテーマに、さんみらい多賀城イベントプラザで、障がい者サポーターズGolazo!さんをゲストにお招きしお話を伺います。


なお、123日に行うクリスマス雑貨市ではきっずボランティア講座に参加した小学生の皆さんにも出展していただく予定です!そちらもどうぞお楽しみに!



●多賀城市ジュニアリーダー「エステバン」

多賀城市ジュニアリーダー「エステバン」は、中学1年生から高校3年生までのジュニアリーダーの有資格者によるサークルです。ジュニアリーダーとして、地域のイベント、子ども会行事、児童施設などに参加しており、子どもたちにゲームや遊びを通して集団生活の中でのルールやマナーを教えています。


☆エステバン掲載のtagはこちら☆

7号(2013/20号(2014/37号(2016/72号(2018/95号(2021/100号(2022


自治会・町内会情報交換会を開催しました! [2023年06月30日(Fri)]

こんにちは。スタッフの金子です。


最近まちなかでもイベントが増えてきたのを感じています。

多賀城も多賀城跡あやめまつりが行われていて大盛況でした!

また今年は数年ぶりに多賀城ビアサミット7/147/16)も開催予定です。

TAP多賀城 | Tagajo-shi Miyagi | Facebook


本日は先週の土曜日に開催しました「自治会・町内会情報交換会」について報告します。


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近年のコロナ禍中は、自治会・町内会の活動や取り組みも縮小や中止をしていた地区も多いかと思いますが、「最近はサロンを再開したい」「夏祭りを再開する」との話も出ているとお聞きします。また、昨年津波の浸水域が発表されて、新たに防災の取り組みについて検討されている地域もあるのではないでしょうか。


そこで、自治会・町内会の活動や取り組みに関わっている方、関心のある方で各地区の情報交換会を企画しました。


10地区12名の方にお集まりいただき、みなさんの興味のあるテーマのグループで情報交換をする中で、参考になることや新たなアイデアが生まれるきっかけ、地区同士で協力できることなど、参加者のみなさん同士大変活発に情報交換する時間となりました。


情報交換は3グループに分かれて、20分×2回で実施しました。

  • 1回目のテーマ 「夏まつり」「複数地区合同の取り組み」「フリートーク」
  • 2回目のテーマ 「防災」(2グループ)「SNS活用・その他」

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▲情報交換当日の様子


各テーマで出た話題について少しご紹介します。


○夏まつり

コロナ禍中、夏まつりの開催を中止していた地区も多かったですが、今年は開催を予定している地区も多くあります。

  • 子どものため、そして自分たちも楽しむという地区が多い。
  • 夏まつりに来る人の時間帯が偏らないように分散する工夫をしている。
  • 子ども会に入らない人が増えたり、役員の考え方によって開催するか変わる。
  • 関わる人の負担を少しでも軽減させるためにはどうしたらいいか。
  • 住民のみなさんの意思を取り入れるため、アンケートを実施している地区もある。

○複数地区合同の取り組み

複数の地区合同で行っている取り組みや町内会と子ども会など他の団体が関わって取り組んでいる地区もあります。

  • 大代5区合同で2年ごとに東日本大震災の慰霊祭を実施。持ち回りで担当している。若い人にも関わってもらいたいと思っている。
  • 町内会・子ども会共催で夏まつりを実施。小学生・中学生も協力している。イベント後の打ち上げが情報の糧になっている。
  • 子ども会が縮小したため、2地区合同で夏まつりを実施。歴史もあるため、やり方も違うなどの課題がある。

○防災

これまでの経験や新しく発表された津波浸水域も踏まえて新たな防災の取り組みを検討している地区もあります。

  • いつもは週末に防災訓練をしていて、多くの人が参加しているが、実際に災害はいつ発生するか分からないため、平日の日中に訓練をしてみたいと考えている。
  • 安否ステッカーや黄色いハンカチなど、住民の安否を確認できる目印を準備している。
  • 瓦礫撤去にはチェンソーが必要になることもあるため、チェンソーの使い方の訓練もしている。
  • 要支援者の把握が難しい、「学区」「地域」の壁がある、などの課題がある。

○SNS・その他

自治会・町内会でのLINEなどのSNS活用など、新しい取り組みを実施している地区、検討している地区もあります。

  • 町内会の連絡にLINEを導入したいが、個人情報の取り扱いに不安がある。規約が必要だと考えている。
  • LINEを導入するとして何を発信するのか、費用対効果はあるか。
  • LINEの発信先の件数によって料金が発生するようだ。
  • LINEを役員同士の連絡に使っているが、グループ化するとトラブルが発生する可能性もあるためグループにはしていない。

各自治会・町内会、地区で状況は異なりますが、今回情報交換することで参考になったことも多かったようです。


今回は参加できなかったけれども、ぜひ他の町内会の人と情報交換してみたい、取り組みについて聞いてみたい、参考事例はないか知りたいなどのご相談もいつでもお待ちしております!

多賀城みんなの地域学〜八幡沖区編〜 行ってきました! [2023年06月05日(Mon)]
スタッフの川口です。
もう6月ですね。

昨晩はきれいな満月でした。昨日の満月はストロベリームーンというそうですね。
みなさんはご覧になったでしょうか。


さて、本日は、6月1日(木)に八幡沖公民館で行った
「多賀城みんなの地域学〜八幡沖区編〜」についてご紹介します。

今回は毎月開催されている沖区振興会の「おしゃべりサロン沖」に出前講座で呼んでいただきました。毎月、さまざまな講話や体操をしながらわいわいお茶をいただくサロンです。

町内会長さんや担当の方が来る人に声をかけていて、アットホームな雰囲気ではじめてくる方も安心して参加できるあたたかい場でした。

当日は若いご夫婦が赤ちゃんを連れて参加していました。


八幡沖区は東日本大震災で津波で浸水した地域なので、写真が流されて残っていない方が多いそうです。会場の公民館も泥が入り、みなさんで復旧されたそうです。


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懐かしい多賀城の写真にみなさん興味深々です。

どこかわからない写真でも地元の人はすぐどこかわかります。


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多賀城や仙台の30年代、50年代あたりの写真をみながら、当時の食事や風習などの思い出話からはじまりました。NPO法人20世紀アーカイブ仙台の方がみなさんの記憶を引き出してくれます。

お正月前の障子はりやワカメちゃんカットの髪型、フラフープあそび、ロクモンスというミニ野球など子どものころの思い出話で盛り上がりました。


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沖区は現在産業道路をはさんで広がっていますが、以前は海軍工廠の機銃部ができるため、八幡に水田を埋め立てて集団移転した地域だそうです。

今は南側には工場地帯が広がっていますが、以前は一面田んぼでカエルの声がたくさん聞こえていたそうです。

契約講が3つあり、いろいろ助け合いが行われていました。現在も葬祭の時は助け合いが続いているそうです。


震災で泥をかぶった写真を旦那さまがきれいにして残してくれていたというお写真を、当日持ってきてくれた女性がいました。

若妻会という地域の集まりの写真では、「〇〇さんじゃないか」とか「うちの妻じゃないか」など大いに盛り上がりました。


住んでいるみなさんの記憶を若い世代にも伝えられていくことは、地域のおもしろさは地域の誇りにつながり、災害の記憶がこれからの防災につながったり、伝えていくことの大切さを感じることができました。


八幡沖区は深い昔ながらのつながりもありつつ、新しいつながりもある素敵な地域でした。


○参加したみなさんからの感想です

「自宅の昔の写真があったことにびっくりしました。昔の良い所、良かった所を再確認しました」


「青春時代の写真を見せていただき懐かしかったです」


「子どもたちへの伝言の機会があれば…」


「多賀城に住んで6年ですが、地域の方との交流の場もあまりなかったので今回参加して皆さんとお話しできたこと、昔の写真の話を聞けたこととても良かったです!!」


みなさんの地域へも出前講座いたしますので、ぜひたがさぽへお声がけください。


多賀城みんなの地域学〜下馬編〜はこちら

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3308


多賀城みんなの地域学〜笠神編〜はこちら

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3328

「NPOいちから塾」と「ボランティア入門講座」開催しました! [2023年05月22日(Mon)]
こんにちは。スタッフのさいとうです。


本日は、5月13日(土)に開催した


「NPOいちから塾」
と「ボランティア入門講座」

のご報告をします。



午前中に実施した、「NPOいちから塾」は、30代〜50代の7名の方に参加いただきました。


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非営利という言葉から「NPOは利益を上げてはいけない」という誤解を生みがちな、NPOという言葉の本来の意味や、NPOの定義について基本的なことをお伝えました。


・受益者から対価を受け取れないことがあること。

・NPOの活動の仕組みが企業や行政と違うということ。

・任意団体とNPO法人の違い。NPOとボランティアの違い。

 多賀城のNPO法人について。

・法人化を目指す時にNPO法人や一般社団法人などの選択肢があること。

・NPOは身近な存在だということ。


など、近隣で活動している団体の事例をもとに、NPOが身近な存在であり、たくさんのNPOが活動しているということをお伝えしました。


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講座に続いてたがさぽガイドツアーを実施。3階からスタートして1階の窓口まで、たがさぽの持つさまざまな機能について説明しました。


今回は「多賀城ビジネスプランコンテスト」に昨年度参加した方が数名いるなど、すでに活動している方、自分がやりたいことが具体的に決まっている方が多く参加されました。

そのため、運営にあたって具体的な質問もいただきました。


・運営資金をどのように獲得したらいいのか

・法人格を取った後給料を得ていいのか

・法人格がなくても助成金はもらえるのか

・団体の名称にNPOとつけてもいいのか など


参加者のみなさんからは、

「分かりやすかった、NPOの基本がわかった」

「NPOはすべて法人だと思っていた」などの感想をいただきました。



午後は「ボランティア入門講座」を実施しました。

参加者は全員多賀城市在住で、30代から70代の幅広い年代の方々6名が参加しました。


講座ではボランティアの語源、ボランティア活動の原則や特性、活動するうえで大切なこと、ボランティア情報の集め方などをお伝えしました。


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ボランティアは義務や強制ではなく、自ら進んで行う活動であることや、無理をせずできる範囲で行うこと。ボランティアと団体、お互いが対等な関係で行うことや約束を守ることが大切なこと。そして一番大事なのは、自分らしさを大切にしながら活動を始めてみることなどを伝えました。


講座の後は、実際にボランティア活動をしているお二人の経験者からお話を伺いました。 二人とも以前ボランティア入門講座に参加した方です。ボランティアを始めたきっかけや、ボランティアをする上で不安なことなど、実際に活動している経験から、体験談をお話しいただきました。お話の中で、自分の好きなことや得意なことを活かしてボランティアを行っていること、無理をせずにボランティア先が自分と合わないと思ったら、一旦距離を置くという選択もあるという話が印象に残りました。


最後に、少しの勇気と行動力を持って、ボランティアに一歩踏み出すためのきっかけとなるように、ボランティア体験の候補先を紹介しました。


参加のみなさんからは、

「丁寧な説明と体験談を聞くことができて良かった」

「思ったよりもハードルが低いことが分かり、 挑戦しやすいと感じた」

などの感想をいただきました。



今回は「NPOいちから塾」と「ボランティア入門講座」のご参加、ありがとうございました。


次回の「NPOいちから塾」と「出前いちから塾」の内容は以下のとおりです。


○NPOいちから塾(2回目)

日 時:2024年1月19日(金) 18:30〜20:00(90分)


○出前NPOいちから塾

対 象:NPOに関心のある方、これからNPOを始めようと思っている方

    NPO、企業、学校、自治体・町内会、その他少人数グループなど

目 的:NPOに対する理解を深め、身近で活動しているNPOのことを知ることで、NPOへの興味関心を持ってもらい市民活動に関わるきっかけを作り出す。

開催希望があった場合、その都度出前NPOいちから塾を実施します。

開催日、時間、会場、内容などはご相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。


連絡先:022-368-7745 


詳細はこちらのチラシをご覧ください。