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Tagajo Sustainable Relationship2021〜防災とインクルーシブなまちを考える〜参加者のみなさんからのアイデアを紹介します! [2022年04月05日(Tue)]

こんにちは。スタッフの金子です。


本日はTagajo Sustainable Relationship2021〜防災とインクルーシブなまちを考える〜最後のレポートです。

これまで@〜Bとレポートしてきましたが、ゲストのみなさんから全体を通して「多賀城でこれからできること」や感想などお伺いしました。また当日はZoom(オンライン)での開催でしたが、参加者のみなさんからもチャット欄を活用してアイデアや感想などを共有していただきましたのでご紹介します。


※みなさんの所属や役職などは昨年度のものです。


\多賀城でこれからできること/


無題.png



多賀城高校で災害科学について学んでいる

櫻井乃綾さん(多賀城高等学校 災害科学科3年)

みなさんの声を聞いて、みなさんと課題について話し合ったことで新たな課題を知ることができた。勉強として災害について学んできた中には無い視点があった。

防災・減災は専門の人だけではなく、みんなでやるものだと実感した。

これからの多賀城がより良くなるために、私たち多賀城高校災害科学科が協力できることはないかなと考えている。



多賀城で暮らし、多賀城ではたらく

サーチーソーさん(ユニベール株式会社 外国人技能実習生)

防災は大切。今日覚えたことを一緒に生活している寮のみんなに伝えていきたいと思う。



多賀城で車イス生活をしている

佐藤美奈子さん(NPO法人筋強直性ジストロフィー患者会 副理事長)

防災訓練で集合する公園は2mの津波浸水区域のため自分は行かない。

何か良いアイデアはないか?すぐにアイデアは出てこないが、課題があるということはこれからも防災について考えていかないといけない。備えも年々変えていかないといけない。


ひらめき「車イスで避難してみよう」

車イスユーザーだけではなく、ベビーカーユーザーも参加し、“ここは見た目では分からないけれど、こんなに段差があるんだね”などの気付きも提言していければと思う。



転勤族の妻の支援をしている

藤本菜月さん(一般社団法人tenten 代表)

今回、自分の転勤族の立場を発信したいと思い参加をしたが、他のマイノリティの方々がどのような状況に置かれているのか知ることができた。地域を知ることは、マイノリティの人たちがいることを知ることにもつながる。


ひらめきtenten café(座談会)

福島県内各地で行っている“tenten café”という座談会を多賀城でもやりたいと思っている。



東日本大震災の際は多賀城在住

真部さとみさん(一般社団法人tenten メンバー)

同じところに住む人たちだけでつながるのも大事。地域の近所の方とつながるのも大事。お裾分けや毎朝のあいさつをしっかりとすることで地域の人たちとつながって、地域のことを教えていただくようにしたい。



多賀城市内で性的マイノリティに関する活動をしている

佐藤夏色さん(てんでん宮城 代表)

一見違うように見えるゲストの困りごとをちょっとずつつなげていけたらと思う。モリスさんがお話された“インクルーシブ”“インクルージョン”包括的の考え方に持っていければと思う。



障がいのある子どものことばの支援をしている

神桂子さん(言語聴覚士・子どものことばの教室のび塾 主宰)

最近垂直避難と言われるが、がっちりとした建物ならばいいが、土砂災害で潰れてしまったり、孤立してしまったりするケースもある。また、避難物資は避難所にしかないため、自宅に備えている方は垂直避難でもいいかもしれないが、備えていない方は避難所に行って安定した物資をもらうことが大事だと思う。


学校の体育館が避難所に指定されていることもあるが、教室を開放してもらえれば、騒いでしまう子どもたちやLGBTの方たちなどにも避難所が安心していられる場所になって行きやすくなるかもしれない。


避難指示が出ても、“この前大丈夫だったから行かないわ”と言っていると本番が来てしまう。特に子どもや高齢者、障がいのある方は早めに避難しないと間に合わない。空振りを恐れずに避難することが大切。


ひらめき「ホワイトボードを活用」

避難所で、聴覚障がいのある方やアナウンスを聞き逃した方なども情報がホワイトボードに書いてあると確認しやすくなる。


ひらめき「避難所の勉強会をしよう」

市役所の職員の方が避難所の運営をしていると思うが、様々な部門の方がいるため、勉強会が必要だと思う。



東日本大震災の際は町内会や避難所で子どもの居場所づくりなども提案

JFモリスさん(宮城学院女子大学名誉教授・東北大学災害科学国際研究所客員教授)

てんでん宮城の佐藤さんがお話していた “想像力”をつなぐものは“知ること”。想像することは自分の経験や知っている範囲内から推測・類測するしかないため非常に難しい。

このような取り組みをもっとやって欲しいという声がいろいろなところから出てきていることを互いに認識できたことが大切なこと。



多様な主体との連携などを通じて地域づくり・まちづくりを推進

山路恵美子さん(多賀城市総務部地域コミュニティ課)

多賀城市の取り組みとして、福祉・教育・防災・まちづくり部門など様々なところで企画事業を行っているが、“多様な主体との連携”“共生社会の推進”をあらゆる部門で共通して目指している。住んでいる方たちが主体となった誰もが住みやすいまちづくり・地域づくりをみなさんと一緒に考えてつくっていきたい。



\参加者みなさんの声/


チャット欄やアンケートの内容を抜粋してご紹介します。


○チャット〜自分が経験したことや感想などを抜粋〜

  • 私は昨年末に仕事の関係で転居しましたが、コロナ禍で、かかりつけの病院がないことが不安のひとつですね。
  • わが家の自閉症の子どもも、3・11の際、体育館の避難所では過ごせないと思い避難所の駐車場で、数日車中泊しました。
  • 味覚の過敏があり、頂いた物資が食べられないお子さんもいたのですが、わがままを言っていると叱られたりという声も聞こえました。
  • 海外から来た人などは特に日本人よりも宗教上の理由で食べられないものが多かったりするので、避難所でのそのような配慮も難しそうです。



○チャット〜今後多賀城でできること、アイデアなどを抜粋〜

  • シルバーさんの協力を得ながら町歩きを定期的に実施してはどうでしょう。また、年齢に応じて紙媒体やSNSを活用した情報発信を相互にできれば良いかと思います。
  • 「迷惑かけちゃダメ」撲滅キャンペーン とか 「他人に迷惑をかけちゃいけない」から「他人の迷惑に寛容になろう」キャンペーン とか でも多賀城市で展開したら、避難所で大きな声を挙げてしまう自閉症の方、食べ物のアレルギーのある方、周囲の手伝いがないと生活ができない方もオッケー、なインクルーシブなまちになるかも!?
  • 避難する当初から「福祉避難所」が利用できるシステムを整えてほしいと思います

○アンケート〜感想やアイデア、今後できると感じたことを抜粋〜
  • 小さなことですが、近所の方と触れ合うことがまずできることだと思いました。
  • 避難所で急に外国人の方に会ったときに焦らないよう、常日頃からご近所さんや散歩のときに会った方にこちらから声をかけようと思いました。やはり、ふだんの関係(つながり)が一番だと思いました。
  • 一つの話題にいろんな意見が出てきてそれに対して納得することもあればできないこともあり議論というものの難しさを改めて感じました。
  • 震災の経験を人に話す事は大切とあらためて感じた。


いかがでしたか?
防災のことを考えることは、自分のことや家族のこと、身近な大切な人のこと、地域のことを考えることにもつながりますね。

当日の動画(通常版)を公開いたします。ご興味のある方はぜひご覧ください。




○以前のブログはこちらから

Tagajo Sustainable Relationship2021シンポジウム

水辺の防災SUP体験&ミニ防災まちあるき

多賀城みんなの防災ワークショップ

モリス氏の基調講演のレポート

Tagajo Sustainable Relationship2021〜防災とインクルーシブなまちを考える〜 ゲストトーク@をレポートします!

Tagajo Sustainable Relationship2021〜防災とインクルーシブなまちを考える〜 ゲストトークAをレポートします!

Tagajo Sustainable Relationship2021〜防災とインクルーシブなまちを考える〜 ゲストトークBをレポートします!

Tagajo Sustainable Relationship2021〜防災とインクルーシブなまちを考える〜ゲストトークBをレポートします! [2022年03月25日(Fri)]

こんにちは。スタッフの金子です。


本日はTagajo Sustainable Relationship2021〜防災とインクルーシブなまちを考える〜ゲストトークBをレポートします。

@とAでは、それぞれのゲストのみなさんがお話した内容をレポートしました。本日はそのみなさんのお話を踏まえて、ゲストのみなさん同士のトークセッションをレポートします。


TSR.png



―のび塾の神桂子さんが「日常からの挨拶が大事」との話もありましたが、日常からの取り組み、災害時の備えをキーワードに、一般社団法人tentenの藤本菜月さんはどう思いますか。



転勤族の女性の支援をしている

一般社団法人tenten代表の藤本菜月さん


*日常から考えることが大事

宮城県も福島県も災害が多い。今年の2月(2021年)にも大きな地震があった。2年前には台風19号の豪雨で福島も被害があった。そのたびにいつも思うのは、もっと日常から考えておけばよかった、ということ。思ったときに備えておくこと。どういう備えが必要か、を団体の座談会(月1回開催)で新しく来た方にも伝え合うことが大事。


*webページで「防災」を発信

台風19号のときに、避難所に避難した人に「どのタイミングで避難したのか」「車で行ったのか?歩いて行ったのか」「何を持って行ったのか」「行ってから後悔したことはあるか」などを聞いて、記事にして発信している。

防災 | tenten (tenten-f.info)


*県の防災講座を受講

県の防災講座に団体として申込(個人での申込はできないため)をして、県に新しく転入された方と一緒に受講することで、日常からの備えを考えるきっかけづくりのために行っている。

【参加者募集】2022.3.8 tenten 社会科見学@危機管理センター | tenten (tenten-f.info)



―真部さんは、東日本大震災時は多賀城に住まわれていたとのことでしたが、そこで直面した困りごとなどはありましたか。



転勤族の女性の支援をしている

一般社団法人tenten真部さとみさん


東日本大震災時は多賀城に住んで2年目。夫の転勤で多賀城に住んでいた。東日本大震災の日はたまたま夫が仕事を休んでいて、夫の判断で避難したため、被害はなかったが、同じく多賀城に住んでいた友人は、ちょうど子どもがお昼寝の時間でそこからゆっくりどうしていいのか分からず、市役所に向かっている途中のアパートの2階に避難したそうだ。自分も夫がいなければどうしていいのか分からなかった。



―日常の備えが大事ということですね。

のび塾主宰の神桂子さんは、障がいのある方に「自分から伝えるように」と伝えているとのことでしたが、なぜそのように伝えているのですか。



障がいのある子どものことばの支援をしている

のび塾主宰、言語聴覚士の神桂子さん


*日常から障がいのある人も想像する力を持つために

東日本大震災時に、障がいのある子どもたちは大きな精神的不安を持ったが、日常から「避難するってどういうことか」「避難はどこに行けばいいのか」を説明したり、実際に避難所まで行ってみたりするなどの体験をすることで状況を掴むことができる。日常から、家族や学校、通所施設などで話すことが大切では、と思う。


*「困った」カード

災害時に家族や知人が助けてくれるのを待っていたのでは命が危ない。言葉で伝えられないときは「困ったカード」を持っていたら近くにいる人が助けてくれるかもしれない。また日本語が得意ではない外国の人も「外国語で書いたカード」を日本語に訳して書いてあるカードを持っていると助けてもらえるかもしれない。カードを持つことも備えの一つ。



NPO法人筋強直性ジストロフィー患者会の佐藤美奈子さんは、ご自身に変化があり、同じ避難でも状況が変わってきていると思いますが、備え方も変わってきていますか。



筋強直性ジストロフィー患者で車椅子ユーザー

NPO法人筋強直性ジストロフィー患者会副理事長の佐藤美奈子さん


*備え方も変化する

自分の状況が変わってきたことで考えた方も変わってきた。以前は、自分の子どもが小さいときは子どものこと、町内会の役に付いているときは町内会の人たちのことも考えていた。今は自分以外の誰かを守らなければいけないというのは自分の命が助かってから、と思うようになった。


*役に立つこと、立たないことは万一のときにならないと正解はわからない。

東日本大震災前に、缶詰のような食品や電池やろうそくなどの防災用品を備えて、バッグではなく、蓋つきのケースに入れて、すぐに持ち出せるように1階に置いていた。

震災で、津波が140cm自宅に上がってきた。自分は仕事で不在、夫は家にいたが、防災用品を持ち出すことはできなかった。自宅前の道路は車でいっぱいで車での避難はできない。車イスの同居の母親と息子を連れての避難で防災用品を持ち出すことはできなかった。備えは必要だけれども、万全ということはない。


*優先順位は命。

震災を経験して、通帳や印鑑、キャッシュカードがなくなっても、その後どうにかなった。まず、逃げられるのであれば逃げる。逃げられない状況であれば、覚悟を決めて自宅の2階に上がる。自宅の2階にまで水が上がることを想定して脚立を上げておくなど、備えを年々変えていかなければならない。


*一番大事なのは話し合うこと。

家族とは話し合って、話し合ったことを共有しているが、町内会や家族以外のコミュニケーションを取る機会がないため、なんとかしなければいけないと考えている。


―先日、佐藤美奈子さんと打ち合わせをした際に、自分が車いすの生活になって初めて避難経路を車いすで通ったときにいろいろと感じたことがあったということでしたが、それは車いすで暮らしている方以外のベビーカーを使う子連れの方にも共通する困難なことになりそうだと感じたとの話も伺っていました。


佐藤さん)相手の立場に立って考えることはとても難しいため、考えるときに大事なのは想像力。ここまで考えたけれども、合っているかどうか不安なときは、相手に聞いてみることも大事なのではないかと思う。



―佐藤美奈子さんからも「想像力」が大事との話が出たが、災害時に大事なキーワードに「想像力」とあげていたてんでん宮城の佐藤夏色さんは、みなさんのお話を聞いてみてどう思いましたか。



性的マイノリティに関する活動をしている

てんでん宮城代表の佐藤夏色さん


*自分のことは自分で守る。

「こうしてほしい」「ああしてほしい」ではなく、まずは自分のことをどうやって守るか、を考えるようになった。それから地域に困っている人はいないか、という順番になった。

LGBTの困りごとは自分で守ったほうが、早い。プライバシーも守られる。自分はLGBTの困りごとだけで困っているわけではない。今は、大勢の人と会うのが苦手なため、避難所生活は難しいと思う。また、避難生活ではカレーライスが多かったが、実はカレーライスが苦手。支援には感謝していたが、避難生活中は食事が楽しみのため、食事がカレーライスだと落ち込んだ。



―日本で働くミャンマー人技能実習生のみなさんは地震や災害が起こったときに、スマートフォンで翻訳したりしながら情報を得るとお伺いしていました。日本では日本語で災害の情報を伝えられることが多いと思いますが、日本で暮らす外国の方にどのように情報を伝えるかも防災のポイントの一つではと思っています。



いかがでしたか?ゲストのみなさんの立場や状況は異なりますが、困りごとや防災への備えなど共通することもあるのではと思います。

次回はTSR最後のレポートCです。

参加した皆さんからいただいたコメントも紹介します。さらに当日のTSR会議の様子を動画で発信する予定です。お楽しみ!



○以前のブログはこちらから

Tagajo Sustainable Relationship2021シンポジウム

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3055

・水辺の防災SUP体験&ミニ防災まちあるき

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3084

・多賀城みんなの防災ワークショップ

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3100

・モリス氏の基調講演のレポート

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3139

Tagajo Sustainable Relationship2021〜防災とインクルーシブなまちを考える〜 ゲストトーク@をレポートします!

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3142

Tagajo Sustainable Relationship2021〜防災とインクルーシブなまちを考える〜 ゲストトークAをレポートします!

多賀城市市民活動サポートセンター“たがさぽPress” (canpan.info)

団体紹介動画を公開しました!! [2022年03月01日(Tue)]

こんにちは、スタッフのカツイです。


多賀城市市民活動サポートセンターの公式YouTubeチャンネルを更新しました


今回は団体紹介動画です。団体が販売するかわいい雑貨や美味しいお菓子、誰が作ったものなのか、売り上げが何に使われるのかが動画で知ることができます。

この動画は20211211日に開催された『たがさぽのクリスマス雑貨市』にて撮影したものです。

雑貨市の様子はこちらから→https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3108



ぜひ高評価・チャンネル登録をお願いします。




Tagajo Sustainable Relationship2021〜防災とインクルーシブなまちを考える〜 ゲストトークAをレポートします! [2022年02月25日(Fri)]

こんにちは。スタッフの川口です。


前回はTagajo Sustainable Relationship2021〜防災とインクルーシブなまちを考える〜」の基調講演をレポートしました。

詳しくはこちらhttps://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3139


当日は基調講演の他に多賀城で活動する5組の多様なゲストのみなさんと共に、「防災とインクルーシブなまち」について多賀城を一つのまちに見立ててテーブルトークを行いました。

TSR2021の全体の流れはこちら→https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3055



TSRチラシ2021.jpg


ゲストのみなさんのテーブルトークを3回に分けてレポートします。


今日は、NPO法人筋強直性ジストロフィー患者会の副理事長の佐藤美奈子さんとてんでん宮城代表の佐藤夏色さんのトークをリポートします。


NPO法人筋強直性ジストロフィー患者会

副理事長の佐藤美奈子さん


 minako4人.jpg



佐藤さんは多賀城市在住で車イス生活。浸水域に家族と住んでいる。

病気を発症したのは20年前。疲れるなと思いながら仕事をしていた。10年前の震災から症状が進んでいってまっすぐ歩けなくなってきて、その年に仕事を辞めた。

それまでは仕事をして子育てをして健常者として生活してきたが、10年前から障害者としての生活が始まった。


○団体について

筋強直性ジストロフィーの患者は、10万人中710人の患者がいて、日本の患者数は1万人〜12000人くらい。筋ジストロフィーという病気は813種類ある。1割の人が先天性で発症している。

患者団体がなかったので、ないならつくろうと活動を始めた。

活動内容は、社会的認知度の低い病気を広めていくこと。この病気は治療薬も治療法もない。開発もない。しかし困っている人が一定数いる。世界の患者会も活動している。治療方法がないなら仕方がないとはいかないことである。なにかできることがあるか、先生方の役に立つように、泣いて暮らす人も多いので、生活の質を向上するための情報提供などの活動を行っている。


○災害時大切キーワード:

「備える」「話し合う」「考える」「動く」

その命をつなぐために、その人に必要な備えは何か。


minako.png



35年前に8.5水害があった。その当時、妊娠していたが、床上90pの被害を受けた。その34年後にまた水害にあった。その時は子どもも大きくなってきていたので、家族の中で水が来そうだったらどうするかを決めていた。畳をあげて、その上に大切なものをあげようということを役割分担をしながら夕食を食べていたら、また浸水するという経験をした。気持ちを備えるということが大切だと感じた。


高校生「その人の命をつなぐためなにができるのか その人のためになにができるのかが本当に大切なこと。防災の勉強をしているが、その大切な所が抜けてしまっていたりする。あらためて大切だと実感した」


佐藤「以前は階段を上り下りできたが、今はできない。新たな備えが必要と感じている」


高校生「手助けはどういう時に必要になるのかを周囲に知らせることもすごく大切なことと思う」




てんでん宮城代表の佐藤夏色さん


おもに性的マイノリティのLGBTの活動をしている。LGBTは性的マイノリティのこと。活動をしている中で、聴覚障害者の方と活動したりもしている。


災害時の大切キーワード:「想像力」


tenndenn.jpg



 災害時、多賀城市にいた。学校に迎えに来るまで家に帰れない子どもにも出会ったし、赤ちゃんを連れて給水所を探す人にも出会った。自分は34日目にイライラしてものに八つ当たりをはじめた自分に驚いた。それまで想像したこともなかった。

常日頃から防災のことなど話していたら、こんなことはなかったのかなと思った。


高校生「LGBTで世間で一番知って欲しいことって何ですか。」


知ってもらうために活動しているが、知られると困る人も多い。自分も知られたくないから顔出さずに活動している。知って欲しいと知ってほしくないの間で活動している。



いかがでしたか?

次は、全員登場するまちのテーブルトークの模様をレポートします!

お楽しみに!


○以前のブログはこちらから

Tagajo Sustainable Relationship2021シンポジウム

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3055


・水辺の防災SUP体験&ミニ防災まちあるき

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3084


・多賀城みんなの防災ワークショップ

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3100


・モリス氏の基調講演のレポート

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3139


Tagajo Sustainable Relationship2021〜防災とインクルーシブなまちを考える〜 ゲストトーク@をレポートします!

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3142

Tagajo Sustainable Relationship2021〜防災とインクルーシブなまちを考える〜 ゲストトーク@をレポートします! [2022年02月21日(Mon)]
こんにちは。スタッフの金子です。

前回はTagajo Sustainable Relationship2021〜防災とインクルーシブなまちを考える〜の基調講演をレポートしました。
前回のブログはこちら

当日は基調講演の他に多賀城で活動する5組の多様なゲストのみなさんと共に、「防災とインクルーシブなまち」について多賀城を一つのまちに見立ててテーブルトークを行いました。
TSR2021の全体の流れはこちら

TSRチラシ2021.jpg

*ゲストのみなさん
・神桂子さん(子どものことばの教室のび塾主宰、言語聴覚士)
・トーザーリンさん、キンチョーユインさん、サーチーソーさん
(ユニベール株式会社ソーイング事業部仙台工場 ミャンマー人技能実習生)
・佐藤美奈子さん(NPO法人筋強直性ジストロフィー患者会)
・藤本菜月さん、真部さとみさん(一般社団法人tenten)
・佐藤夏色さん(てんでん宮城)

ゲストのみなさんのテーブルトークを3回に分けてレポートします。

さて、本日は多賀城で「子どものことばの教室のび塾」を主宰し、言語聴覚士の神桂子さんと多賀城にあるユニベール株式会社で技能実習生として働いているミャンマー人のトーザーリンさん、キンチョーユインさん、サーチーソーさん、転勤族の配偶者を応援する活動をしている一般社団法人tentenの藤本菜月さん、真部さとみさんのトークをレポートします。


子どものことばの教室のび塾主宰、言語聴覚士
神桂子さん 

神さん.png
当日はサポーターとして多賀城高等学校災害科学科の生徒(写真下)が参加。

多賀城で子どものことばの教室のび塾を主宰、言語聴覚士。様々な障がいのある子どもの言語指導や発達指導を行ってきた。東日本大震災時の記憶を聞いてまとめて自費出版した著書「3.11あの時、そしてこれから〜障がいのある子ども達も大人達も、そこにいる〜」がある。

・合理的配慮が社会全体に浸透すれば過ごしやすい社会になる。
2016年に施行された「障害者差別解消法」で、社会全体が合理的配慮をすることが義務化された。例えば、レストランに車いすユーザーのためにスロープを作ったり、スペースを設けたりすれば、あとは自分で注文して食べることができるということ。
障害者だけへの配慮ではもったいないような気がする。
神さんは普段パソコンを使わず、使うことが難しいが、周りがパソコンやオンライン環境をサポートしたことで、今回のオンラインのTSRに参加できたことも、合理的配慮と言えるだろう。社会全体の人間関係に合理的配慮の考え方が浸透してきたら多くの人にとってとても過ごしやすい社会になるのではと思う。

全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を推進することを目的に制定された法律。

*合理的配慮
障害者権利条約の第2条では、障害者が他の者との平等を基礎として全ての人権及び基本的自由を享有し、又は行使することを確保するための必要かつ適当な変更及び調整であって、特定の場合において必要とされるものであり、かつ、均衡を失した又は過度の負担を課さないものとしている。

・災害時に自分の命を守るために必要なこと。
障がいのある人はいつでもどこでも誰かに付き添ってもらっているわけではない。一人で電車やバスで支援学校に通っている人や地元の学校に登下校している人、習い事や遊びに行く人、電車やバスで通勤している人もいる。そのため一人でいるときに災害に合うこともある。しかし、障がいのある人は日常的に学校や通所施設とのつながりはあるが、地域の活動に参加することが少ないため、地域の人に知られていないこともある。
それでは災害時に自分の命を守ることはできない。
お互いに存在を知るために、障がいのある人たちも積極的に地域の活動に参加してほしい。
そして、地域の人たちも地域に障害のある人たちがいるはずと思って周りを見てほしい。

・すべての人が安心して避難できる避難所をつくってほしい。
東日本大震災時に、こわくて声を出して走り回ってしまい、「うるさいぞ」と怒鳴られて避難所に居られなかった発達障がいの子どもがいた。危険から逃れるための避難所なのに避難できないとはどういうことなのだろうか。
災害時には、障がいのある子だけではなく、いつもは家にいるため周りの人が気づいていない様々な困難を抱えた人たちも避難してくる。どの人も全面介助をしてほしいのではなく、本人の一番の困りごとを聞き、合理的配慮をしてもらえると良い。
こわい思いをして避難してきた人たちが、安心して一時を過ごせる避難所をつくっていってほしい。

・地域の中で障がいのある方とどのような方法で関わるのがいいか?
一番は直接関わること。障害のある人たちは、地域の行事などには、「子どもが騒ぐ」「周りに迷惑掛ける」などの理由で参加しないことが多いが、「騒いでもいい」「困りごとを知る」「どう助けることができるか」など、日常生活の中で直接関わることで、互いに理解することが大事。
まずは、挨拶から始めてみよう。

・災害時に大事なキーワード「日常に、災害時に合理的配慮を」
日常の人との関係や計画が非常時につながっている。
障がいのある子も守られるだけの存在ではない。東日本大震災のときも水くみや買い物などお手伝いを頑張っていた。みんなそれなりのことができていて、それなりの力を合わせて災害という非常時を乗り越えていく、と思った。


ユニベール株式会社ソーイング事業部仙台工場 ミャンマー人技能実習生
トーザーリンさん、キンチョーユインさん、サーチーソーさん

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多賀城にある、ユニベール株式会社ソーイング事業部仙台工場で技能実習生として働いているミャンマー人の技能実習生。

・ミャンマーも地震や水害はあるのか?
地震はあまりないが、水害はある。東日本大震災の様子はミャンマーにいるときにテレビで見たことがあり知っている。

・災害時に大事なキーワード「たすけあい」
ミャンマーは「たすけて」と言うと人がたくさん集まってきて助けてくれるが、日本ではそんなに人が集まらない。


一般社団法人tenten
藤本菜月さん、真部さとみさん

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福島県であたらしいまちに転入する女性を応援する活動をしている一般社団法人tenten(一般社団法人tenten (tentent.info))。仲間や地域とつながるきっかけづくりのための座談会やワークショップ、在宅でもできる仕事づくり、暮らしの情報発信、福島の暮らしの中で生まれた作品や食品を販売するショップの管理を行っている。
真部さんは東日本大震災時に夫の転勤で多賀城在住、多賀城で小さな子どもと一緒に被災した。

・友だちがいない、知り合いもいない、孤立感。
夫の転勤によって引越をした初めての地で、友だちがいない、知り合いもいない、地域の人と関わりたくてもどこにいったら地域の人と関われるのかも分からず孤立感を感じた。仕事をしたいと思っていたが、また数年したら転勤があると言われたため仕事もできないと思った。夫の転勤によっていきなりマイノリティになった。

・災害時に大事なキーワード「知る、教えてもらう、伝え合う」
転勤族は新しく住む土地のことをほとんど知らない。まずはどういったところが被災しやすいのか。どこが水に浸かりやすいのか。防災だけではなく、冬場にどこが凍りやすいのかなど地元の人に教えてもらうこと、そして教えてもらったことを新しく来た人に伝えていくことが大切。


いかがでしたでしょうか。
わたしたちが暮らすまちには多様な人たちが暮らしています。災害時などの非日常に「たすけあう」ためには、日常から互いのことを知って理解し合うことが必要です。みなさんの暮らすまちでは合理的配慮がされているでしょうか。

さて、次回はNPO法人筋強直性ジストロフィー患者会副理事長の佐藤美奈子さん、LGBTに関する活動をしているてんでん宮城代表の佐藤夏色さんのお話を紹介します。

○以前のブログはこちらから
Tagajo Sustainable Relatuionship2021〜防災とインクルーシブなまちを考える〜 基調講演「転勤族はマイノリティか」をレポートします! [2022年02月14日(Mon)]

こんにちは。スタッフの金子です。

もう2月ですね。まだまだ寒い日も多いですが、日も長くなってきたように感じます。


本日は、さまざまな角度から今年度取り組んできた防災について考える連携による課題解決の事業について振り返っていきます。昨年925日に開催をしたTagajo Sustainable Relationship2021〜防災とインクルーシブなまちを考える〜の基調講演をレポートします。


基調講演は多賀城在住のJ.F.モリスさん(宮城学院女子大学名誉教授 東北大学災害科学国際研究所客員教授)に「転勤族はマイノリティか」のテーマでお話をしていただきました。

モリスさんは、東日本大震災の際に町内会や避難所に子どもたちの居場所をつくることを提案するなどの支援をされていました。


画像2.jpg


マイノリティとはどのような人なのか、また防災・減災をするために必要なことは何か、最近耳にするようになった「インクルーション」とは何なのか。「転勤族はマイノリティか」のモリスさんのお話から見えてくること、わかること、わたしたちにできることは何があるのでしょうか。


下記はモリスさんの講演の内容を要約してレポートしています。


□マイノリティとは

マイノリティは、「少数派」という意味だが、単純に数の優劣ではなく、社会的・経済的な不利を背負っており、その不利が差別の結果でもあり、また差別を生み出す原因となる。


□転勤族はマイノリティなのか?

日本の転勤族の多くは、「日本人」で「雇用が保障されている人」であり、差別されるような不利な状況ではない人と考えられる。

しかし同行する家族は、地域で頼れる友人や知り合いもおらず、学校や地域から孤立する恐れがあり、社会的な不利を背負うことになるかもしれない。


!マイノリティは特別な人、どこか自分と違う人ではなく、ちょっとした状況の変化で誰でもなりうる可能性がある。


□防災・インクルーションと日常

多くの災害は急に発生し、これらは元々ある外国人差別などの社会的分断や貧困などの経済的格差による被害をさらに悪化させるもの。そのため、災害への対応はマイノリティへ適切な対処をするために社会的インクルーションの実現が必要不可欠となる。


※インクルーション(インクルーシブ)

誰一人取り残さずに、その人のニーズ・特性に応じて、集団・コミュニティ・社会に積極的に参加できるようにし、発言できるような環境を整えるという非常に広い意味で使われている。


□市民のための仙台防災枠組み2015-2030 

支援と復興過程の各段階ですべてのステークホルダーの参加を保障するという新しい視点が出てきた。さまざまなマイノリティが災害対応、復旧、復興過程から取り残さないような内容になっている。


※仙台防災枠組み2015-2030 

20153月に仙台で開催された第3回国連防災世界会議で、採択された内容であり、2030 年までの国際的な防災指針。内容はこちらからご覧いただけます。⇒sfdrr_2.pdf (sendai-resilience.jp)


□仙台防災枠組みの中に出てくる「レジリエンス」

レジリエンスは強靭性という意味だが、

“「困難な状況下でも、基本的な機能などを保持し、また災害からの悪影響に対し抵抗できる強い芯を持ち、しなやかに回復できるシステム、コミュニティ、個人および社会の力」という意味で使っています。”(仙台防災枠組みP.10から引用)


!個人・集団・社会のレジリエンスを高めるためにもっとも効果的なことは豊富な人間関係を育成すること。

逆に同質性の高い集団・社会は、レジリエンスと社会問題の解決力が極めて脆弱になるというリスクを抱えていることになる。


社会の中の多様性と向き合い、その多様性を社会の中に取り込むこと(インクルーション)こそ、社会的分断・経済格差、災害など社会が抱えている問題に対処するために必要。


J.Fモリスさんのプロフィール                                                       

宮城学院女子大学名誉教授 東北大学災害科学国際研究所客員教授

オーストラリア国立大学で日本語を専攻し、1974年に東北大学文学部国史研究室(当時)に留学、1986年文学博士(日本史)を授与される。1989年から宮城学院女子短期大学国際文学科で教鞭をとり、20203月に同大学日本文学科定年退職。専門は、仙台藩の武家社会を中心とした近世史だが、多文化共生、オーストラリア先住民の歴史、文化遺産レスキューや災害後の被災者に対する心理社会的支援について著書・論文も多数。多賀城在住。


いかがでしたでしょうか。

次はゲストとしてお話いただいた、多賀城市で「子どものことばの教室のび塾」を主宰している神桂子さんと、多賀城市にある会社で外国人技能実習生として働いているミャンマー人トーザーリンさん、キンチョーユインさん、サーチーソーさん、転勤族の支援をしている一般社団法人tentenの藤本菜月さん、真部さとみさんのお話を紹介します。お楽しみに。


○以前のブログはこちらから

Tagajo Sustainable Relationship2021シンポジウム

水辺の防災SUP体験&ミニ防災まちあるき

多賀城みんなの防災ワークショップ

「NPOこれから塾」開催しました! [2022年02月07日(Mon)]

こんにちは。

スタッフのさいじょうです。


本日は2/6(日)に開催されました、NPOこれから塾のレポートです。


たがさぽではNPOの基礎を学ぶ「NPOいちから塾」を毎年開催しています

今年は、その続編基礎講座からのステップアップとして、

活動をはじめたい方の想いを整理し、活動をはじめるために必要なことは?

どんなことを準備したらいいのかなどを学べる講座を開催しました。


当初、当センターの会議室を利用して行う予定でしたが、県内の新型コロナウィルスの感染拡大をうけ、オンライン開催に変更となりました。

まずは3つの輪を使い、想いを整理するワークを行いました。


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任意団体を立ち上げる理由、想いを整理するために、

3つの「やりたいこと」「できること」「ニーズ」の輪を使い整理していき、

輪の重なったところが、NPOの活動として見えてくる、というものです。

本来なら、みんなで交流しながら話し合い、発表したりとするのですが、今回はオンラインのため、じっくりとワークを行うことができず、このシートの使い方を説明しました。


次に、ゲストお二人から活動をはじめたきっかけや、任意団体を立ち上げて活動していく中で気づいたことなどを話していただきました。


2014年から活動を開始したハッピーピースさんからは、


経験を踏まえた運営継続のポイントや活動の発信方法について


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また、ミッションやルールを明確にすること、などのお話もありました。


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昨年、団体を立ち上げた地球子屋さんからは、


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イベント開催時に注意したこと、思い込みがあったこと、メンバー同士の距離感など


団体立ち上げほやほやだからこその気づきもありました


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ゲストのお二人には前もってお聞きした、参加者の質問にも丁寧に答えていただきました。



ゲストのお話の後は、「活動のはじめ方・団体の立ち上げ方」講座を行いました


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任意団体とはどんな団体のことか、立ち上げのステップ、目的・目標・ルールの整理についてや、


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登山に例え、どんな山の頂上を目指し(目的)どんな方法で登山するのか(手段)など、お話しました。


参加した方からは

・すでに活動されてる団体さんが、実体験した話を聞けたこと、とても貴重な体験でした。

という声もいただいたのですが、

・オンラインとはいえ、他の団体とのコミュニティがほとんど取れなかったのも残念という声もありました。

いただいたご意見を受け止めて、オンラインで開催する講座に活かしていきたいと思います。


今回ご登壇いただいた、ハッピーピース本郷さん、地球子屋石木田さん、


そしてご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!


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今回のような講座以外にも、たがさぽでは随時、団体の運営に関する相談を受けつけています。



お気軽にご来館・ご連絡ください。




【レポート】多賀城 自治会・町内会の情報交換会G 高橋4区の「地域の人材発掘」の取り組みを紹介します! [2022年02月01日(Tue)]

こんにちは。

スタッフの川口です。

昨年から引き続き連載している自治会・町内会の取り組みをレポートします!

今日で8回目で最終回となります。


多賀城 自治会・町内会わがまち情報交換会

-あなたの地区はどうしてますか?-


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8回目の今日は「地域の人材発掘」について、多賀城市の高橋4区合同で行われている取り組みをご紹介します。



「得意を活かす場で人材発掘」



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高橋北区町内会の会長の鈴木太賀夫さんが、高橋4区でやっている2つのことについてお話いただきました。

■高橋4区について

・もともとは1つの区だったが、4つに分かれた。東区が区画整理があり、高橋では2000世帯ある。あまり大きいとサービスが行き届かない。500世帯くらいが理想と思う。合同でやる行事が多い。夏祭り、敬老会も合同でやっている。

・合同で行っている特徴的な事業を紹介する。

■サンデーモーニングカフェについて

・以前は高橋地区も高齢化が進んでいたが、今は2000世帯と大きくなってくると隣の人は何する人ぞという感じで、つながりも薄くなり、高齢者の孤独、孤立が課題が大きくなってきている。
・高齢者の交流の場をつくったらどうかということで、多賀城のロジュマンで行われていたイベントを聞いて、高橋4区でやってみようということになった。
・3か月に1回、月末の日曜日の8:3012:00までで行っている。
・どうしたら人が集まるかを考え、県の交流助成金を活用して、おいしいパンとサラダとコーヒーをうたい文句に地元のコーヒー屋さんにお願いし、パンやさんから総菜パンを準備して、サラダを準備して、食べ放題、飲み放題で100円で行った。
・場所は高橋東2区の青果センターで行っていた。最初は情報が届かなかったのか100人くらいだったが、2回、3回とやっているうちに反響があり200300人と集まるような会になった。
・若い人が多く朝ごはん替わりに参加して、一人暮らしの方も多く参加した。ビュッフェ形式で行った。
・自由におしゃべりをしていただく形式。何度でもおかわり自由にした。
・続けているうちに若い人がお手伝いさせてくださいという声が上がってきた。はじめは町内会長の奥様方が前日から準備していたが、朝早くから準備していたが若い人たちが手伝いに来るようになって、若い人が参加してくれるようになった。
・コーヒー、パンの手伝いも男性が参加したりしてくれるようになった。役員ではないがそのような場があれば役に立ちたいと場所があれば参加していくれる人がいることがわかった。

■大工の会について

・高橋地区で大工の会を立ち上げた。困っている人のためになにかできることはないかということで、大工仕事をしたことがある人などが、自分のできることでお手伝いをするという仕組みである。

・高齢者の一人暮らしで電球の交換が高くてできない、戸が閉まらないなどちょっとした困りごとはたくさんある。

・高齢者の男性の活躍の場がなかなかないということで、ちょっとした現場で活躍できるのではないかということで、町内に回覧板で募集をした。

・回覧板ではなかなか反応がなかったが、役員のつてなどいろいろなつてなどを頼って登録していただいた。

・困っている人をどうやってみつけるかというと包括の人が高齢者を回って知っている情報があれば、訪問したりして行っている。

・となり組で情報が入り、LINEも活用しながら活動している。
・これまで電気の要望が来たがなかなかできなかった。ついに電気関係の仕事をしていた方がお役に立ちたいと参加してくれた。
・人材募集するときは役員になるというと躊躇する人が多い。しかしこういう活動の時に役でてきていただき活動してもらう
・そういう形で人材を発掘することで、いろいろな町内を支えるネットワークを築いていけると思う。

鈴木会長の人材発掘のポイントはこちら!

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若い人も地域の男性も自分のできることで自然に町内会活動に参加できているのがすばらしいー(長音記号1) 参考にしたいコンセプトとアイデアが満載ですねひらめき

いかがでしたか?
8回にわたりレポートしてきた自治会・町内会わがまち情報交換会。

いろいろな思いで私たちの住んでいる地域を支えてくれているみなさんの想いを感じていただけたのではないかと思います。


これまでと同じようにでなくてもよいと思います。

みなさんのアイデアで地域はどんどんおもしろくなります!

みなさんの地域への想いをどんどんおしえてください!

たがさぽでお待ちしておりま〜す!


情報交換会でのそのほかの質問やほかの地区のお話などは次の機会にお知らせいたします。


こちらの模様は Youtubeたがさぽチャンネルで動画発信予定です。
こちらもお楽しみに!

自治会・町内会わがまち情報交換会 こちらもご覧ください!

水辺の防災@鶴ケ谷親和会の取り組みはこちら 

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3080


水辺の防災A東田中南自治会の取り組みはこちら 

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3081

水辺の防災B新田3区の取り組みはこちら

コロナ禍での情報発信C七ヶ浜町湊浜区の取り組みはこちら

コロナ禍での情報発信D高橋東2区の取り組みはこちら

コロナ禍での情報発信E旭ヶ岡町内会の取り組みはこちら

地域の人材発掘F城南での事例はこちら
【レポート】多賀城 自治会・町内会の情報交換会F 城南地区の 「地域の人材発掘」の取り組みを紹介します! [2022年01月30日(Sun)]

こんにちは。

スタッフの川口です。

昨年から引き続き連載している自治会・町内会の取り組みをレポートします!



多賀城 自治会・町内会わがまち情報交換会
ーあなたのまちはどうしてますかー


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今回は、「地域の人材発掘」についてです。

自治会・町内会のもっとも解決したい課題ナンバー1なのではないでしょうか。

当センターのヒアリングでは、83%の方が役員のなり手がいないのが課題とあげています。




「次世代の自治会・町内会の関わり方/分担」


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城南地区在住の津川さんに役員としてではない、新しい関わり方についてお話をいただきました。

■町内会との関わりについて

・城南に住んで18年。町内会で役員をやっている訳でもない。

・広告関係の仕事をしていて、コミュニティ発想でイベントやプロジェクトを行っている。

・別の町内会のイベントの手伝いをしたことはあった、自分のまちの活動は応用編であり、実践であると思う。

・18年前は戸建てが多かったが、アパートや借家が半数以上になっている。

■夏祭りをやる理由

・役員の飲み会に参加した時に「夏祭り」をやってと言われた。当時、城南は新しいまちだったのでイベントはなかった。開催した時は新聞にも掲載された。
・企画書に理念を書いた。夏休みなので子どもたちの思い出作り、もうひとつは当時はあまり重要視されていなかったが「大人たちのつながりをつくる」を2つ目の理念とした。イベントをはじめて1〜2年目は理念はどうでもよいが、3年目くらいからこのイベントは何のためにやっているかわからなくなる時がある。

・だいたいイベントが停滞するときに理念が役に立つと思った。

・大人たちのつながりは震災時の助け合いにつながった。人と人は普段話していないとつながることは難しく、夏祭りは役に立ったと思った。


■役員以外の関わるポジションとは

・夏祭りには役員としてではなく、実行委員会として関わっていたが、次の年に役員をやってと言われた。

・嫌だからという意味ではなく、自由なポジションで関わりたいという理由で断った。ただ役員並みに関わりますという言い方で断った。今になって思うと良かった、町内会のためになっているのではないかと思った。
・役員ではなくても、役員と関われるポジションは大切なのではないかと思っている。グレーゾーンの組織が大事だと思っている。
・役員ではないポジションでお父さん世代でつながる必要性を感じ、同世代の人でLINEグループで30人くらいでつながっている。なにもない時は連絡はないが、つながっている感じがする。たまに連絡が来て、必要な人だけ返事をする。
役員から相談されたりもする。仕事柄コミュニティの立ち上げを行っているが、そういう想いの人はほかにもいると思う。
・役員はできないけど、住んでいる地域でなにかしら貢献したい、何かしら情報を得たい、子どものために大人のつながりを作っていた方がいい暮らしを営めるのでは人はいると思う。発言する場がないために関わらないを選択する人が多いのではないかと思う。

■一人の仕事を少なく、関わり代は大きく

・34年前に中学校のPTA会長を2年間行った。惰性で行っている行事はなくした。何のためやっているのかわからないものはやめた。みんなによくやったと言われた。

・次年度の役員を決める時大変だということを知っていたので、一人の役割を分割した。一人が深く負担するのではなく、たくさんの人が軽く関われるようにした。
・町内会で学んだことを応用して行った。

■日常のつながりの大切さ

・どうしてこのような発想で行っているかというと、コロナも防災もなにごとも「日常」であると思う。これまでPTAも町内会役員もすごい人がやっていることだと思っていた。日常で当たり前で普段関われなかったらずっと関われないこと。日常で関われることが大切だと思う。
・「自分ごと」はまわりまわって自分に返ってくる。自分が関わっていた方が楽しいと思えるようになって、関わることが好きになった。


津川さんの町内会の関わり方についての一言はこちら!

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自分ごととして自分ができることで関われるとこれからの新しい町内会の形が見えてくるかもしれませんひらめき


こちらの模様はたがさぽYoutubeたがさぽチャンネルで動画発信予定です。

お楽しみに!

次回も、自治会・町内会の「地域の人材発掘」についてリポートします。


自治会・町内会わがまち情報交換会 こちらもご覧ください!

水辺の防災@鶴ケ谷親和会の取り組みはこちら 

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3080


水辺の防災A東田中南自治会の取り組みはこちら 

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3081

水辺の防災B新田3区の取り組みはこちら

コロナ禍での情報発信C七ヶ浜町湊浜区の取り組みはこちら

コロナ禍での情報発信D高橋東2区の取り組みはこちら

コロナ禍での情報発信E旭ヶ岡町内会の取り組みはこちら

【レポート】多賀城 自治会・町内会の情報交換会E 旭ケ岡町内会の「コロナ禍での情報発信」の取り組みを紹介します! [2022年01月24日(Mon)]

こんにちは。

スタッフの川口です。

昨年から引き続き連載している自治会・町内会の取り組みをレポートします!



多賀城 自治会・町内会わがまち情報交換会

-あなたの地区はどうしてますか?-


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6回目の今日は「コロナ禍での情報発信」について、多賀城市の旭ヶ岡町内会の取り組みをご紹介します。



「わが地域の歴史と魅力を再発見!」



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多賀城市旭ヶ岡町内会の編集長の富田貞則さんにお話をうかがいました


■旭ヶ岡町内会について

・中央地区、高崎地区、留ケ谷区の一部の方、東北学院大学を中心に張り付いている形になっている。住所表示がない特徴がある。人口は877世代で2132名が住んでいる。

・戦前、海軍工廠の建物があり、その後米軍に接収されて、住宅街に変わった。米軍が接収した地域が旭ヶ岡の町内会となっている。


■町内会新聞をつくりはじめたきっかけ

・昨年、たがさぽで町内会新聞をつくる講座があり、役員3人で参加した。

・町内にはネタがないと思っていたが、昔のこの地区の写真が見つかり、あれこれ話しているうちに、これはいい話題になるのではないかという話になった。

・今年の4月から新聞をつくり始めた。

・町内会の新聞を毎月発行しようと始めたところ、コロナ禍で町内会の行事がないという話になり、紙面をうめるのが大変だなと思った。


■米倉さんとの出会いから町内の魅力発見まで

・町内に92歳になる米倉さんという人がいて、戦前から住んでいる。現在の住宅地は昔山だった時の風景を描いている。ずっと前に見せてもらったことがあった。

・いろいろな絵を見せていただき、取材を始めた。多賀城市には平安、奈良の資料は山ほどあるが、調べ始めると戦前から戦後、現代までのまとまった資料がなかった。市役所や図書館に行って調べ始めた。

・調べ始めると、インターネットで検索すると8割はなにか見つかることがわかった。世の中、色々好きな人がいて、留ケ谷に走っていた塩釜線のことが書いてあった。

・東北本線ができる前の明治20年にできていて驚いた。松島に路面電車が走っていることがわかったり、かなり面白かった。


■好奇心が源であること

・取材を進めるうちに、たがさぽにある大きな木が電力学園が出来た時の記念樹であることを知った。鈴懸の木の花ことばは好奇心である。

・取材を続けて、現在7号までできた。地区の写真もたがさぽで見つけた。この写真を使っていろいろ調べた。昭和34年の写真だとわかり、時代を推定できた。バスが映っていたがこれは昔の旭ヶ岡地区の集会所であった。以前、バスを買って集会所に使っていた。

・調べていると周囲の人たちからいろいろ教えてもらう。市役所の方から教えてもらったり、多賀城小学校の卒業生の方から、鈴懸の木で音楽会をやったりしたと聞いた。そこから取材が広がっていった。

・情報発信していると、色々な人から反応があり、そこからネタを拾い取材していくことができる。発行ししてくと、反応があつまり反応することで広がっていっている。

花言葉に引っ張られた思いもある。何をするのも好奇心が大切であると感じた。



富田編集長の情報発信の一言はこちら!


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■旭ヶ岡の取り組みメモ


昨年度からの旭ヶ岡町内会との取り組みはこちらからご覧いただけます。
新聞づくり講座〜まちあるき〜広報紙〜地域の魅力発表会と進んできました。

おらぃのまち(町内会)新聞をつくるコツ〜まちの魅力を紙面に載せて〜を開催しました。

まち歩きイベント「すえち少年になってまちを歩こう」を開催しました! 

【自治会・町内会の活動を紹介します】旭ヶ岡町内会の広報紙

「多賀城 教えたくなるまちのひみつ」動画もあります!


こちらの模様はたがさぽYoutubeたがさぽチャンネルで動画発信予定です。

お楽しみに!

次回は、自治会・町内会の「地域の人材発掘」についてリポートします。


自治会・町内会わがまち情報交換会 こちらもご覧ください!

水辺の防災@鶴ケ谷親和会の取り組みはこちら 

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3080


水辺の防災A東田中南自治会の取り組みはこちら 

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3081

水辺の防災B新田3区の取り組みはこちら

コロナ禍での情報発信C七ヶ浜町湊浜区の取り組みはこちら

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