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防災人(ぼうさいびと)ミーティング 「おしえてみんなの防災訓練」レポート [2025年02月16日(Sun)]

スタッフ川口です。

今日は2025年117日(金)に開催した


「防災人ミーティング」についてレポートします。


防災人ミーティングとは、地区の防災担当、地域防災リーダー、消防団、宮城県防災指導員、企業の防災担当、防災士、防災に関心のある人で集まり、みんなで話し合う場を不定期で開催しています。


今回のテーマは、「おしえてみんなの防災訓練」


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令和611月に開催した地域の防災訓練や防災の取り組みについての情報交換を行いました。

今回参加しているのは、町内会の防災担当の方や町内会役員の方、近隣の方や防災訓練に参加しなかった方までさまざまです。

ざっくばらんに訓練の様子や課題などお聞きしました。



集合住宅なので、いつもは垂直避難の訓練をしているが、今回は有志で指定避難所の八幡小へ行ってみた。今年は中央地区なのでブロック訓練だった。学校ごとで訓練を行っているところもあったが、地域住民と子どもたちが一緒に訓練できるとよいと思った。


震災の時も津波や洪水被害があった地域である。今年、4カ所の垂直避難場所ができたが、現実的には通常カギがかかっていたり、管理人がいなかったり、避難場所としては不安である。各自で垂直避難を行うように声がけしている。今回の訓練では、町内会役員20人で携帯トイレ、発電機の使い方を行った。高齢者の避難はなかなか難しいと感じている。


大津波警報の際の避難が高崎中学校に変更になった。今回は避難場所になれるため、学校と連携して各班ごとに小学校の2階へ避難する訓練を行った。家での垂直避難も想定し、携帯トイレの体験も行った。防災に特化した町内会のLINEをつくった。避難場所を確認するツールがある。住民がどこにいるかなどを把握し、市に提案することも想定している。


このように各地域の話を聞くと、地域によって課題が違っていることがわかります。

また、災害の種類によっても避難場所が違う場合もあるので、ハザードマップを読み込むことは大切だと感じました。地域の実情にあった訓練を、行うことの大切さはみなさんのご意見でも切実に感じました。


それぞれの地域の訓練について話を聞いた後に意見交換を行いました。


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・炊き出し、奉仕への反発がある。昔と意識は違ってきている。

・避難先のカギが開いていない場合がある。地域にカギを共有する仕組みが必要と感じる。

・震災を経験していない世代も多くなってくる。経験者の力は必要。

・避難所の見取り図が事前に必要では。妊婦や車いす、ペットはどうするかなど、事前に考えて見取り図をつくっておくとよいのでは。

・地域住民と子どもたちが一緒に訓練できるとよい。

・地域によって、実情が違っている。炊き出し訓練はしない。炊き出しは現実的に難しい地域で行うことで違うメッセージを住民に送ってしまう。

・地域によって災害想定が違うし、津波が来ていない地域は意識が全く違う。

・防災へ関心はあるが、行動へ結びつかない。

・地域だけでなく、防災士の力を借りて行うなどが必要になってくる。

・公助、共助の限界がある。自助の意識を高める。携帯トイレを各自準備するなどの意識が必要。携帯トイレなどどこで買ってよいかわからない人もいるので、企業も巻き込んで実際購入できる場をつくるのはどうか。

・訓練も楽しくできるとよい。楽しんで学べる仕組みも必要。


 など、たくさんの意見やアイデアが生まれました。


【参加者アンケートより】

・ほかの地区の訓練、学校との連携情報を知りたい。

・防災意識向上策、地域における防災教育のあり方について知りたい。

・学校との連携、防災展の開催、3.11の語り部活動などやってみたい。

・訓練への参加率を上げる工夫が必要。

・防災人参加者と学校、自治会とでの交流して意見交換するとおもしろい。


防災人ミーティングは不定期で開催しておりますが、地域のために防災の力を活かしたい人がたくさん参加しています。開かれた会ですので、いつでも参加可能です。

防災人に力を借りたい、意見を聞きたい等ございましたら、当センターまでご相談ください。






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たがさぽのきっずボランティア講座C 〜「たがさぽのクリスマス雑貨市2024」でボランティア〜 [2025年01月06日(Mon)]

こんにちは。スタッフのあべです。

今日は、「きっずボランティア講座」の最終回「たがさぽのクリスマス雑貨市2024」の活動をレポートします。

昨年の9月から講座に参加した多賀城市内の小学生が、ツリーハウスとおばけ屋敷のブース、出店団体でのボランティアで参加しました。みんなで雑貨市に向けてアイディアを出し合い準備をしてきました。

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雑貨市前日、講座で作ったツリーハウスとおばけ屋敷の総仕上げ。
みんなのアート魂がさく裂しました!

そして、12月8日の雑貨市当日。17人の子どもたちは、3つのチームに分かれて活動しました。


  お店チーム  
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珈琲豆と手しごとのモノ kyuu一般社団法人アート・インクルージョンコトマグ子育てサロン*はぐまま宮城県障害者差別のない共生社会推進プロジェクト事務局 でボランティア活動をしました。

子どもたちは自ら声を上げて、販売やPRなどを行いお店を盛り上げました。商品が売れたときの達成感と、それぞれの団体がどのような思いで活動をしているかを知ることができました。出店団体の皆さんや来場者からは、「ワークショップのお手伝いをすごく頑張ってくれた。お店の案内や手伝いなど、意欲的に活動していました」などの声が寄せられました。


  そと遊びチーム  

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アート・インクルージョンとポップなクリスマスのおうちを完成させました!


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自ら考え作成したツリーハウスの紹介と、KuuUFuUU(クウフウ)のプレーパークをサポートしました。プレーパークとは、子どもたちが自由に発想して作り上げていく遊び場です。

子どもたちはかまどの火起こしからスタート! 焼いもとマシュマロ焼き、青森名物の棒パン焼きを大勢の親子連れが体験しました。子どもたちは、自分たちで考えて焼き加減を調整しました。「マシュマロは焼いたことがあっても、パンは初めて」という声も多数上がっていました。パン生地はringo.bakeryさん。ご協力いただきありがとうございました!


  おばけ屋敷チーム  
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なんと!給湯室がおばけ屋敷に大変身!?

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子どもたちが考えたおばけ屋敷。お客さんの手ごたえを見て、説明や飾りつけなどに工夫を加えていきました。その効果があってか何度も遊びに来てくれた人たちもいて、子どもたちのやる気はぐんぐん上がりました。子どもも大人もすべての人が楽しめるおばけ屋敷になりました。
午前中に講座は終了しましたが、午後からもきっずボランティアの有志がプレーパークとおばけ屋敷を盛り上げました。

さまざまな市民活動団体の皆さんとの交流を通して、活動を知ることからはじまり、自分で考えて行動していった子どもたち。この講座で見て聞いて体験したことが、今後のボランティアや自分の活動を行うきっかけになればと思います。

これまでの講座のレポートはこちらをご覧ください。
位置情報第1回(9/10) 「アートの力は無限大!みんなにやさしい社会をつくろう!」
 ゲスト:一般社団法人アートインクル―ジョン
位置情報第2回(10/24) 「チガウからできるコト」
 ゲスト:NPO法人地球対話ラボ
位置情報第3回(11/16) 「雑貨市集会&ボランティア説明会」
 「おばけ屋敷でまちづくり!?こわい体験からみえるもの」
 ゲスト:おばけ屋敷創作団体バケラッタ

12/8に「たがさぽのクリスマス雑貨市2024」を開催しました! [2024年12月24日(Tue)]
こんにちは!スタッフのきょうごくです。

先日もご報告しましたが今年も「たがさぽのクリスマス雑貨市」を無事に開催することができました!おかげさまで延べ1,000人以上のみなさんにご来場いただき、たがさぽの館内はもちろん、外も賑わっておりました。

午後から少し雨がちらつく場面もありましたが、天候にも恵まれ、たくさんの笑顔とつながりが生まれた一日となりましたので、前日準備と当日の様子を振り返ってお伝えします。



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 今年のテーマは「みんなにやさしい雑貨市」
今年は協力団体を合わせて37団体が出店し、そのうちの17団体が初めて参加していただきました。多世代、そして障がいの有無や国籍を越えて、みんなが一緒に楽しめる空間を目指しました。

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ボランティアが大活躍!
ボランティアには学生や一般の方など、前日・当日合わせて33人の方が参加しました。
活動の前に30分程度の時間を使い、たがさぽのクリスマス雑貨市の開催の目的や市民活動やボランティアについての基礎を学びました。

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▲メモをとりながら真剣に聞いていました

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▲館内の装飾や受付周りの掲示物はボランティアのみなさんによるもの。
積極的にアイデアをだしていただき、とても頼りになりました。



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子どもたちが大活躍
外の芝生広場には、KuuU FuUUがプレーパークを開催しました。
きっずボランティアが積極的にお手伝いしてくれて、温かな雰囲気に包まれました。
子どもたちの活躍については後日ブログで詳しく紹介しますのでお楽しみにお待ちください♪



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外国人技能実習生との交流もあった「アジアカフェ」
TobiLaLaの企画で、アジアカフェをオープンしました。
株式会社ユニベールの市内在住の外国人技能実習生の皆さんも参加し、交流を楽しみました



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▲ベトナムの人からベトナムコーヒーの淹れ方を教わってみんなで楽しみました。


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▲万葉衣装の着付け体験に参加する技能実習生の皆さん。
この衣装はすべて万葉衣装実行委員衣装部の手作りなんだそうです。



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障害のある人もない人も楽しめるボッチャ体験
宮城県障害者差別のない共生社会推進プロジェクト事務局がボッチャ体験ブースを実施しました。ボッチャはジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。障害のあるなしや年齢、性別にかかわらず、誰もが一緒に楽しめるスポーツです。
「初めてやったけど、すごく楽しかった」
という感想もあり、スポーツを通じた交流の力を感じる場となりました。


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▲参加者同士が自然と会話をしながら楽しんでおり、
競技を通じて一体感が生まれていました。


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多彩な団体と出店内容
手作り雑貨や美味しい食べ物のブース、だれもが楽しめるワークショップなどが並び、来場者はお気に入りの一品を見つけていました。

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「作り手の思いが伝わる雑貨がいっぱいあって、選ぶのが楽しかったです。」
という声も聞かれました。


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今年も多くの皆さまにご参加いただき、本当にありがとうございました!

「たがさぽのクリスマス雑貨市」を来年も開催できるよう、
スタッフ一同、引き続き頑張っていきたいと思います。

来年も皆さんにお会いできることを楽しみにしています!


Posted by きょうごく at 10:00 | 事業レポート | この記事のURL | トラックバック(0)
多賀城LUNCHトークD「変幻自在なスパイスカレーとつながるトーク」 [2024年12月20日(Fri)]
こんにちは。スタッフの金子です。

本日は、12月6日(金)に開催しました多賀城LUNCHトーク5回目
「変幻自在なスパイスカレーとつながるトーク」をレポートします!

ゲストは、3FLOVER CURRY(スリフレ)の加藤宏幸さんです。

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立ってお話しているのがゲストの加藤さん

加藤さんは以前、田子でスパイスカレーのお店を構えていたので、今回の参加者の中にも加藤さんのカレーファンの方がいたのではと思います。
また、多賀城在住の加藤さんは最近では多賀城でカレーイベントも開催されています。
多賀城をカレーでハブにする!?
魅力満載、変幻自在なスパイスカレーとつながるトークをレポートします。

3FLOVER CURRY(スリフレ)は和と印をテーマに季節を大事にしたカレーを作っています。
いろいろな具材とコラボできるのがカレーのいいところと話す加藤さん。そのため、農家や行政などいろいろな人たちとコラボできるのもおもしろいところ。
最近ではカレー×コーヒー、カレー×クラフトビール、なんて組み合わせも合うんです!とのお話もありました。

また、加藤さんは「多賀城のコミュニティづくりをしたい」とのこと。
最近ではたかはし土曜市と協力したり、地元の農家さんと協力したり、いろいろなところと連携してます。
「一個人が頑張るのは限界がある」「誰かと一緒にやる」
とても楽しそうに話す加藤さん、多賀城でのカレーもこれからますます広がっていきそうですね。

そのほかにも加藤さんがインドやネパールなどアジアを回った際の海外トークも会場のみなさんに大好評でした!

当日はスリフレのカレーを試食しながらのトークでした。

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多賀城の農家のかぼちゃを使用したスパイスカレー。
みなさんあまりの美味しさに、ますますカレーの魅力に引き込まれたようです。

参加者からは、
「内容が面白く、カレーも美味しかったです!」
「海外の旅や過ごし方、出会いの話、おもしろかったです」などの感想がありました。

**************************************

さて、次回1月の多賀城LUNCHトークは日本史研究者のJ.F.モリスさんによる「みんなが知らない 宮城県ココがすごいよ話」
防災や多文化共生などにも造詣が深いモリスさんのトークです!

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多賀城LUNCHトークE「みんなが知らない 宮城県ココがすごいよ話」
日 時:2025年1月10日(金)12:05〜12:50
※11:45〜13:15までご利用いただけます。
場 所:SHARE LOUNGE多賀城
        (多賀城駅より徒歩1分・図書館のビル2階)
参加費:無料(フリードリンク利用の場合のみ440円)
    ※ラウンジ内飲食自由ですので、昼食ご持参でご参加ください
申込み:申込フォーム、電話(022-368-7745)、窓口
NPO・市民活動パワーアップ講座〜効果的な広報のしかた〜 実施しました! [2024年12月16日(Mon)]
こんにちは。スタッフの小林です。
あっという間に師走も半ば、クリスマスの装飾がまちで目立ってくるようになりましたね。

本日は11月24日(日)に実施した「NPO・市民活動パワーアップ講座〜効果的な広報のしかた」のレポートをお送りします。

NPO・市民活動パワーアップ講座とは?
NPOや市民活動などで活動している団体を対象に、
団体運営力の向上を目指すことを目的とした講座です。
今年度は3つのテーマを設け、3か月連続で実施します。

11月は「効果的な広報のしかた」というテーマで、メディアデザインの伊東利光さんと千葉浩二さんを講師にお迎えし実施しました。


NPOパワーアップ講座 Bチラシ 表.jpg


初めにNPOにとって重要な「広報」について伊東さんからお話しいただきました。

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伊東さんから情報発信と広報の違いをていねいに説明していただきました


★情報発信とは
・自分の考えを誰かに知らせる
・見たこと聞いたことなどの経験を伝える
・自分が作ったモノを公開する
★広報とは➝情報発信の一種
より戦略的な活動で、目的を達成するために行う情報発信のことを言います。
・発信者の主体(主に組織、個人の場合もあるがタレントや政治家など)が明確
・内容が明確
・目的が明確 決まった目的を達成するために行う
・対象が明確

講座当日に開催されたクイーンズ駅伝のポスターを例に説明していただきました。開催日のおよそ1か月前からポスターなどで駅伝の広報をしていたので、当日の多賀城市内の道路の交通規制なども事前に知ることができます。そのため交通規制の時間帯を避けて目的地に向かえばいいね、など相手が知りたいことを先回りして発信している例ということでした。


次にお待ちかねのCanvaを使ったチラシを作成するワークです。
Canvaは、オンラインで使える無料のグラフィックデザインツールです。千葉さんからCanvaでできることの説明の後、PCを使用して参加者も実際にチラシ作成にチャレンジしました。Canvaのメリットは基本機能がほとんど無料で使えることです。無料で使えるテンプレートやフリー素材が豊富に揃っていて、オリジナルのデザインが作れます。たがさぽでもCanvaを使って講座やイベントのチラシを作成しています。


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講師の千葉さん。意欲満々な参加者に負けないように説明にも力が入ります。


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手順を説明しながら一緒に作成していきます


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スマホでもデザインを確認することができます


同じテンプレートでも1つの操作でカラーイメージを変えることができます。画像のチラシイメージはもともとは緑色のテンプレートでしたが、茶系の色にすることで一気に秋らしくなるなど、季節感が出せるのもいいですね。

ひらめき参加者の方からはひらめき
・Canvaをこれからどんどん使っていこうと思いました。
・広報のあるべき方向性が学べて自信がつきました。
・チラシ作成、WordでむずかしいテクニックがCanvaで簡単にできるすごい♡
・単発で終わらずシリーズ化していただけるとありがたいです。
・講師の方々もとても気さくで親切丁寧に教えてくださり、楽しく学ぶことができました!

などの感想が寄せられました。

今回講師を務めていただいたメディアデザインの伊東さん、千葉さん、そしてご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

今年度は9月「組織力編」10月「資金編」11月「広報編」と3カ月連続でテーマを変えて講座を開催しました。活動でお忙しい中参加していただき、ありがとうございました。活動のパワーアップの一助となりましたらうれしい限りです。
たがさぽでは広報に関する相談、また運営に関する相談も随時受け付けております。お気軽にご来館・ご連絡ください。

続きを読む・・・
今年も雑貨市を開催しました! [2024年12月10日(Tue)]
こんにちは!スタッフの伊藤です。

先日12月8日(日)、たがさぽでは毎年恒例のクリスマスイベントたがさぽのクリスマス雑貨市を開催しました。
今年も多くの方にご来場いただき、大盛況の雑貨市となりました!

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       館内の様子         広場の様子

出店したのは市民活動団体や福祉施設などの34団体、そのほか3団体にご協力いただきました。
雑貨市の前日準備・当日には計31名のボランティアさんが参加しました。

みなさんのご協力もあり、今年のテーマ「みんなにやさしい雑貨市」の通り、様々な人が共に楽しめる一日となりました。

雑貨市にお越しくださったみなさま、ボランティアとして参加してくださったみなさま、出展団体のみなさま。
一緒に雑貨市を楽しんでくださりありがとうございます!

どうぞお楽しみに!

「Tagajo Youth Challenge部」第3回を開催しました [2024年12月02日(Mon)]
こんにちは!スタッフの伊藤です。

本日は、11月10日(日)に開催した「Tagajo Youth Challenge部」の第3回について報告します。

TYC部(Tagajo Youth Challenge部)とは?
活動者のお話やフィールドワークを通して、同世代(10代〜20代)の仲間と一緒に地域でやってみたいことを考える、3回連続講座です。

Tagajo Youth Challenge部 第3回
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当日は中学生1名、高校生2名、大学生3名、計6名の方が参加しました。

8月から始まったTagajo Youth Challenge部(TYC部)の最終回となる今回は、参加者の皆さんと「どんなことを地域でやってみたいか」を自分達が実践するという視点で考えました。

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全員で模造紙を囲みアイデア出し

「こんなことをしてみたい」だけではなく、多賀城市内の好きな場所や面白い人、これまでに参加したボランティアやイベントの経験談など、アイデア出しに繋がる話題もざっくばらんに話し合いました。

出たアイデアを近い内容のもので分類し、やりたいことが似ている人同士でチームを組んで、アイデアの実現に向けてさらに具体な話し合いを進めていきました。

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チームごとに作戦会議@

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チームごとに作戦会議A

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講座アドバイザー鈴木さんからアドバイスも

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模造紙にどんどんアイデアを書き込み

【それぞれのチームから出たアイデア】
・多賀城を紹介するような絵本を市民の方と一緒に作る
・多賀城の面白い人・場所を取材し市外の人に情報を発信する
・新しい繋がりが生まれるような居場所を作りたい

今回は実践を視野に入れるということで、具体的にどんなことをするのか、どんな手順で進めるか、対象者やターゲットはどんな人かなども考えてみました。

最後は各チームの話した内容をみんなで共有。お互いに質問を投げかけていました。

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お互いのアイデアを共有

また、今回は最終回ということで参加したみなさんにTYC部講座証明書をお渡ししました。

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講座証明書

【参加者の皆さんからの感想】※一部抜粋
・実現性にクローズアップして、アイデアを考えるのがとても楽しかった。
・他の人の考えや意見を聞いて、自分の視野がさらに広がった。
・地域創生に興味ある人、経験のある人が集まって話し合うのが楽しかった。
・普段話さない人、テーマで話せて楽しかった。

TYC部では、まず少し考えてみようということで「やってみたいこと」を話し合いましたが、今回生まれたアイデアたちは実践に向けて現在少しずつ動き出しています。

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アイデアを実現に向けてさらに話し合いました

みなさんの「やってみたい」が実現できるよう、たがさぽでも応援をしていきます。

TYC部に参加した方以外でも、地域で何かやってみたいという方はお気軽にご相談ください。
また、18歳以下の方が市民活動等でたがさぽを使用する場合、貸室を無料で使えます。自由に使えるフリースペースなどもありますので、ぜひ活動の拠点としてご活用ください!

新・たがさぽ雑貨市集会を開催しました! [2024年11月23日(Sat)]

こんにちは。スタッフの川口です。

本日は土曜日ですが、1116日(土)の雑貨市集会についてレポートします。


たがさぽのクリスマス雑貨市は、今年で12年目を迎え、市民の方々に楽しみと声をかけていただけるイベントになりました。一方で、最近では素敵なマルシェやインクルーシブなイベントも連日のように各地で行われ、公共施設で雑貨市を行う意味はなんだろうと考えてきました。


今年から出店団体を公募制に変え、今年は37団体が手をあげていただき、より市民団体とボランティアとつくりあげる雑貨市を目指しました。


雑貨市集会では、雑貨市にとどまらず、その先の団体のみなさんの活躍の場と、その先にあるインクルーシブな地域を目指す実験の場としてみなさんに必要と思っていただけることを目標としていることをお伝えすることからはじまりました。


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今年の司会はいつも出店しているNPO法人麦の会飯嶋さん。手話通訳の方にも来てもらいました。


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出店団体からおすすめの商品と活動についてお話をしていただきました。


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多賀城市内のイベント主催者の方や公共施設や店舗の方をゲストにお迎えし、コメントや質問などもいただきました!今後のつながりがたのしみです。

CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)多賀城市立図書館、無印良品イオン多賀城店のみなさん、たかはし土曜市、ゲバサンバの主催のみなさん、ICHICO、せんさぽのみなさんがゲストで来てくれました!



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小学生ボランティアのみなさんの活動を中学生サポーターから紹介しました。今年はミニおばけ屋敷とツリーハウスを作ります



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フリータイムでは和やかにお話していました。ここからなにか生まれるかもしれません


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雑貨市集会に参加した団体からは、

「事前に交流できてよかった」

「名刺交換ができた」

「ますます楽しみになった」

「当日お話したい団体がたくさんいました」

「来てくれる人が笑顔になるように頑張ります」

などの感想をいただきました。


クリスマス雑貨市がみなさんに必要とされるまではきっと続いていきますので、一緒につくっていけたらと思います。

12/8の雑貨市をお楽しみにしていてください!



Instagramで出店団体情報を発信中!


多賀城LUNCHトークC からりの「LGBTQゆるやかトーク」と 12月はカレーの話です! [2024年11月21日(Thu)]

こんにちは。

スタッフ川口です。

だいぶ寒くなってきましたね。


さて、今日は118日(金)に行われた多賀城LUNCHトークの4回目


   「LGBTQゆるやかトーク」をレポートします。


からりの内田代表と佐藤副代表による、かけあいトークはまるでラジオでトークしているような絶妙な掛け合いで行われました。


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からりは2023年に立ち上げた団体ですが、お二人とも活動をこれまでもしていたので、いろいろな相談をこれまでも受けてきました。LGBTQの相談や居場所をつくっていきたいという想いから「からり」を立ち上げたそうです。


知識として知っていても、現場ではどうなのか、この言葉は失礼になるのかなどわからないことも私たちは多くあります。でもそこで距離をおいてしまうのも違っているような気がしている人もいらっしゃるかもしれません。


「どういう言葉が失礼になるか」

当事者本人が使うのはOKだが、相手に使うのはNGで差別用語になる言葉があること。それは外国から渡ってきた言葉であり、使われ方の歴史があるので、日本人にはなかなかわからないことだったりすること。


パートナーシップ制度が宮城県にはなく当事者の方々が県外へ出て行ってしまうこと。

それが残念なのでからりの活動をはじめたこと。

(今、仙台市、栗原市は今年度中に成立予定です)


LGBTQ の人たちは、人口の8%くらい。佐藤さん、鈴木さん、田中さん、高橋さんくらいの数の人がいること。


などなど、いろいろな話をしてくれました。


会場から「悩んでいて、カミングアウトしてくれない人へどう接したらよいか」という質問には、「なにもしなくてよいと思う。差別用語をつかわないとか、安心できる人を増やしていけば困った時に相談してくれるのではないか」と話していました。


男女だけの性別欄ではなくほかをいれるとか、彼・彼女じゃなく、パートナーという言葉を使うなどは、すぐにできることではないでしょうか。

それだけで、安心して接することができると思う方もいるそうです。


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参加者の感想からは、


「個人(当事者)を支援しようというよりも、社会を変えていく一員になるという視点が刺さりました。自分にもできるコトがあるのかなと感じました」


「からりさんが活動しなくてもいい社会にしていくように行動します」


などの感想がありました。


*******************************


さて、12月の多賀城LUNCHトークは、多賀城出身のカレー職人、FLAVOR CURRY加藤宏幸さんが登場します!

最近、カレーで盛り上がっている多賀城の「変幻自在なスパイスカレーとつながるトーク」をお楽しみに!

冬野菜のスパイスカレーのテイクアウト販売もあるそうなので、こちらもお楽しみに買いに来てください!(予約も受け付け中です)


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多賀城LUNCHトークD「変幻自在なスパイスカレーとつながるトーク」

日時:2024126日(金)12:0512:50(開場11:45

   ※11:4513:15までご利用いただけます

場所:SHARE LOUNGE多賀城

   (多賀城駅より徒歩1分・図書館のビル2階)

ゲスト:加藤宏幸さん(3FLAVOR CURRY

参加費:無料(フリードリンク利用の場合のみ440円)

    ※ラウンジ内飲食自由ですので、昼食ご持参でご参加ください

申込み:申込フォーム(https://forms.gle/dBoasoSbm23BqLi27)、

    電話(022-368-7745)、窓口 


※テイクアウトカレーは1,300円です!


NPO・市民活動パワーアップ講座「知っておきたい会費・寄付のこと」を実施しました! [2024年11月04日(Mon)]
こんにちは。スタッフのきょうごくです。

本日は10月27日(日)に実施した「NPO・市民活動パワーアップ講座〜知っておきたい会費・寄付のこと〜」のレポートをお送りします。

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NPO・市民活動パワーアップ講座とは?
NPOや市民活動などで活動している団体を対象に、
団体運営力の向上を目指すことを目的とした講座です。
今年度は3つのテーマを設け、3か月連続で実施します。
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10月は「知っておきたい会費・寄付のこと」というテーマで日本ファンドレイジング協会認定ファンドレイザーの石渡賢大さんを講師にお迎えし実施しました。

※ファンドレイジングとは?
民間非営利団体が活動のための資金を個人、法人、政府などから集める行為の総称です。NPOが活動するうえで必要となる「社会をよりよくしていくための資金集め」のことをいいます。

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▲講師の石渡さん。ひとつひとつ丁寧に教えていただきました


石渡さんは、ファンドレイジングは単なる「資金集め」ではなく、活動に共感してくれる「仲間を集めること」と教えてくれました。支援の形は寄付や会費だけでなく、ボランティアとしての参加もあります。「寄付=お金」というより「一緒に活動を支えてくれる仲間」と考えると、寄付をお願いしやすくなりますね。

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▲今回の参加者は4名。石渡さんのお話にじっくり耳を傾けていました。


講座の中では、寄付集めを成功に導く7つのステップも紹介されました。組織の準備から計画づくり、実行、そして感謝の気持ちを伝えるまで、それぞれの段階での大切なポイントを知ることができました。

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▲団体のビジョンを考えるワークでは「書ききれない!」
と手が止まらくなる参加者もいました。


ワークでは、自分の団体の財源や支援者、関係者についてワークシートに書き出し、今後どうしたいかを考えました。石渡さんからは「普段と漠然と考えていることを言語化することで課題が明確になったり、言語化したものをシェアすることであらたな気づきがうまれる」というアドバイスをいただき、参加者のみなさんは頭を悩ませながらも真剣に取り組んでいました。


参加者からの感想
キーワードとして「共感」が心に残りました。まずはどんな形になったとしても、事業を言語化して共感につながるように事業の解像度を上げていきたいです。
特にドナーピラミッドは、自分たちの人的資源の整理や組織の運営戦略に役立てられると思いました。

寄付や会費集めは、団体の活動を支える重要なテーマ。今回の講座をきっかけに参加者の皆さんが今後さらに活躍されることを期待しています!


3ヶ月連続で実施するNPO・市民活動パワーアップ講座は来月がラスト。

第3回目のテーマは11/24(日) 「効果的な広報のしかた」

を予定しています。

絶賛申込み受付中ですので、気になる方はお気軽にお問合せください!


お申し込みはコチラから!

Posted by きょうごく at 10:00 | 事業レポート | この記事のURL | トラックバック(0)
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