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出前NPOいちから塾を開催しました! [2021年05月02日(Sun)]
こんにちは!スタッフのわたなべです!!
5月に入りました。萌えいづる若葉、さわやかな風を感じられ、私にとって一年の中で最も好きな時期です(関係ないですが、私の誕生月でもあります)。

さて、本日は4月17日(土)に開催した「出前NPOいちから塾」のご報告です。
今回は、子どもたちを対象にした活動をこれから始めたいと考えている皆さんからのご依頼で、スタッフさいじょう・わたなべの2名で七ヶ浜町におうかがいしました。

前半は、「NPO基礎講座」。先日の「NPOいちから塾」同様、「NPOとは?」「非営利について」「NPOとボランティアの違い」「NPOとNPO法人の違い」などについてお話しました。

IMG_0006.JPG
いちから塾の様子

後半は、受講のみなさんからリクエストのあった「活動の始め方」「団体の立ち上げについて」「持続的に活動していくには」について。
活動を始める時には考えることとして「団体(活動)の目的」「目的達成のためにどんな活動を行うか」「そのために必要な資源」などがあること、また資金調達の基礎についてお話しました。

出前NPOいちから塾_1.jpg

出前NPOいちから塾_2.jpg
登山に例えてお話しました

また質疑の時間には、いただいた質問に回答するだけでなく、「どのような活動をしていきたいか?」「その対象は?」など活動について考えていることをあらためてお話してもらったり、一緒に考えたりすることもできました。

最後の一人一言では「NPOについて今回詳しくお話を聞けてよかった」「初めて知ることも多くあった」「今回聞いたことを、これからの活動に生かしていきたい」などの感想をいただきました。
このたびはご依頼いただきありがとうございました。今後の展開、楽しみにしています!

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「出前NPOいちから塾」のご案内
NPOに関する講座、ご依頼に応じてスタッフが出前します!
内容は、NPO基礎講座や団体(NPO・町内会など)の活動事例紹介、またNPOや町内会・地域での活動に関連すること(今回のような「活動の始め方」など)など、お申し込みをいただいた後にご相談の上決定します。
また、オンライン会議システム(Zoomなど)を使用しての開催もできます。
お気軽にお問い合わせください。

対 象:NPO、企業、学校、自治体・町内会、その他少人数グループなど
費 用:無料
開催日・時間:
ご都合をお知らせください。ただし、諸事情によりご希望に添えない場合もありますのであらかじめご了承ください(原則として、水曜日と、日曜・祝日の夜は休講です)。
地 域:多賀城市とその周辺市町
連絡先:022-368-7745 

こちらからもお申し込みできます↓
出前NPOいちから塾申込フォーム
Posted by わたなべ at 12:00 | 事業レポート | この記事のURL | トラックバック(0)
【レポート】化学物質過敏症を考える  Tagajo Sustainable Relationship 会議2020E  [2021年04月20日(Tue)]

こんにちは。

スタッフの川口です。


今日は2021年1月22日に開催した


Tagajo Sustainable Relationship 会議2020


(多賀城から、持続可能な可能性を探る会議)についてリポートします。


 多賀城の課題を、当事者、活動者の声をみなさんと共有し地域課題を考えていきました。今日は、4つの目のテーマ「化学物質過敏症」について、ご紹介します。


 最近、化学物質過敏症という言葉を聞くことも多くなってきたと思います。柔軟剤などに代表される香害に悩まされ、日常生活が送れない人がいる一方、スーパーや薬局では当たり前のように商品が並び、消費されています。


 今、社会的課題にもなっている認知症の数と同じくらい発症者や潜在的に悩まされている人がいると言われているこの問題を、私たちはどう考えていけばいいのでしょうか。


庄司さん.png


 お話していただいたのは、化学物質過敏症の人とともに寄り添う活動を


 目指している「ことりじかん。」庄司良博さんです。


―化学物質過敏症とはどのような病気ですか?

庄司「化学物質過敏症は普通の人が使っているごく微量の化学物質に過敏に体調不

  になる反応する病気です。引き起こす大きな原因として挙げられるのがいわゆ

  る香りの害という香害が挙げられます。社会問題になっています。

  香害を引き起こすものとして柔軟剤、香り付き洗剤、消臭除菌剤、農薬など

  様々です。香害が原因で化学物質過敏症になる人が多いです。日常的に柔軟剤な

  どの物質を体内に取り込んだ時、微量でも適応能力を超えると発症します。はじ

  めのうちは排出できても蓄積され、体内に取り込んでしまいます。解毒能力は個

  人差があるので、同じ環境でも発症する人としない人がいます。2009年に厚労

  省に病名登録されましたが、新しく病名登録はされたが社会的認知が進んでいな

  いのが現状です」


―症状も個人差があるのですか?

庄司「症状も個人差があり、私だと化学物質、人工的な香料が体にはいると、頭痛

      吐き気、目のかすみ、倦怠感などがあります。とても影響があります」


―目に見えないものなので理解されていないという思いがある。「ことりじかん。」が目指し

 ている活動を通して目指している地域の姿をおしえてください。

庄司「化学物質過敏症および、原因となっている香害で悩んでいる人がたくさんい

      て、電話やメールがたくさん届きます。認知度が低い病気なので、家族や職場

      で孤立し、学校にも通えない人もいます。孤独、孤立に悩む患者が多く、 周

      の誰にも相談ができず、自分のつらさを伝えることができない人が多いです。

      私たちの活動としては、患者さんや苦しむ方がどういったことに悩んで

      か、何で体調を崩しているのか、解決の方法を一緒に考えたり、発症してしま

      った人の改善の情報をシェアしたり、孤独を解消していければと思っていす。

      理解を得られるにはどうしたらよいのかということをともに考えたり、化学物

      質を取り入れないためにどうしたらよいか、孤独、孤立を解消していって、日

      常の会話から話す場を作り、交流をしつつ、お互い学ぶことになればと思いま

      す。その場を作ろうと思っていたが、コロナ禍で対面でできなかったです。

      1年間はSNSやメール電話で活動してきました」


―化学物質過敏症を知ってもらう、困っている方の相談に乗りあったりする活動をしているの

 ですね。

筧 「高知県の佐川町。化学物質過敏症の子どもが保育園に通えなくなり、机とい

      を完全化学物質フリーでまちの木材をつかってを完全に使わないものを作るこ

      とをお手伝いしたことがあります。我々はいろいろな過程で化学物質を使ってい

  ます。我々がいかに囲まれて生活しているのかを実感させられました。現実的

  日常生活を行っていくために、どんなことが必要なのでしょうか」


庄司「私たちは対面が苦手です。今みなさんが普通に使っているものを使っ

      ている人と出会うと具合が悪くなってしまいます。使う人の権利なので

       否定はしませんが、大変難しい話です。ですが、選択は無香料で洗濯してほし

       いです」


―少しでも化学物質をなくすのは、地球にもやさしいことだと思います。

筧 「たしかに個人の自由選択ではありますが、社会全体がより気候変動

     という大きな問題に取り組む中、いかに化学的なものから脱却していくかとい

      うのがこれからの大きな課題であるので、最前線でまさに体験しているみなさ

  んの話を聞いてい見たいと思いました」


■参加者のみなさんからのチャットコメントです

「化学物質過敏症の団体が、日常生活でも、単なるわがままと捉えられ、なかなか

 解してもらうのが大変なようです。病院ですら理解してもらえないことが多いとか…」


「ある古着屋さんで、香りのする柔軟剤を使っているものは買い取りません、とい

 ところがありました」


「 私も悩んでいる一人です。数年前に、突然発症しました。子どもの汗臭さや、 

 加齢臭など自然の匂いは大丈夫なのですが、人工香料…特に柔軟剤や洗濯洗剤の

 匂いで吐き気やめまい、動機などが起きて困っています」


「私は、買い物などもなるべく人が少ない時間に行くようにしていて柔軟剤や匂い 

 がきつい場合は、急いでいったん外に避難しています。学校だと、教室から逃げ

 るわけにはいかないので、困っている子ども達がたくさんいるともいます」


「突然発症してしまうそうですからね…。正しい知識を持っていることが大事です 

 ね」


「今回の6つのテーマはどれも誰にでも起こりうるもの、今そこにある危機という 

 ものをどう伝えるかという。自分だけでなく、家族も含めてですもんね」


「香りに関しては好みはこだわりも様々で、商品も多様化しているので周りに理解

 してもらうには、やはり公に広く知ってもらうことが必要ですね。メディアが大 

 きく何度も発信してくれることを望みます」


「まだ起こっていないことに対して真剣に考えることや行動に起こすことは工夫が 

 必要だと思います」


「そこを恐怖ではなく、ポジティブな面で伝えたいというイメージはあります」


「自然のものを使えば、水もきれいになりますしね」


「私も、発症する前は香りは好みの問題だと思っていましたが立っていられないほ

 どのめまいと動悸が起きてから経験しないとわからないことってあるんだなあ… 

 と痛感しています」


「大手の企業が化学物質を使わない商品を目玉に売り出してくれると、一般の方々

 にも手に取りやすくなりますね!」


「そういうことが発症して困っている、ということを周りの人に話す機会はあった

 りするのでしょうか?自分が困っていることを人に話せない、恥ずかしい、とい

 う気持ちは誰にでもあるのではと思いました」


「柔軟剤の香りが苦痛という子に、個別対応で学習指導を行ったことがあります。  

 本人がいつも申し訳なさそうにしていることに違和感を覚えていました。今一度

 知ること、実践することの大切さを感じました」


「私は、仕事やお会いした人にお話ししています。香りのことって、人の好みを否

 定しているようにとられるではないか?と躊躇したこともありましたが、お伝え 

 しないと仕事ができない状態だったので…」


「困りごとを伝えることが相手を否定しないか迷うことも理解できます。でも声に 

 出すことで理解できることも確かにありますよね」


「それが「当然」というまち。楽しいと思える活動をするまち」


「声をあげなくても理解と支援が当たり前である街だと住みやすいですよね」


「わたしは香りにこだわりがないですが、香りつきの商品を結構使っちゃっていま 

 す…。そういう人は化学物質過敏症を知ったら香りなしを選ぶきっかけにな

 るかもしれません」


「カテゴライズされずに「地球の仲間」として関るのが当たり前になって欲しい」


「当事者以外の人たちが、学びの必要性を感じることが大事ですね」


庄司さんのお話から、いろいろな意見交換が生まれました。

理解が深まるにはどうしたらよいか、当事者以外の人も自分事ととして考

えていくことが必要ですね。


庄司さんの「ことりじかん。」の活動は多賀城市市民活動サポートセンター

で行われています。次回は5月3日(祝)です。


※詳しくはこちら→https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/2940



■TSR会議 ほかのテーマのレポートもご覧ください


@TSR会議 多賀城のデータ 

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/2904


ATSR会議 ゲストトーク「持続可能な地域のつくり方」

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/2907


BTSR会議 ユニバーサルなまち

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/2917


⓸TSR会議 貧困・孤立・フードロス

DTSR会議 発達障害





【レポート】発達障害を考える Tagajo Sustainable Relationship 会議2020D [2021年03月28日(Sun)]

こんにちは。スタッフの川口です。


 今日は2021年1月22日に開催したTagajo Sustainable Relationship 会議2020(多賀城から、持続可能な可能性を探る会議)についてリポートします。


多賀城の課題を、当事者、活動者の声をみなさんと共有し地域課題を考えていきました。今日は、3つの目のテーマ「発達障害」について、ご紹介します。



 お話を伺ったのは、発達障害児と家族のあったらいいなを支援している

ハッピーピース本郷佳江さんです。


2021-02-07 (22).png



―発達障害とは? どんな活動をしていますか?


本郷「発達障害とはコミュニケーションが苦手とか、いろいろなイメージがあると思います。発達障害の困り感って脳の機能の問題なので、イメージがわかない人が多いです。10人いれば10通りの困り感があるんです。聴覚よりも視覚情報が得意なのも特徴です。目で見て情報を理解することが多いのですが、日常のコミュニケーションは言葉が多いのでずれてきます。しつけややる気の問題と誤解されやすいので、その誤解が取り除かれたらよいと思います。発達障害の人との接し方がわからない人も多いので支援者向けの勉強会も開催しています」



―困りごとは人それぞれ違うし、理解されず誤解されることも多いのですね。


本郷「周りをみて判断して動けと教えられますが、発達の子どもは細部にこだわるので判断できません。時間と空間の組み立てができない、子どもの問題とみられるが脳の機能障害なんです。そういうポイントやコツを知れば、子育てしやすくなるので、そこを伝えていければいいなと思っています」



―発達障害の人に合わせて誰かが我慢するのも違うと本郷さんおっしゃってましたね


本郷「そうですね。発達障害の人に配慮するのに、誰かが我慢することがないようにと思います。発達障害の人にわかりやすい環境を作ることは、私たちにとっても使いやすくなる環境になると思います。少数の人が困っている点は、より使いやすくなるヒントがある。脳の認知がわかりやすい多数派の健常者が我慢するのではなく、より分かりやすいものになっていければと思っています」


筧 「日本の画一的な教育の状況で生きづらいと感じている。発達障害を含めて、人の個性や多様性を認めにくい社会で、その原点は学校にあるのだと思う。コロナ禍の状況でこれまでの決まった方法が役に立たなくなってきている。そしてこれからも変わっていくと思う。いろんな視点を持った人が必要になってきます。原点の教育、子どもたちを受け入れることが必要だと思っています」


本郷「発達障害の困り感って大なり小なりあります。知ってもらうことが大切だと思っています」




○分科会ではこのような意見がありました


  「大人でもこの人は?って違和感を感じることがありました。その違和感を払拭したいと思い参加しました」



 「「困っていることを発信できない」人が多いということを感じた。発達障害だけでなくいろんな問題がどこから手を付けていけば…。課題はすべてがつながっているというのを感じた」



 「周りが普通に当事者とのつながりを作り出していけるような状況にしたい」



 「保護者の立場で参加しました。いろいろな話を聞いて、障害で当事者が困っていることをみんな知らない。いろんな立場の人があつまって啓発活動につながっていくといい」



 「災害時、生活が激変する中で助けを求める中でどんなことを注意していけばいいか。助けを求めるにはどんなふうに助けを求めていけばいいのか? 今後大事なことになっていくと思う」



 「みんなで暮らしやすい世界にしていけたらなと思った」



 「学校が画一的。画一に合わせるのがむつかしい。学校の先生が発達障害について理解を深めていただいて、対応していただくと発達を持っている子供たちが過ごしやすいと思います。理解してもらうきっかけになると思いました」



 「発達障害は一人ひとり違くて、こだわりや個性が違くて、一人一人が違うということを発信していきたい」



  「「学校」「メディア」「行政」多くの人と関わる人たちがわかってもらわないと、個人の努力だけでは難しいと思う」



  「保護者一人が頑張ってもしんどい。あなたの子供だけ特別扱いができないといわれる。みんなを特別扱いしてほしい。より良くしていくという考えが必要」



    「日本の「察しなさい」という文化、「言わなくてもわかるでしょ」という暗黙ルールを具体的にわかりやすく提示してくれたら発達障害の人たちも暮らしやすくなると思います」



○アンケートより


  ・とにかく、多種多様な人との関わりが大切だと思いました。 自分を知ってもらうことと、相手を知ろうとすることはセットで考えようと思いました。



    ・チャット「当事者や家族、支援者だけがその分野に詳しくて、そうでない方がその分野について知る機会がない、興味がない」という書き込みにハッとさせられました。 知ってもらうことの必要性、重要性を感じました。ハッピーピースの活動を通じて、自閉症の啓発活動をもっとがんばります!




    ・障害分野で事業所の立ち上げにかかわっているが、包括的な視点、横のつながりをより意識していきたいと思った。



   ・地域の課題に今まで興味がなかった人たちにも、今回のワークショップのように対策案を考える機会を与える事で、誰しもが生活しやすい地域になっていくと思いました。




   ・子どもがいたり、コロナ禍で外出が難しい場合でも、気軽に参加できるので大変貴重な学びの場になりました。通常でもZoom参加がでいる講座や勉強会が増えるといいなと思いました。




   ・発達障害関して、自分の子が発達障害かもと思っても、どこに支援を求めていいか分からない。行政に頼るのも1つの方法ですが、それでは行政がパンクしてしまいそう。幼稚園や学校が窓口になったり、発達障害の子供への接し方など、実際にクラスや学校の中で生活しながら先生や子供たちが共に考え学んでいく環境があると良いと思いました。




■こちらのレポートもご覧ください

@TSR会議 多賀城のデータ 

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/2904


ATSR会議 ゲストトーク「持続可能な地域のつくり方」

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/2907


BTSR会議 ユニバーサルなまち

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/2917


⓸TSR会議 貧困・孤立・フードロス
【活動報告】NPOいちから塾を開催しました! [2021年03月19日(Fri)]
こんにちは。スタッフの鈴木ですわーい(嬉しい顔)
今回は3月13日(土)に開催した たがさぽ主催の「NPOの基本を楽しく学ぼう!NPOいちから塾」の報告です。

この講座はNPOについて学びたい方や地域のために何かしたい方を対象に行われた講座です。何をするにしても基礎はとても大切です。NPOのことを詳しく知り、何かアクションを起こしたい方にはもってこいの講座になっております。

いちから塾のプログラムは、
1NPO基礎講座
2たがさぽを知るためのガイドツアー
3「3.11展示」を見て、話して考えるワークショップ
の順で進行していきました。


いちから1.jpg

天気が良くないなか、今回8名の方に参加してくださいました。チラシをみて参加してくださった方がほとんどでした。ご参加いただきありがとうございました。

本NPOの基礎講座は、スタッフの渡辺が塾長を務めました本
「NPOのなりたち」、「ボランティアとNPO」、「NPOとNPO法人」の3つに分けて説明を行いました。
「NPOのなりたち」ではNPOの定義を分かりやすく、多賀城で活動している「T・A・P多賀城」「いのちのパン」の活動事例をふまえながら説明をおこないました。また、なぜNPOは非営利でなければいけないのか、非営利と営利の違い。非営利は、「利益をあげてはいけないのではなく、出た利益を今の事業をよりよくするため、ミッション(目的)実現のために使用する。」という所も行いました。
そのあとに、「ボランティアとNPO」の違いについて、「NPOとNPO法人」の説明についても行いました。NPOについての説明が分かりやすかったという感想をいただき、皆さんも機会があればぜひ聞いてほしいです。
いちから2.jpg
塾長のスタッフ渡辺がNPOで作っているクッキーを例に、NPOの活動で出た利益をどのように活用できるかについて説明中!

モータースポーツ次にたがさぽガイドツアー モータースポーツ
担当はスタッフ勝井です。
3階→1階→2階の順番に施設内を周り、たがさぽの様々な機能を紹介しながらガイドを行いました。和気あいあいとした雰囲気で、バスツアーみたいだという声もありました。
いちから3.jpg

たがさぽガイドツアー 2階で説明を聞いてる様子

目ツアーのあとは2階のフリースペースに行き、「3.11展示」をみながら話して考えるワークショップを行いました。「3.11展示」は3月の後半まで展示している予定です。
いちから4.jpg

「3.11展示」を見て、話して考えるワークショップの様子

最後に、
たがさぽ文庫の紹介、質疑応答などを行い講座は無事に終了しました。

演劇たがさぽ文庫では、NPOに関する本など100冊以上あります。登録をしたら、誰でも本を借りることができます。(講座が終わったあと2名の方がさっそく登録し、本を借りていってくれました!)
本は1階の窓口で借りることができます。

exclamation&question質疑応答では、たがさぽの開館状況や、団体を作る手続きについて、今回塾長を務めたスタッフの渡辺の活動についてなど、積極的に質問していただきありがとうございました。

キスマーク参加者の皆さんの感想として
「館内がきれいだった。」
「貸室が利用したことがあるが、コピー機があるのは知らなかった。」など、館内に関するものや、
「NPOは難しい団体ではなく、思ったよりハードルが低いと思った。」
「講義の内容が、初心者でも分かりやすかった。」など、講座の内容に関することもありました。

\今回の「いちから塾」ご参加くださり、ありがとうございましたるんるん

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ひらめきたがさぽでは、「出前NPOいちから塾」という講座もございます。今回の「いちから塾」同様にNPOの基本的なことから活動事例までご紹介します。オンライン会議システムを使用しての開催もできます。お気軽にお問い合わせください。
対象:NPO、企業、学校、自治体・町内会、その他少人数グループなど
料金:無料
開催日、時間、内容などはご相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。
連絡先:022-368-7745 

こちらからも申し込みできます↓
mousikomi.png

詳細は下のチラシをご覧ください。↓
出前いちから塾.png


 \お待ちしていますぴかぴか(新しい)
たがさぽちゃん.png


これからの可能性のタネ四つ葉を育てよう〜3.11を振り返って見えてきたこと〜 [2021年03月19日(Fri)]
スタッフおくむらです。

自治会町内会支援事業としての今年度最後は
【座談会】3.11その時まちは目 これからのまちを考える

多賀城市内の11の町内会の役員さんや地域活動団体・個人事業主・地元企業など17名にご参加いただき、
新型コロナウイルス感染症対策をして、3.11前後の地域の取り組みや課題をこれまでの聞き取りや資料の記録された「キーワード」をもとにこれからのまちのカタチ(行動のタネ)を考えました。
DSCN0006.JPG

それぞれの参加者の当時のお話は、同じ市内であっても被害状況も抱える課題も異なり、
地域差を感じると共に根底にある課題は共通であることも感じる機会となりました。

DSCN0007.JPG

板書の一部
当時、自身も被災者でありながら地域住民のケアに奔走してみえた課題
町内会単独で解消するものばかりでもないことに気づきます。

DSCN0021.JPG


自助も共助も配慮も、人も物も仕組みも【備え】から。
「防災」の為の取り組みではなく、「誰にもやさしいまちつくり」はいざというときの備えになるようです。

例えば…、知っておけば「いざ!というときに誰かの役にたつ! 
たがさぽスタッフお手製の手話カードを館内に貼っています。来館の際に見ながら実際に手を動かしてみてください。
参考みみサポみやぎ「災害関連標準手話ハンドブック」
手話.jpg

今回、参加者にも配布し、会の最後に全員で声を出しながらやってみました。
DSCN0047.JPG

「火事だ〜!一緒に行きましょう!」

IMG_0162.JPG


今回の座談会では答えは出しません。可能性のタネ「できそうなこと」「取り組んでみたいこと」を見つける場でした。
回収したアンケートには「備え」「頼る」「はなれたものとつながる」「シンプル」など、新しいことではなく、今あるものでこれまでの経験を活かす・つながってみる、視点を変える そんな新たなカタチがみえてきたようです。

今回たがさぽも、たくさんのヒントを得ることができました。
たくさんの可能性のタネを育てましょう!やってみましょう!一緒に!

耳もぅご覧になりましたか。多賀城からも「ありがとう!」耳
河北新報社が制作したYouTubeチャンネル
「震災10年の感謝を全国に。」今だからこそ、伝えたい言葉があります。
多賀城市からの「ありがとう」です。
たがさぽにも取材班が立ち寄ってくれたので、たがさぽスタッフも「ありがとう」を届けました。
河北新報社「震災10年の感謝を全国に(多賀城版)。」

この他、多賀城市を含んだ宮城沿岸15市町からの「ありがとう」もぜひご覧ください。
河北新報社(みやぎからのありがとう)

【レポート】「貧困・孤立・フードロス」多賀城の現状とは? Tagajo Sustainable Relationship 会議2020C [2021年03月15日(Mon)]

 こんにちは。スタッフの川口です。



 今日は2021122日に開催したTagajo Sustainable Relationship 会議2020(多賀城から、持続可能な可能性を探る会議)についてリポートします。

 多賀城の課題を、当事者、活動者の声をみなさんと共有し地域課題を考えていきました。今日は、2つの目のテーマ「貧困・孤立・フードロス」について、ご紹介します。



 日本では大量の食糧が捨てられている中、日々食べるものが困っている人たちもいます。今のコロナ禍にも関係する課題であると思います。今回は多賀城で貧困の活動をしている2団体にお話を伺いながら、貧困への課題について考えていきました。


 2021-02-07 (19).jpg


Zoomで開催しました


お話していただいたのは、NPO法人いのちのパンの大友幸証さんです。



ーどのような活動をしていますか?


大友NPO法人いのちのパンは、フードバンクと言って、食べ物を集めて貧困者に届ける活動をしています。訳があって売れなくなったものなどです。食料は約200人に届けています。1割の人は本当に困っている人たちので、そこには不足な物品を購入して届けています。震災支援を通してフードバンクを始めました。人々のつながりを絶たないように10年続けています。現在支援している人は高齢の人も多く、被災した人も多く含まれています。震災でできたつながりを大切にしつつ、そこから活動をシフトしていっています。現在は個人宅のほか、子ども食堂、育児院、福祉施設、地域包括支援センターなどにも食料を届けています」



ー活動の中で知ってほしい地域の現状は?


大友「これまで活動していて、困っている人達がどこにいるのかを知りえないことが多かったです。今回、コロナ禍で失業した人、減収した人に食料を届けるプロジェクトを行い、これまでより貧困の現状を知ることになりました。今、行政との連携なども含め、いろんな機関、企業との連携もかかせない活動と感じています」




次に、NPO法人アスイクの紺野凪冴さんです。


ーアスイクの活動についておしえてください。


紺野「コロナ禍前は学習支援とこども食堂を行っていましたが、今は時間を区切っての個別面談と食料のお渡しをしています。アスイクは震災をきっかけに立ち上がった団体です」


ーどんな人が参加していますか?


紺野「アスイクには対象世帯があります。生活保護、児童扶養手当を受給している人等を対象としています。現在は10世帯が参加しています。支援をする中で感じることは、助け合いや人に頼ることが恥ずかしいと、負い目を感じている人が多いということです。受けることができる社会的制度を知らないことが多いです。どういう制度を利用できるかを知る方法を知らないと感じます」


ー活用できる支援を当事者が知らないという課題がありますね。アスイクの活動を通して、こういう社会になったらよいなど、目指す姿を教えてください。


紺野「アスイクは多賀城子ども食堂は事業の一つで、こどもの貧困にアプローチするために、学習支援や保育園、フリースクールなども活動として行っています。目指すべき社会の姿はSDGsのメインスローガンである〈誰も取り残さない社会の実現〉です。困っている子どもや親の味方がたくさんいる社会を築いていきたいと思っています。社会というと大きくなってしまうので、考えに賛同してくれる関係機関や行政につながって、こういうことができるということを広げていきたいと思っています。貧困で選択肢が減る、悲しいことが減るということが、目指すべきゴールにつながるのかなと思っています」


「食料を支援するのに遠慮してしまう、自分が助けてほしいということを公にできないこと。障害や疾病で声を上げられないこと。声を上げやすくするのは大切なポイントであると思います」

紺野「支援されることに周りの目が気になるということがあるようです。周りの目を気にしている。恥ずかしいことではないことを伝えていますが、根底に助けられているという思いがあるようです」

「いかに共感しあえるか、個人的に課題はないが、自分もいつ何時職を失うか、障害をもつ可能性もあることを受け入れて、助けることもあれば助けてもらうこともあるという考えに社会が変わっていくことができればと思っています」

大友「する側される側という分断。すべてがつながっている、コミュニティが生きているというのは興味深いと感じました。経済支援をすれば解決するものではないことを実感しています。助け合いのなかで生まれてくるものだと思っています。障害からの貧困もあるのを目の当たりにしています。お互い様だからという考えが大切だと感じました」


NPO法人いのちのパン http://www.breadoflife.jp/

NPO法人アスイク https://asuiku.org/


■参加者からの感想をご紹介します

「多賀城社協で今月から始めたフードドライブと関連する皆さんの近況を聞けて良かった」

「こども食堂の存在、活動内容を教育や福祉分野ではない方へもお伝えすることが出来た」

「地元における具体的な問題と、地道な活動状況を知ることができた」

「まずは、あまり深く考えた事がなかった事をあらためて具体的に考えさせられた事」

「6つの課題について、それぞれ当事者の話を総合すると、全ての課題は繋がっているという事」

「いろいろな問題の関連性がわかり興味深かったです」

「SDGSはすべて繋がっていて関係性をみながらやらなければ解決しないということ」

「すべての課題に共通する事ですが、昔よく使った『お互い様』をあらためて思い出した事」

「現在のこども食堂定例会だけでなく、他分野とも連携して横の繋がりを作っていきたいです」

「6つのテーマの団体での共通点を探して、協力して行政に提案など出来たらいいと思った。地域との繋がり方の問題点も、もっと話し合いたい」

「子ども支援に関心があり、子ども食堂への食料提供を行なってきましたが、今後はもう少

し支援の幅を広げていきたいと考えております。いのちのパン大友さんやアスイク紺野さんのお話は大変参考になりました」

「制度はあるが当時者が知らない」という状態が改善されることを望みます」

「地域のニーズを整理し、企業として新たに何かできるかを模索したいと思います」


などなど…たくさんの感想が寄せられました。


■こちらのレポートもご覧ください

@TSR会議 多賀城のデータ 

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/2904


ATSR会議 ゲストトーク「持続可能な地域のつくり方」→https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/2907


BTSR会議 ユニバーサルなまち

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/2917

【レポート】地域課題を考える「ユニバサールなまち」とは? Tagajo Sustainable Relationship 会議2020B [2021年02月23日(Tue)]

スタッフの川口です。

122日にオンライン開催しましたTagajo Sustainable Relationship 会議 2020。6つの地域課題の現状を共有し、ゲストの筧裕介さんと考えていきました。


→前回のブログ

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/2907


今回紹介するのは、「ユニバーサルなまち」

私たちが暮らすまちは、障害があっても暮らしやすいまちかどうか。障害のあることで差別がないかどうかなど、考えていきます。多賀城視覚障害者福祉協会の佐藤広一さんにお話ししていただきました。


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オンラインで開催しました


―多賀城視覚障害者福祉協会はどんな活動をしていますか?

佐藤「多賀城と七ヶ浜町の障害者手帳を持っている人で構成しています。IT機器の講習やスポーツ、体を動かすことが少ないので音が出るスポーツ、歩行、旅行会などもしています。視覚障害者の生活の場で、必要なことを一緒に学んだりという活動をしています」


―みなさんに知ってほしいこと、困りごとを教えてください

佐藤「白杖をついて歩いている姿を見るだけでは、行動が制限されることの意味がわからないと思います。視覚障害者は情報障害です。人は8割が視覚的に情報を得ていますが、そこを私たちはとることができません。みなさんもどういう風に私たちに働きかけたらよいかわからないと思います。まず出会ったら声をかけてほしいと思います」


―声のかけ方で皆さんが暮らしやすいまちになりますね。

佐藤「〈あちら〉と言われてもあちらがどちらかわからないし、一度触って確認できないと状況把握ができません。店に行って買い物に行っても、欲しい物がどこにあるかわかりません」


―情報を発信の仕方、表現の仕方、情報の伝え方など参考になる事例はありますか?

「視覚障害のプロジェクトはやってないませんが、認知症の方のプロジェクトを行っています。どういう状況でどう困っているかが周囲がわからないのが課題です。どう困るかをきっちり伝えていくかがこの領域では大切であると感じています」


―なるほど。佐藤さんは視覚障害者の声を集めて届ける活動もしていると聞いていますが。

佐藤IT時代で健常者はどんどん便利になっていますが、私たち視覚障害者はタッチパネルでATM、券売機が使えなくなっています。私たちは少数派であるので、要望を伝えると何人が利用しますかと言われることがあります。良かれと思って作られたものが、障害者にとって圧倒的に使えないものも多いです。障害者の基準に合わせることも必要だと感じます」


―認知症の方のサポートの仕方との共通点。少数派の人たちの声の届け方のヒントはありますか?

「認知症の領域で、インフラを担う企業にとってインフラを整えているようで、不便を感じている人も多いです。企業にとっても障害のある人にとって考えることは、健常者にも便利になると思う。こういう考え方に変えていくことで、より多くの一般の方にとってもプラスになるということだと思います。」

佐藤「私たちも働きかけをしているが、障害者の人のことを決めるときに障害者抜きで決めないでほしいと言っています」


―基本的なことで使う立場の人の声を聞くことが大切なのかなと思いました。ありがとうございました。


この後の交流会では、車いすユーザーの方や自治会役員の方も参加し、車いすユーザーにとっても同じように不便を感じている点などの共通点が話にでました。障害のある私たちから「お互いさま」って言えるような地域になれるといいなという感想もありました。


 ほかに防災視点で要支援者である自分たちは、地域で忘れられていないか、本当に声がえしてくれるのだろうかという切実なお話もありました。東日本大震災では視覚障害者の方の被害も多かったとのことでした。今、一度一緒にまちに暮らす人たちのことを考えるきっかけになるとよいなと思いました。



■参加者からの感想を紹介します


「困りごとを訴える人の数は少なくても、結局は多くの人の利益になりえるということ」

「地元における具体的な問題と、地道な活動状況を知ることができた」

「まずは、あまり深く考えた事がなかった事をあらためて具体的に考えさせられた事」

「どのテーマでも、少数派になってしまう人たちの困り感に寄り添うことはこれからの世の中にとって大切で、私たちの生活ももっと良くなる可能性を秘めていると感じました」


「困った事があると、つい1つの問題ばかり注目してしまいますが、他のいろいろな問題と 繋がっていて、いろんな角度から見ることで解決策が見えてくるかもしれませんね!」


「障害や病気など、社会で生活する上で生きづらさを抱えている方々の苦悩や思いを聴くことができました。どのテーマについても、地域との連携が重要であり、より多くの住民の障害や課題についての認知度を向上させていくことが大事であると感じました」


「観光案内サインの制作などUDに関わる仕事をしているが、とかく健常者内(日本人と外国人)だけの利便性だけで考えがちな点を反省すべきと、佐藤会長のお話しを聞いて感じた」


「視覚障害者の方のお話から、困っている方がいるだろう気づいても、具体的にどんな困りごとがあるの、どんな手助けを必要としているのか、知らないことがたくさんあり、また知る機会が少ないということ」


「直接取り組んでいる方の苦労、知る社会的になかなか認知されない現状、ケア(援助)が十分得られない現状を知ることができた」


「人の情報の80%が視覚から得るものであるということ」


「見かけたら声を掛けて手伝って欲しい」と言ってくださったのが良かった。「どうしたらいいのか分からない」という人もいると思うし、自分もこれからは声を掛けさせて頂こうと思えた」


「視覚障害者にとっての今の便利さは不便さへ向かっているという内容の話も、私自身便利さに慣れて障害のある方への配慮を忘れていたことを反省しました」


「視覚障害者福祉協会佐藤さんの〈社会が便利になればなるほど視覚障害者は不便になる〉という一言。後日、駅構内で視覚障害者向けの音声案内が聞けるQRコードが導入されたというニュースを聞き、まさにこのことでは?と思いました」



 次回は「貧困・孤立・フードロス」についてご紹介します!
【レポート】Tagajo Sustainable Relationship 会議 2020 「持続可能な地域のつくり方」を考えるA [2021年02月08日(Mon)]

こんにちは。

スタッフの川口です。今日は1月22日にオンライン開催しましたTagajo Susitinable Relationship 会議2020のゲストトークのレポートです。


 6つの地域課題を話し合う前の基調講演、知っておくべき筧さんのお話。「持続可能な地域のつくり方」とはどういうことなのかについてお話いただきました。


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筧さんはNPO法人issuedesign2008年に立ち上げました。社会課題、地域創生、介護福祉、まちづくりなど、様々な地域のプロジェクトを手掛けています。その中で、デザインというアプローチを大切にしているそうです。


デザインはカッコ良いものをつくるという意味ではありません。

「美」「共感」「楽しさ」を大切にし、参加したい、一緒に取り組みたいという気持ちを動かし、それぞれの行動が変わり、結果的に地域が変わっていくことを目指したものだといいます。

人の共感を呼び、社会にシアワセなムーブメントを起こすことをデザインと呼んでいます。


さて、持続可能な地域とはどんな地域か。

「地域は生きているということ」

筧さんは15年くらい地域に出向いて活動して感じることだといいます。

地域の課題の結果から、原因を探り、対処をする。例えば、経済の衰退の原因は、若者不足であるから、移住定住促進の取り組みを行うなどという流れです。

しかし、それぞれの個別の課題の対処では根本的に解決にはならず、ずっと対処を繰り返して衰退していくということが日本中各地で行われているそうです。


人と経済がつながっていない。地域のいろいろな分断がある。人と生態系を再生するためにどうしたらよいか、そこにSDGsのアプローチが有効です。


SDGsとは国連で採択された2030年までに地球を変えていこうという共通目標です。

世界はつながっているというメッセージがあります。

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SDGsに取り組むときは、関係性を考えながら取り組まないと問題の解決はしません。

地域が抱える問題はすべてつながっているのです。

負のスパイラルを正の循環に変えていくこと。全ての問題に全方位的に取り組む包括的なアプローチが必要になってきます。

そのため、分断を乗り越え、包括的に取り組むための対話と協働が必要になってきます。


持続可能な地域をつくるために必要なことが4つあります。

1.つながり協働し高めあう「地域コミュニティ」

2.道を照らしみんなを導く「未来ビジョン」

3.市民一人ひとりが協働しつながる「チャレンジ」

4.未来を切り拓く力を育む「次世代教育」


まとめると、本質として地域の抱える課題は根っこで全てつながっています。つながっていることを意識しながら包括的にアプローチしていく。包括的なアプローチのためには、それぞれのプレーヤーが分断を乗り越えて対話と協働のスタンスに変えていく必要があるということです。



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詳しくはたがさぽ文庫でも貸出できます筧さんの著書「持続可能な地域のつくり方」をぜひご覧ください!


 次回は、6つの課題についてのトークを詳しくご紹介していきます。

こちらもお楽しみに!


前回のレポートもご覧ください!

【レポート】Tagajo Sustainable Relationship 会議 2020 多賀城市をデータで知る@-多賀城市市民活動サポートセンター“たがさぽPress” (canpan.info)

【レポート】Tagajo Sustainable Relationship 会議 2020 多賀城市をデータで知る@ [2021年02月01日(Mon)]

こんにちは。

スタッフ川口です。


今日は1月22日(金)にオンライン開催しました

Tagajo Sustainable Relationship会議2020

(多賀城から、持続可能な関係性を探る会議)の詳細を、何回かに分けてレポートいたします。


  このTSR会議は、多賀城市のデータを見ながら多賀城市の様子を共有し、ゲストトークから「持続可能な地域のつくり方」のお話を聞きつつ、多賀城で活動している当事者や支援者から6つのテーマで現状をお話していただきました。


 今回掲げているのは、「誰一人取り残さない地域」「共生社会」「ユニバーサルな地域」です。 当センターでは2017年から取り組み、市民・企業・行政セクターをこえて地域の状況を共有し、考えていく場を作ってきました。今回は3回目のTSR会議の開催です。


私たちが暮らす地域を考えていくために、現状や思いや情報を共有することで、共通の認識を持つことを目的に開催しました。活動者、自治会、学校、市民、行政など約70人を超えるみなさまにご参加いただきました。


まずは多賀城がどんなまちかをデータを見ながら知ることからはじまりです!




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宮城県5つの自治体は2市3町。他市町村への通勤・通学が多く、

1/3は日中は市外に出ている。人口密度が高いのが特徴


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令和2年からは推定値になる。昭和45年は多賀城が町から市になる1年前である。

人口増加、高齢者わりあいが高くなる。今後は推定だが人口減少に入る。

高齢者割合は高くなっていく


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世帯数の増加とともに世帯人員は減っている。世帯分離がわかる



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平成31年に初めて出生数より死亡数が上回る


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    転入数転出数が多い。社会増減数を表す。

平成23年の東日本大震災で減少




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  児童扶養手当とは、一人親家庭の18歳までに支給される


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第2のセーフティーネット。伴奏型の支援を行っている。

専門相談員が相談を受け付けている


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  高齢者世帯65歳以上 高齢者世帯、一人世帯が増加している

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18歳以上が増加傾向にある


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視覚聴覚、肢体不自由、内部疾患なども含まれる


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1、2級の重度障害の人が多い


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発達障害も含む。増加傾向にある


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これまで中国が多かったが、ベトナムが増加傾向


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中国は留学生が多い。ミャンマー・ベトナムは技能実習生が多い



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多賀城市民2000人対象に調査



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悩みを相談できない理由は、

相談できる人や窓口がわからないがなんと47%も




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ボランティアが参加していないが8割にもなる


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参加する気がない理由は、時間がないが半数を占める



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多賀城が安心して暮らせるまちかについて51%そう思う。

わからない人も多い


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いかがでしたか?

多賀城市の姿、そして今後の地域の姿を知ることができたかと思います。


データで見ると、より具体的な問題意識を持つことができるとともに、なんとなく感じていたことを具体的に知り、いろいろな見方ができます。

課題を深く知るとともに、次にどうしたらよいかを考えるきっかけになりますね。


PDFテキストはこちらからどうぞ→TSR配布用データ.pdf


 次回はゲストトーク 筧裕介さんのゲストトーク(基調講演)「持続可能な地域のつくり方」をご紹介します。


お楽しみに!


いちから塾「今だからやりたい小さなアクション講座(二日目)」を開催しました。 [2021年02月01日(Mon)]
スタッフのカツイです

「今だからやりたい!小さなアクション講座」の2回目を開催いたしました。
★★前回の様子はこちらからご覧ください→https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/2895

2回目の講座は1回目の講座で考えた自分の「好き」「興味」「得意」「新型コロナウイルスで困っていること」を中心にアクションのきっかけやヒントを見つけることがゴールです。

「アクションの種を生み出そう!」というテーマのもと、個人ワークに取り組みました。
みなさん1回目使用したシートを参考にしながら、シートの中央にぼんやりとでも良いので考えている「やってみたいこと」を記入します。

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2枚目のシートに突入する参加者も…


そして中央に書き込んだ「やってみたいこと」に対し、「どんなことができるか」「この状態をどうしたいか」を考えて記入していきます。

例えばスタッフのカツイの場合・・・
私の「やってみたいこと」は「楽しい気分になれること」。楽しい気分になれるにはどうしたらいいかを考え、「人と一緒に料理」や「すでに楽しんでいる人とかかわりを持つ」などをシートに記入していきました…

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思いついたことをどんどん記入していくのがポイントです


書き終えたらホワイトボードにシートを貼って、質問タイムです。
「やってみたいこと」に対しての質問でも、「どんなことができるか」「この状態をどうしたいか」への質問でもOK。みんなでどんどん参加者に質問をし、アンサーを得る中でアクションにつながるヒントを見つけ付箋に書き起こします。自分の順番じゃない時も、会話の中でこれって自分のアクションに繋がるかも?とアイデアを貰います。

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参加者の「やってみたいこと」を全員で考えます


2回にわたる「今だからやりたい!小さなアクション講座」。
やんわり考えていた自分のやってみたいことがハッキリしてきた方もいれば、自分整理をする方、会話の中で自分と違う価値を発見する方など、講座を有意義に利用していただけたかと思います。

講座に参加された方、お疲れさまでした。これからもアクションを起こそうと考えている方を、スタッフ一同応援させていただきます!
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