こんにちは。スタッフの櫛田です。
「1.17」これは1995年 阪神・淡路大震災が起こった1月17日を表しています。
東日本大震災から3年が経過し震災を風化させない取り組みが行われているのと同様に、阪神・淡路大震災でもさまざまな取り組みが行われてきました。
阪神・淡路大震災の経験・教訓は、東日本大震災から復興を進めるにおいてとても貴重なものとなっています。
さて、3月11日に「人と防災未来センター」へ行ってきました。今回はその様子を紹介しようと思います。
※掲載写真は、撮影・掲載許可をいただいています。-thumbnail2.jpg)
「人と防災未来センター」は、阪神・淡路大震災をはじめとした災害の経験や知識を後世に伝え、また、世界の防災・減災の拠点となるためにつくられました。
防災学習フロア、震災追体験フロア、震災の記憶フロア、防災・減災体験フロアのある西館
水と減災について学ぶフロア、東日本大震災のドキュメンタリー映像が流れるシアターのある東館
で構成されています。
震災の記録フロアでは、阪神・淡路大震災の状況を表す写真や物品が、震災直後、応急〜復旧期、復興・予防期といった時系列で展示されています。
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震災の悲惨さと復興に向かう人々の様子がうかがえます。
他にも、震災を経験した方の手記やインタビュー映像をみることができます。
防災・減災フロアでは、ミニチュアやゲームを通して防災・減災に関する知識を学習できます。
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震源やマグニチュード、震源からの距離によっての震度のちがいを学ぶ装置
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震度によっての家庭内の被害や安全な家具の配置を学ぶ装置
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地域の危険箇所や役立つ場所などを記す「防災マップ」
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非常時に必要なグッズの展示
他にも、ゲームを通して防災・減災を学ぶコーナーもあります。
ゲームに関しては、たがさぽのブログでも紹介しました。
→
楽しく防災意識が身に付く!『防災カードゲーム シャッフル』水と減災について学ぶフロアでは、生命を育む水と生命を奪う水害について学びます。南海トラフ地震の被害想定や将来の防災・減災を考えるコーナーがあります。
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南海トラフ地震で予想される津波高の展示
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東日本大震災の被災地をモデルに復興まちづくりを考える展示
災害は避けようがないものです。しかし、こうして記録を残し伝えていくことで、人の命を守ることにつながります。また、被災地の復興には、過去の事例や教訓が活かされ、その姿が希望となります。
私たち一人一人が震災を忘れず発信していくことで、未来の命を救い、復興を進める力となるのではないでしょうか。
多賀城市でも震災アーカイブ事業がはじまりました!
多賀城見聞憶市民による震災アーカイブの取り組みもあります!
20世紀アーカイブ仙台