学生と社会人をつなぐ取り組み [2013年02月02日(Sat)]
こんにちは。 スタッフの桃生(ものう)です。 毎週土曜日は、市外・県外の取り組みを紹介しています。 今回、ご紹介するのは多賀城のおとなり、仙台市に事務所を置くNPO法人ハーベストです。 ハーベストは、「キャリア教育を通じた大人と若者の学び合い」をコンセプトに、地域の学校・市民・企業・行政など誰もが学び合える市民参加の教育の場とネットワークを構築することによって、将来を担う人づくりに取り組んでいます。 こちらの団体の特徴的な取り組みは、中学校や高校で実施するキャリアセミナーです。 将来像や具体的な職業イメージを持ちにくい学生たちに、市民講師としてさまざまな職種の大人たちが学校に足を運び、仕事の魅力ややりがい、今に至る経緯などについてお話をしています。 一つの学校で30〜40名の市民講師が参加するので、学生も気になる仕事をしている人を複数選択して話を聞くことができます。話をする場は10人くらいの少人数なので、ゲストとじっくりお話ができるのが魅力です。 話を聞いた生徒の中には市民講師の話を聞いて目指す仕事を決めた子もいます。 普段、周りにいる大人は自分の家族や親せき、先生ぐらいでなかなか出会える機会が少ない学生たちはハーベストの活動を通じて大きな刺激を受けています。 一方で市民講師にとっても学びの場になっています。 何か特別な仕事をしていなくても、聞く側の生徒にとってはとても新鮮で刺激になります。また、学生に自分の仕事を説明することは自分の仕事のふりかえりにもなります。 市民講師にチャレンジしてみたい方はこちらをご覧ください。随時、講師を募集中です。 http://www.heartbest.net/career/HB_CS-PR.pdf ハーベストの詳しい活動についてはこちらをご覧ください。 http://www.heartbest.net/ |