|
こんにちは、スタッフの菅原です。 今日は2026年8月7日(金)に開催しました 多賀城LUNCHトーク㉕ 「カレーの向こう側〜外国人経営者と多賀城の未来を一緒に考えませんか〜」 をレポートします。 ゲストには、多賀城駅近くのインド・ネパール料理店「ダルバール」オーナーのBKガネスバハドール(ニックネーム:ソニ)さんと、日本史研究者のJ.F.モリスさんのお二人をお迎えし、48名のみなさんにご参加いただきました。 モリスさん(手前)とソニさん(奥) 前半はお二人の掛け合いを中心に、ソニさんの来日秘話から店舗独立に至る経緯、そして地域社会とのあたたかい繋がりについてトークが繰り広げられました。 技能ビザでコックとして来日したソニさんは、10年間にわたる修業の中で料理の腕を磨き続けてきました。 日本語は学校に通って学んだのではなく、地域の人々と接し、暮らしや商売の中で日本のビジネス習慣とともに自然と身につけていったそうです。 その後、長年勤めた店舗を引き継ぐ形で独立を果たします。経営者となったソニさんは、地域の期待に応えるべくメニューを一新。さらに地域の夏祭りや老人ホームのお祭りへの出店、職場体験の受け入れなどにも積極的に取り組んできました。 そうした実直な姿勢と多賀城に対する想いが、地域との深い信頼関係を育んでいきました。 多賀城特産の古代米を使ったオリジナルメニューの開発など、挑戦を重ねるお店は、以前にも増して愛される人気店へと成長を遂げています。 たっぷりのチーズと古代米を包んで焼き上げた特製ナンが絶品! 後半はモリスさんの進行のもと、参加者との質疑応答を通して外国住民を取り巻く課題について議論が交わされました。 会場から上がった質問の中で特に印象深かったのは、コンビニで働く参加者からの「一緒に働く外国人スタッフのために何かできることはないか」という切実な問い。モリスさんは「残念ながら今すぐに効果が上がることはありません。しかし、現場で一緒に働き、感じたことや気づいたことを周りの人に言葉にして広めてほしい。それがやがて社会を動かす力になる」と語りました。 日本で暮らす外国住民を取り巻く環境は厳しくなりつつありますが、彼らは地域を支える欠かせないパートナーです。ソニさんのお店のように、お客さんや仕入れ先、専門家など多くの人と繋がり、地域社会を支えています。 「日本人か外国人か」で区切るのではなく、目の前の一人の人間として向き合い、尊重し合うこと。日常の小さな関わりや発信から未来を変えていけるのだと、強く実感するひとときとなりました。 後半は5〜6人ごとのグループに分かれて行われました。 参加者からは、 「外国人経営者の現状について知ることができた。応援したい気持ちが持てた」 「ゲスト2人の掛け合いという形式がとても良かった」 「国境を越えて人と人が幸せに生きるには、まだまだ課題があると感じた」 「今度家族でダルバールのカレーを食べに行きます!」 など、たくさんの温かい感想が寄せられました。 また、「てっきりカレーの作り方やスパイスの話だと思って来たが、思いのほかシリアスな話題だった。けれど有意義な内容で、来て本当に良かった」という声もあり、食文化が国際理解の入り口となる可能性を感じさせてくれました。 学生からご年配の方まで幅広い世代が、多賀城市内だけでなく県外からも集まった今回の多賀城LUNCHトーク。外国人経営者の現状と未来について考えると同時に、ソニさんの誠実なお人柄と多賀城への愛が伝わる貴重な機会となりました。 当日は48名もの参加があり、非常に盛り上がりました! **************************************** 9月の多賀城LUNCHトークはこちら! こちらもぜひご参加ください! |




