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2026年6月26日、多賀城市立第二中学校で前年度から始まった 探究学習「専門家の話を聞く会」が開催されました。 参加したのは1年生169人。生徒たちは、地域で活躍するさまざまな分野の専門家から仕事や地域への思いを聞き、自分自身の興味や将来について考える時間となりました。 多賀城市立第二中学校では、3年間を通して一人ひとりがテーマを見つけ、探究を深めていく学習に取り組んでいます。この日の学びは、これからの探究活動や進路選択の幅を広げる大切な第一歩です。 今回のテーマは、「農業」「工業」「国際」「食」「多賀城の地域創生」の5分野。それぞれの専門家が、自身の経験や仕事の魅力、地域との関わりについて語りました。 「食」〜お菓子づくりの楽しさを体験〜 「食」の授業では、多賀城市の洋菓子店「ピュイダムール」の磯店長が講師を務めました。 プロならではのりんごの皮むきの実演に、生徒たちは興味津々。その後は「もし自分がパティシエだったら?多賀城らしいケーキを作ってみよう」というワークにも挑戦し、自由な発想でアイデアを出し合いました。お菓子づくりの楽しさや創造する面白さと生徒さんのわくわくが伝わる授業でした。 「工業」〜身近な製品の裏側を知る〜 「工業」の授業では、ソニーストレージメディア株式会社の小松さんと伊藤さんが登壇。なんと犬型ロボット「aibo」も一緒に来てくれました。 音楽やゲームなど身近な製品との関わりだけでなく、多賀城の工場がこれまでどのような製品を作り、現在はどのようなものづくりを行っているのかなど、地域企業ならではのお話を聞くことができました。 授業後には、多くの生徒が質問に集まり、質問をたくさんしているのが印象的でした。 「農業」〜地域を支える仕事〜 「農業」の授業では、うらまさ農園の浦山さんが講師を務めました。 会社員から農家へ転身した理由や、農業の現実、やりがいについて率直に語ってくださいました。また、多賀城では農家の方々が農業だけでなく、地域の草刈りや消防団など、地域を支える役割も担っていることも紹介されました。 「農家はもうからないのですか?」という生徒からの質問には、「どんな仕事も努力次第。自分次第で可能性は広がる」という力強いメッセージが送られました。 「国際」〜多文化共生を考える〜 「国際」の授業では、宮城県国際化協会の大泉さんが講師を担当。 宮城県には約33,000人の外国人が暮らし、さまざまな場面で私たちの生活を支えていることや、「多文化共生」とは、お互いの文化を認め合いながら共に暮らしていくことだと、具体的な事例を交えながら分かりやすく紹介しました。 「多賀城の地域創生」〜発展とは何かを考える〜 「多賀城の地域創生」の授業では、チガノウラカゼコミュニティの津川さんが登壇しました。 市内すべての小学校で3年前から取り組んでいる5年生を対象とした古代米の田植え・稲刈り体験のコンセプトを紹介しながら、「地域が発展とは?」「地域の魅力を未来へつないでいくには何が必要か」といった視点で、生徒たちに問いかけました。 地域には、学びの先生がたくさんいる 授業中、生徒たちは終始顔を上げ、真剣な表情で話を聞いていました。その姿に応えるように、講師の皆さんの話にも自然と熱が入り、教室は活気に包まれていました。 学校の先生だけではなく、地域にはさまざまな経験や知識を持つ「先生」がいます。地域で活躍する大人との出会いは、新しい興味や将来の夢につながる貴重なきっかけになります。 これから3年間、生徒の皆さんが自分だけのテーマを探究し、地域や社会の課題に目を向けながら、自分らしいキャリアにつなげていくことを期待しています。 多賀城市市民活動サポートセンターも、地域で学び、地域とつながる取り組みをこれからも応援していきます。 |




