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こんにちは。スタッフの伊藤です。 本日は9月27日(土)に開催した「Tagajo Youth Challenge部 vol.2 」4回目のレポートをお送りします。 Tagajo Youth Challenge部(TYC部)は、地域の活動者のお話やワークを通してアイデアの考案から実践までを体験できる5回連続講座です。昨年度も実施し、今年度は2年目になります。 第4回目は高校生から大学生まで4名の方が参加しました。 今回の会場は、第2回・第3回から変わって、たがさぽ3階交流サロンです。 第4回は、第1回でもゲストを務めた佐々木湧雅さんに再びお越しいただきました。 佐々木さんは、個人事業「tenpa」代表を務めるほか、複数の一般社団法人やNPO法人の運営に携わっており、「リアルな出逢い」「人をつなぐ場」づくりに取り組んでいます。 前回は、ご自身が活動を始めるに至ったきっかけのお話や、BAR『話場』や富谷ZINEプロジェクト、移動式屋台『湧work』など、様々な活動をご紹介いただきました。 ゲストの佐々木さん 今回は、より実践に向け考える回ということで、現在佐々木さんが長町で実施している「たたみかける、まち。 −畳と屋台で、遊ぶ長町−」について具体的にご紹介いただきました。 こちらは、長町の賑わい創出に向けて、長町商店街エリアを舞台に公募で集まったさまざまな「長町でやりたいこと」を実施してもらうという、仙台市主催の社会実験「NAGAMACHI PLACE MAKING CHALLENGE 2025」に合わせて行ったものだそうです。 屋外に置かれた畳の上で、訪れた人はふらっと立ち寄り思い思いに過ごすことができます。佐々木さんは、こちらの取り組みでも他の活動でも、新しいなにかが生まれるような「余白」を大切にしているとお話していました。 実際に企画を進める上で必要なことは?ということについて、まず「やる」こと「決める」ことが重要なポイントだとお話ししてくださいました。そして、目的は一つに絞る、やりたいことを企画の段階からどんどん発信して興味を持ってくれた人を巻き込むなど、佐々木さん自身が普段実践していることも教えていただきました。 お話の後は、参加者自身のアイデアを実践に向けて具体化していく時間となりました。一度それぞれが考えていることをみんなで共有していきました。 ゲストや他の参加者からの提案でアイデアが広がる場面も その後は12月14日(日)に開催される雑貨市での実践を考えている人、それ以外の時期での実践を考えている人で分かれ、ゲスト・スタッフと話をしながらどんな内容にするのか、どんな準備が必要かなどを整理する時間となりました。 ゲストからアドバイスを受けつつ企画を詰めていきました 参加者からは以下のようなさまざまなアイデアが挙がりました。 ・自分自身が幼いころに地域の大人に教えてもらいながら体験した自然のものを使ったクラフトのワークショップを自分自身でやってみる ・自分が住んでいるエリアで地域のおじいちゃん・おばあちゃんと子どもが交流できるような一日をつくりたい 参加者各自のアイデアは現在も話し合いを重ねつつ実践に向けて準備を進めています。 最後に、参加者からいただいた感想の一部を紹介します。 ・人に話すことで新しい視点や今後の指針が決まったので参加してよかったなと思いました。知らない団体や活動を知れてよかったです。 ・話し合いを通して様々な考えが分かり、考えをまとめられた気がしました! ・イベントの運営での課題など多くのことを学ぶことができた ご参加いただきありがとうございました! 次回はいよいよ実践の回です。実施の時期や内容こそ違いますが、初めてのことにどきどきしながらも、自ら考え「やる」に向けて一歩踏み出そうとしているのは皆さん同じです。 そんな挑戦の姿を今後も見守っていきたいと思います。 みなさんの実践の様子もお楽しみに〜 続く・・・ |




