多賀城LUNCHトークレポートF-2 不登校についてみんなでいろいろ話しました [2025年03月27日(Thu)]
こんにちは。スタッフのきょうごくです。 今日は3月21日(金)に開催した「不登校Aここからはじまる、つながる場」をレポートします。 この企画は2月7日(金)に実施した「不登校」をテーマにしたLUNCHトーク(前回様子はこちら)のアンケートで「もっと不登校について知りたい」「話したい」という声が寄せられたことを受け、急きょ開催しました。 通常の「多賀城LUNCHトーク」はお昼の時間に開催し、話を聞いたり、話したり、交流することを目的としていますが、今回は仕事終わりの保護者の方にもゆっくり話してもらえるよう、夜の時間帯に開催しました。 ▲今回のプログラムはゲストの3人と話し決めました (左からNPO法人アスイクの福富さん、郡司さん、一般社団法人manacoの中野さん) イベント開始前に、参加者のみなさんに「不登校」に対する率直なイメージを書き出していただきました。それらを見ながら、中野さんが宮城県の不登校の現状のお話と、3人の活動紹介をしました。ゲストの皆さんが共通して伝えたのは「不登校=問題」ではないということ。「かわいそうなこと」「解決しなければならないこと」と捉えるのではなく、まずは子どもたちの気持ちを大切にすることが重要だと話してくれました。前回参加できなかった方に向けて、改めてお話していただきました。 ▲「不登校」に対するイメージは人によってそれぞれ。ポジティブなもの、ネガティブなもの、さまざまでした。 続いて、参加者の皆さんに付箋を使って質問や悩みを書いてもらい、ゲストの方々に答えていただきました。 さらに、3つに分かれてグループトークを実施。 それぞれのグループでは、以下のようなテーマで話が広がりました。 ● 子どもへの接し方に悩んでいる ● 親自身も悩み、考えがまとまらない。どこに相談すればいいのか分からない ● 子どもの気持ちを最優先に考えたい ▲それぞれのグループにゲストが入り不登校に対する理解を深めました。「もう少し話す時間が欲しかった」という声も多数いただきました 今回のイベントを通して「不登校」に対してさまざまな角度から考え、行動している市民が多くいることを実感しました。 また、不登校の子どもを持つ親にとって、情報交換の場や、同じ立場の保護者同士で気持ちを吐き出せる場のニーズが高いことも改めて感じました。 「ひとりで悩まなくてもいい」「話せる場がある」 そんな安心感を持ってもらえるよう、たがさぽではこれからもさまざまな市民が「つながる場」ができるようにサポートしていきます。 |