−地域を担う人材を増やすために− たがさぽ市民ミーティングを実施しました [2025年03月03日(Mon)]
こんにちは。スタッフのきょうごくです。 本日は2/27(木)に実施した、たがさぽ市民ミーティングの様子をお届けします。 たがさぽ市民ミーティングとは? 地域の活動における課題と支援の取り組みを地域のさまざまな主体と共有し、今後の市民活動促進について一緒に考え、将来像を描き、市民活動サポートセンターの取り組みに活かしたり、まちづくりに活かす。令和5年度から実施。 今回のたがさぽ市民ミーティングは「持続可能な地域のための人財」をテーマに、市内でボランティア活動や地域活動に関わる8つの機関のみなさんにご参加いただき実施しました。 少子高齢化が進む中、「地域活動の担い手不足で困っている」という声を聞く一方で「何か活動したいけどどこで何をしているのか分からない」という市民の声も聞かれます。今回のたがさぽ市民ミーティングでは各機関が抱える課題や取り組みを共有し、より多くの人に地域に関わってもらうためのアイデアを考えました。 前半では各機関の人材に関する取り組み状況や課題などを共有しました。 「何かしたいと思っている高齢者からの問い合わせが多いので情報を集めたい」 「イベントのお手伝いのボランティアは人気があり、活動を通して地域の人とのふれあいの場になっている」 「ボランティア登録をしてくれた人と受入側のマッチングがうまくいかず、せっかく登録していただいたのに長期間連絡できていない状態の方もいる」 といった声が上がりました。 後半ではより多くの人に地域に関わってもらうためのアイデア出しをしました。 令和6年2月に多賀城市が市民を対象に実施したまちづくりアンケートの結果によると「ボランティア活動をしてみたい」という回答が35.3%ありました。また、令和4年度市民の社会貢献に関する実態調査(内閣府)によると、活動ができていない理由としては「時間がない」「情報をどうやって見つけたらいいのか分からない」というものが多くありました。このことから、ボランティアに興味がある人に情報を届けるために効果的な方法について、みなさんと一緒に意見やアイデアを出し合いました。 「年齢によっても効果的な届け方に違いがあるのではないか」 「多賀城市でボランティアをしたい方を対象にしたポータルサイトがあるとよい」 「インターネットやスマホなどを頻繁に利用しない方にはチラシなどが効果的」 「施設利用者との関係性を築き、直接に声がけをしてみる」 「ボランティアマッチング会を実施してみる」 などなど、各機関の事例をもとにした意見もあり、盛り上がりました。 また、人材がより活かされるためのアイデアとして 「『ボランティア』というのではなく『得意なことを活かす』というニュアンスでの声がけの方が活動を始めやすい人もいる」 「高校や大学、専門学校など、学校と連携すると次世代につながるきっかけになるのでは?」 「各機関で協力したり普段から情報交換することを意識するのが大切」 といった意見がでました。 今回のたがさぽ市民ミーティングで出たアイデアを実現するために多賀城市市民活動サポートセンターで出来ることを考えていきたいと思います。 また、引き続き地域のみなさんと一緒に考え実践しながら、地域に関わる人の輪が広げていければと思います。 ![]() ![]() 興味のある方はせひご覧ください! 「ボランティアを募集したいけど、どう集めたらいいのか分からない」 という団体からの相談も受け付けています♪ |