こんにちは。スタッフの川口です。今日は11月9日(土)に開催した多賀城市の総合防災訓練についてレポートします。 城南自治会 9:00に大地震発生後、各家庭でのシェイクアウト訓練とハザードマップの確認後に自治会での訓練を行いました。 城南自治会は、東日本大震災では津波被害はありませんでしたが、2023年に改訂された新しいハザードマップでは、大津波警報発令の場合は、避難対象区域になりました。 今回の訓練では、洪水時に新たに垂直避難(2F以上)が認められた指定緊急避難場所である城南小学校へ避難を想定し行いました。 各班ごとに体育館に整列し、城南地区の避難と防災対策について高橋会長よりお話がありました。ハザードマップは津波、洪水土砂災害、内水氾濫などで違っているので、自宅での避難がいいか、避難所なのかを自分で判断できるように、「自分の命は自らで守る」意識を持ち、日頃からハザードマップにより、地域・自宅の災害リスクととるべき行動を必ず確認してほしいとのお話がありました。 また、在宅避難の場合を想定し、トイレの重要性も伝えられました。2班に分かれ非常用トイレはどのように使うのか、どのように捨てればいいのかなど実践を交えて詳しく実演しました。各家庭でも実践できるように携帯トイレが配られました。 備蓄品の試食なども配られて、小学校の2階の見学です。 見学しながら訓練は終了です。 「小学校はこのようになっているんだ」とか「初めて小学校に入りました」という声が聞かれました。避難する時安心できますね。 城南自治会では、独自のLINEを使った災害時の取り組みを予定しているそうです。ハザードマップやどこに避難しているかを把握できるよう、進めているそうです。在宅避難の際、どのような支援が必要かなど公助にも役立つ取り組みに繋げていくそうです。 こちらも地域の状況にあった取り組みに注目ですね。 |