こんにちは。
スタッフの川口です。梅雨に入りましたが、今年は蒸し暑いですね。
今日は6月22日(土)に開催しました
「自治会・町内会情報交換会」について報告します。
今回の自治会・町内会の情報交換会のテーマは、「草刈り」「集会所活用」でした。
11地区から17人参加して、それぞれの地区の取り組みや課題を共有しました。
今回の情報交換会には、自治会・町内会以外の市民活動団体の方などの参加が多かったのが特徴でした。
はじめに導入は、多賀城市の草刈りの現状や集会所はどのように活用をしているかを全体で共有。○×ゲームで地区の現状を知りました。
「地域の草刈りに参加していますか?」という質問には、ほとんどの人が参加していますが、公園清掃や道路清掃、草刈りや草取りなどいろいろな細かい違いがあることがわかりました。
また頻度も年3回から毎日行うという地域もあったり、公園清掃については、町内会で行うほか、老人クラブで行ったり、子ども会、有志団体など、さまざまな団体で取り組んでいることがわかりました。
集会所については、使ったことのない人はほとんどいないのですが、どのように借りたらよいのかわからない、どのような仕組みかわからないという人も多く、質問が出ていました。
集会所の利用率も、あまり使われていないという集会所から、ほぼ利用で埋まっているという集会所もあり、さまざまでした。
「町内会でない人や団体が、子供向けのイベントを集会所で行いたいという場合、集会所は貸しますか?貸しませんか?」という問いには、「有料であるが貸すことはできる」という地域や、「これまで貸したことがないので話し合ってから」という地域などさまざまあることがわかりました。料金は町内、町外で分けている地域がほとんどでした。
集会所については、ほかにもけがした時の保険はどうしているか、防犯対策はどうしているか? 清掃はどうしているか?などの情報交換が行われました。
草刈りについては、やはり課題は高齢化。今までになっていてくれていた方が高齢になり、継続することが難しくなり、市に返還したという地域や、住民で担えないのでシルバーに依頼している地域もありました。
一方、イベント的にたくさんの親子連れが参加している地域もありました。
どのように地域で担っていくのがよいかということに頭を悩ませている地域もたくさんあり、「高齢化」と「意識の変化」を課題にあげる地域もありました。
ほか、地域で担えないのであれば、団体の活動資金を稼ぐために清掃することや学校と連携して行うなど、有効ではというアイデアも上がっていました。
■参加者の感想
「ほかの自治会の取り組みを知ることができた」
「集会所について色々と知ることができた」
「地域によってさまざまな課題があることが知れた」
「地区による違いがわかって良かった」
「内容が濃かったが、時間が足りなかった」
「団体とつなげてきっかけを作れないかと思いました」
昨年の自治会・町内会の情報交換会の模様はこちら
→ https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3451