大代地区の連携!大代保育園の避難訓練リポート [2024年05月27日(Mon)]
みなさんこんにちは。 スタッフの川口です。 今日は5月10日(金)に開催した大代保育園の避難訓練の模様をリポートします。 昨年も大代保育園では、地域との避難訓練を行い、防災士や地域住民の方とルートなどを確認しました。 今年の訓練では、園児を交えての大津波警報発令による引き渡し訓練を行いました。 大津波警報発令を受けて、園は浸水して戻れず、小学校まで園児を引き取りに来るように保護者に要請して実際に引き渡す訓練でした。 ▲防災ずきんをかぶって準備のできたクラスから点呼を第2避難所の園庭で行います ▲準備ができたクラスから出発していきます ▲避難しやすい大通りを選んで指定避難所へ向かいます。 カートには6人くらいの園児が乗っています。相当の重さがあります。 ▲東小へ入る歩道橋のスロープをみんなで押していきます。 大人4人くらいでないと難しい重さです。 ▲下りの歩道橋はカートが入らないスペースのスロープしかありません。 片方の車輪を浮かせて降りていきます。これは大変です。 ▲小学校の体育館で保護者が来るのを静かに待っています。 毛布や水分補給なども持参するので荷物もけっこうな重さがありました。 指定避難場所は多賀城東小学校体育館で、保育園からは1km以上の距離です。 大代地区では小学校や中学校、保育園等が連携し、この時期に毎年引き渡し訓練を行っているとのことでした。 指定避難所である小学校で保護者が来るというのも災害時のイメージがつきやすく、震災の記憶がない方でもわかりやすくすばらしい大代ならではの取り組みだと思います。 また、カートを引いている保育士さんの姿を小学生や保護者のみなさんが見ていて、声をかけたり、お手伝いしてくれたりという姿も見られました。 一緒に避難する人たちにお手伝いをしてもらうということも大切になって来るのだと感じました。 今年度は幼保施設と地域の避難訓練を八幡地区や高橋地区でも予定しておりますので、またリポートします。 |