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ブックレビュー『あそびの生まれる時 「お客様」時代の地域活動コーディネーション』 [2023年08月12日(Sat)]
みなさん、こんにちは。
スタッフのなかつです。

お盆休みに入られている方もいらっしゃるかと思います。
たがさぽはお盆期間も通常通り開館していますビル
 月〜土曜日 9:00〜21:30
 日曜・祝日 9:00〜17:00
 休館日:毎週水曜日


毎週土曜日は市民活動・地域活動に役立つ情報をお伝えします。


新型コロナウイルスが5類に移行し、今年は、夏祭りをはじめとした地域のさまざまな活動が再開しています。
「やっぱり顔を合わせられるのはいいよね〜」
「やってよかったね〜」
といきいきとした表情で話していただきます。

一方で、自治会・町内会、子ども会、PTAなど、地域で活動する団体のみなさんからよく聞くのは、役員のなり手がいないという担い手不足の悩みです。

市内の自治会・町内会の中には、役員にならなくても部分的に関われる仕組みをつくったり、他の自治会・町内会と協力して実施する、参加した方に運営側へのお誘いの声がけを重ねるなど、いろいろな工夫をしているとのお話もうかがいます。

自治会・町内会、子ども会、PTAなどは本来、人をつなぎ、協力や助け合いを促すはずの組織。
なるべく関わりを少なくしたいと思う人が広がってきた状況は、なぜ生まれているのでしょうか。


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あそびの生まれる時
「お客様」時代の地域活動コーディネーション
著 者 西川正
発 行 ころから
発行日 2023年3月1日


著者の西川正さんが、保育所の保護者会、PTA、自治会、民生委員などで活動した経験から書かれた本書。
西川さんは、たがさぽ10周年記念イベントのゲストにお招きし、お話していただいた方でもあります。
*10周年記念イベントの様子は記念誌『ここから』に収録 →

活動の中で感じる
▲活動が地域の何の役に立っているのかわからない
▲誰かによっていつのまにか決まっていたり、ずっとそうやってきたからという理由で、その通りにやるしかない
▲活動の意義、スケジュールなど、長く活動している人ならわかっていることが、新しく参加した人には知らされないまま
▲やらないと責められるのではないかと一人で抱える孤立感

これらの状況を
◎できた!
◎お役に立てた!
◎仲良くなれた!

という実感が持てるように変えるヒントが、本書にはつまっています。

「みんなで」取り組みましょうという呼びかけや、
地域のことは地域でやるのが当たり前という「正しさ」
ではなく、
今の活動を「楽しく」やれているかどうか?という問いもあります。

「楽しい」には、「自由にやって」でもなく「すべてこの通りにやって」でもない、ちょうどよい工夫の「余地」があることが大切で、それによって自分なりにやってみようという気持ちが生まれ、大変だったとしても「楽しい」と思えることにつながると言います。

本書では、義務を一切廃止し、ボランティアを募って活動をしているPTAや、予算をかけずに持ち寄りで行われる人気のイベント、新しい生活様式の中で生まれた新たな場づくりなどの事例も紹介されています。

コロナ禍を経て、活動を再開する今、地域の組織をちょっと見直してみたい方に、おすすめしたい1冊です。


西川さんのもう1冊の著書『遊びの生まれる場所 「お客様」時代の公共マネージメント』とともに、たがさぽ文庫で読むことができます。


本たがさぽ文庫とは本

市民活動の基礎を学べる本、地域活動に役立つ本など約1,300冊の閲覧・貸し出しを行っている。
貸し出し希望の場合は初回要登録。1人2冊まで2週間借りられる。
詳しくは →
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