こんにちは、スタッフのおがさわらです。
1月14日(土)、地域支え合い講座「お宝事例発表会」が開催されました。
この発表会は、日常の中にある”地域のお宝”を探して、楽しく活き活きと暮らしていくコツを共有することを目的に毎年開催されています。
年度ごとに結成される「住民主体の地域づくりを広げる事業実行委員会」のメンバーは、
5月の研修を皮切りに、約9ヵ月かけて”地域のお宝”を集め、当日の発表会を迎えます。
今年度、実行委員会メンバーとして携わった私が、今回の発表会の様子をレポートしたいと思います。

6回目となる今年は、集活!!〜「1人じゃない」からできること 日常の中にある大きなお宝〜がテーマでした。
この「集活」という言葉には、集う、つながるといった「集まる活動」、
そして、日常にあるお宝を「集める活動」という意味が込められています。
コロナ禍で集まることが難しくなったからこそ、
対面で集うことの大切さ、人と人がつながることの素晴らしさに着目することができたのではないかと思います。
昨年の10月には、東部・中央・西部の3会場で、
困りごとを地域の中で相談したり、助け合えるつながりを持つことの大切さを学ぶ講座が行われました。
その中のグループワークで発掘されたさまざまな”お宝”のうち、
・ご近所のサロンやクラブ活動に参加したことをきっかけに、ご自身もご近所を気にかけるようになった方
・町内会新聞を作成したり、町内の人が集まる場をつくることで、地域のつながりをより強力なものにしている方
・「大人食堂」をつくって、憩いの場を提供している方
・ご自宅を開放して、子どもたちの自由な発想を尊重しながら地域の子どもの居場所をつくっている方
・すべり台やブランコなど遊び心が満載のご自宅で、子育て世代のお父さん・お母さんのつながりをつくっている方
・ご自宅の畑のひょうたんをきっかけに、近所の保育園の園児たちと交流している方
・生徒の登校の見守りや地域のゴミ拾いを通して、地域の安心・安全を守っている市内中学校の校長先生
・「30代から90代まで、地域の人は大抵お友達」と話す、川柳が得意な94歳の「集活の達人」
…といった事例が発表会では紹介されました。
詳しくは

こちらをご覧ください発表会はもちろん、講座や取材を通して、
私自身もたくさんの地域の支え合いを知ることができました。
きっと、見つかっていない”お宝”もまだまだあるに違いありません。
ちょっとした気づかいや心づかいから生まれる「支え合い」。
みなさんも、そんな「想い」や「場」を探すための集活をしてみませんか?