不登校支援をメタバース空間で [2023年01月12日(Thu)]
こんにちは。スタッフのきょうごくです。 木曜日は市内外の団体の活動や取り組みを紹介しています。 本日は認定NPO法人カタリバが運営するオンラインの学び場「room-K(ルームケー)」を紹介します。 全国的にさまざまな理由で学校に行くことができない子どもが増え続けています。原因のひとつとして、コロナ禍による環境変化で人との交流が少なくなったことなどが背景にあるとされています。そんな子ども達や保護者をサポートするために、メタバース空間にログインし、授業が受けられるサービスが「room-K」です。 メタバースとはインターネットを利用した「仮想空間」のことです。生徒たちはそこに作られた学校にアバターを使用して登校し、他の子と一緒に学習や雑談・クラブ活動などをしたり、スタッフとの相談などを行ったりすることができます。 「room-K」では社会福祉士などの専門的な知識を持ったスタッフが、生徒の学習状況に合わせてカリキュラムを作成してくれるのが特徴です。埼玉県戸田市や岐阜県大垣市などでは不登校支援プログラムの一環として導入されています。 学校に行くことができなくなってしまった子どもたちの中には、外に出ることがそもそも難しいという子どももいるため、オンラインというハードルの低さをきっかけに、まずは周りの人たちとつながる一歩を踏み出してもらいたいですね。 NPO法人カタリバ https://www.katariba.or.jp/ オンライン不登校支援プログラム「room-K」https://www.katariba.or.jp/activity/project/futoko/ ※現在は満員となっております。次回募集の案内を希望される方は、LINEで友だち追加してください。 |