【ブックレビュー】こども六法 [2022年12月17日(Sat)]
街路樹たちが冬将軍の強風で木の葉をすっかり落とされ寒そうですね。
こんにちは、たがさぽスタッフのおおともです。 今回はこども向けの法律書「こども六法」をご紹介します。 こども六法 著者:山崎聡一郎 絵:伊藤ハムスター 発行:弘文社 発行日:2019年8月30日 六法とは、「日本国憲法」「刑法」「刑事訴訟法」「商法」「民法」「民事訴訟法」の6つの法律のことです。この本ではこの6つの法律と「いじめ防止対策推進法」について、こどもたちにもわかるように、身近にある法律が関わる実例にイラストをあわせて紹介しています。 「法律だなんて難しいんでしょ?」と身をかわしたくなる印象ですが、こどもたちの目の高さに映る毎日の出来事を例にお話が綴られていますので、お子さんと保護者さんがご一緒にページをめくると、「え〜〜っ!!これってこういう刑になるのぉ?」「これって実はこんなに重い罪なんだねぇ」「こういうことがこんなに軽い刑でいいの?」と、新たな気づきがたくさんあります。それだけでなく法律は、自分を自由にして安全な生活を守るものにもなるという知識を得ることができます。 今年の冬休みはこの本の「六法を知る旅」を計画してみてはいかがでしょうか? 「こども六法」は「たがさぽ文庫」にもあります。 「たがさぽ文庫」には、ジェンダー、福祉、まちづくり、こども・教育など、みなさんの市民活動を応援するさまざまな本を取り揃えております。 今回はその中の「こども・教育」部門にある本をご紹介させていただきました。 「たがさぽ文庫」には図書館に並ばない専門書が多数揃っております。 本の貸し出しは簡単な手続きでできますので、お気軽にスタッフにお声がけください。 「たがさぽ文庫」の利用登録・貸出は無料です。皆様のご利用をお待ちしております。 |