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【ブックレビュー】関係人口をつくる [2022年10月08日(Sat)]
こんにちは。スタッフの浅野です。
毎週土曜日は市民活動お役立ち情報をお届けします。本日はスタッフによるブックレビューを掲載します❣


関係人口をつくる
定住でも交流でもないローカルイノベーション

著 者:田中輝美
企 画:シーズ総合政策研究所
発 行:株式会社木楽舎
発行日:2017年10月31日

罫線 三つ葉.png

〇「関係人口」とは?
「関係人口」とは、定住していなくても地域や地域の人と継続的に関わる第3の人口のことを指します。
これまで地域における人口といえば、短期的に訪れる観光客のような「交流人口」か、長期的に暮らす「定住人口」でした。関係人口は、そこに住んでいなくても地域を元気にしたいと定期的に訪問したり、特産品を買ってくれる人のような「交流以上、定住未満」の存在なのだそうです。
著者の田中さんは、人口減少が続く日本社会に「関係人口」という考え方が広まることで、地域が元気になっていくと考えています。

〇よそ者視点
人口減少が続いている地域を元気するためのヒントは「よそ者」に隠されているそうです。
人口がどんどん減って、駅前や商店街がガラーンとしてくると「何もないところ」「つまらないところ」と地域住民がそこに住む意味を見失ってしまう“心の過疎化”が進みます。そのような中によそ者がやってきて「僕、頑張ります!」と地域の課題に向き合う姿を住民に見せると「よそから来た人が頑張ってくれているのだから、地元に住む私も何かしたい」と動き始める人が出てきて、次々と仲間を増やしていく好循環が生まれます。

よそ者はそこに住んでいないからこそ、外側から地域の魅力を発見したり、しがらみのない立場で解決案の提示ができるそうです。

jinmyaku.png

〇新しい潮流
いま、自分の強みを地域にいかしたいという人や、ふるさとがほしいという人は決して少なくはありません。地域にとっては頭を悩ませる課題でも、関わりたい側にとっては「自分が関わるべきテーマ」になると言うことができます。
関係人口の目的は移住定住ではなく、地方に足りない力を貸してもらうことにあるそうです。離れていても関わりを持ち、仲間であり続けることが目標です。たとえ人口が減っても地域を想い、関わる人材が増えれば地域の活力につながり、大きな希望になると田中さんは述べています。

罫線 三つ葉.png

この本はたがさぽ文庫「E1まちづくり」の棚にあります。
東京在住者を対象とした島根や地域づくりのことが学べるしまコトアカデミー受講者たちが、地方の関係人口になるまでの実例も紹介されています。地域と関わりたい、何かしたいけどどうしたらいいのかわからない、何かヒントを見つけたいと考えている方におすすめの一冊です。ぜひお手に取ってご覧ください。

しまコトアカデミー
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