こんにちは。スタッフの浅野です。みなさま夏休みをいかがお過ごしでしょうか?
少しでも自然の涼で過ごせるよう、たまには足を伸ばして避暑地に行くのもいいですね。
さて、毎週木曜日は市内外の取り組みをご紹介しています。
本日は、柴田郡川崎町にあるNPO法人森の美術館についてご紹介します。
〇NPO法人森の美術館とは?
廃校になった木造校舎を修繕してつくった芸術活動の拠点です。
コンサートや展示会などいろいろな活動をする人たちと地域住民が出会い、共に活動する場として今年3月19日にオープンしました。
館内には「紡ぐ・染める・織る」を体験する染織アトリエの他
フェアトレード商品や手仕事の生活雑貨を扱うショップ「SOW(ソウ)」
自然栽培やオーガニック食材を使ったレストラン「MOGUMOGU(モグモグ)」も併設されています。
〇美術館を探検してみよう!
四季折々の草花で彩られた木造平屋の館内は、子どもたちの学び舎だった頃の面影が残っていて、どこか懐かしい雰囲気です。
漆喰の壁、無垢材の板、柿渋塗りなど自然素材にこだわって、森の美術館の会員や地域住民が少しずつリフォームしたそうです。爽やかな風が吹き抜ける館内は、夏も涼しく過ごしやすいです。
●館内に入ってすぐ左手には、食品などの量り売りショップSOWがあります。
地元の新鮮野菜やお米、フェアトレードの洋服や雑貨、暮らしの道具などを扱っています。コーヒーや紅茶、お菓子など何でも揃っているお店です(^^♪🛍
●鮮やかなブルーの扉の向こうには「衣の自給」ができる染織アトリエがあります。種から育てた綿の糸紡ぎ、草木染や正藍染め、布を織るワークショップを開催しています。
衣服を自分の手で作る一連の作業を経験することで、繊維を種から育て、衣服にするまでにはたくさんの人手と労力が必要であることに気づき、大量生産・大量消費など現代社会のさまざまな課題を考えるきっかけにもなります。
自然の恵みに感謝して、天然繊維の衣類や手仕事でつくられた物を大切に使い続ける暮らしの中で、本当の豊かさを感じ取ることができるかもしれません。
●館内をさらに奥に進むと、ヴィーガンレストランMOGUMOGUがあります。地元の自然栽培やオーガニックの旬の野菜を使ったランチとスイーツ、ドリンクを取り揃えています( ^^) _~~
レストランの中にはドラム缶を使用したロケットストーブがあります。
冬の寒い時期に、みんなでストーブを囲んでおしゃべりなんて楽しそうですね〜。
●美術館のいちばん奥は図書室になっていて、たくさんの絵本とお絵描き用のノートやクレヨンもあります。休憩スペースとして利用することもできるそうです。
〇自然との調和
森の美術館は「子どもたちにどんな未来を残していきたいか?」を軸に、いくつもの種をまき、育んでいくための活動を続けています。衣の自給を目指す講座・ワークショップに参加して自然と調和した衣・食・住について考えてみませんか?
今年の春から畑の土作りと種まきを始め、夏からは花の収穫、紅花染体験などを企画しているそうです。
現在、館内では麻糸製品や葛繊維の織物の作品展を開催中で、こちらは予約なしで見学ができます。詳細は団体SNSをご覧ください。
❁NPO法人森の美術館
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