こんにちは。 スタッフの川口です。 5月は風が気持ちいいですね。 タケノコがにょきにょき生えてくる季節です。 今日は、全国的にも広がっている「竹害」について考えてみたいと思います。 たがさぽの建物の見回りをしているとどんどん建物の周囲まではえてきています。 今年はこんなところまで!毎年どんどん近くに生えてきます 物置の下からタケノコが!奥にも何本か出てきています! かたくなると建物を持ち上げてしまいそうですね タケノコのうちにとらないとすぐに立派な硬い竹になってしまいます。放置するとあっと言う間に竹やぶになってしまいます。 最近、多賀城周辺でも荒れた竹やぶを目にすることがあるのではないでしょうか。竹は地下茎を毎年3メートルくらい伸びるそうです。 竹は成長が早いので、ほかの木々を覆ってしまい光を奪って枯らしてしまうそうです。また、根が浅いため、地滑りなどの原因にもなるそうです。 竹林拡大の要因は、タケノコ、竹林の利用が少なくなってきたことと林業の衰退から管理が行われなくなったことが要因のようです。 竹やぶが広がると、土砂災害や生物の多様性が低下していく課題があり、「竹害」と言われています。 ■林野庁も竹の活用推進にむけて平成30年に報告されています。 https://www.rinya.maff.go.jp/j/tokuyou/take-riyou/index.html ■農林水産省では、竹の活用法や取り組みについて紹介しています。 https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2103/spe1_05.html 竹に関するNPO法人の取り組みもあります ■NPO法人かいろう 「竹害」との戦いにかけた第二の人生 https://www.7midori.org/katsudo/kouhou/kaze/meister/23/index.html ■みんなの想火「むすぶ、ひらく」 2022年 竹あかりを通して 日本を赤い糸でむすびなおし、未来をひらく。 みんなの想火2022 - むすぶ、ひらく - みんなの想火 (47akari.jp) ■NPO法人 竹ECO活用 伐採した竹を農業に活かす活動をしています。 企業も竹害への取り組みが進んでいます。 ■サントリーの取り組み 森づくり最前線 竹林問題 https://www.suntory.co.jp/eco/forest/protect/problem.html いかがでしたか。みなさんもぜひ近くの竹林を眺めてみてください。まず自分でできることは旬のタケノコを採って食べることでしょうか。ちなみに私は近所のタケノコをグリルで焼いて食べたり、マヨネーズもあいますよ 今後、いろいろな場での竹の活用が増えていくといいですね。そんな商品を見つけたらぜひ手に取ってみてください。 たがさぽの窓口にも展示もしてみました。みなさんとタケノコトークをしています。 身近だけど以外と知らないタケノコ問題でした。 |
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